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この小説をお読み頂き、ありがとうございます。皆様から評判が良かったら、この物語を連載にしようと思っています。
変わらない日常がイイっ!
作:りす君


“あぁ、空は青いし、雲は一定の速さで流れていく…”

授業中に、窓の外の景色を見ながらボンヤリと考える俺。
黒板には、沢山の事柄がどんどん書き込まれ、やがて消される。まるで、人間の記憶みたいだ。

「おい、黒岩(くろいわ)!聞いてんのか!」

(ヒュン!)

(コツンっ)

「イテッ!一体、何っすか先生!!」

チョークを先生に投げられた。見事に、俺の頭にクリーンヒット!結構痛い…。

「あのなぁ、来年受験生だぞ!もう少し、自分なりに自覚したらどうなんだ!」

「はい、とぅいまてぇ〜ん!」

(アハハハハハッ!)

皆の笑いを取る事に成功。これが、結構気持ち良いんだよな。



授業が終わり、放課後。俺は、部活には入ってないので一直線に家へ帰る。
家に帰ったら、ゲームして、漫画読んで、菓子食って、ゴロゴロして…あぁ、幸せだなぁ。

「はぁ…。黒岩ってホント幸せモンだよねぇ。」

「うん?」

俺の後ろには、髪をツインテールにした可愛いモテ娘さんがいた。あ、ちなみにモテ娘はソイツにたいする侮辱ね。本名は、小堺(こさかい)…何だっけ?まぁ、俺の幼馴染みでツンデレ。通称バカ。

「何だよ、小堺かよ。ごきげんよう!」

「あぁ!また私の事をそのネタで馬鹿にしたなっ!許さん!」

バカが、バカなりの報復方法として箒を持って追っかけてきた。それをヒョイっとかわして後ろに回り込む。そして…

「セイヤッ!」

「イタッ!何すんのよ!」

見事、ツインテールを掴んでひっぱってやりました、アハハ。

「グスン…ヒドイっ!!黒岩なんかさっさと消えちまえ!」

「あぁ、それを言われる前にコッからさっさと居なくなりたかったよ!」

俺とバカの言い争いはいつもの事。これが、もしも…

「グスン…痛いよぉ…もうちょっと私の髪を優しく丁重に扱ってよぉ。」

などと、可愛いボイスで言われたら即、戦闘放棄…なぁんて事になっちゃったらチョーつまんねぇ。だから、この方が面白くて楽しい。

「何、ヒトの顔を見つめてんのよ!」

「いやぁ、ホント馬鹿な顔だなぁって思ってさ!」

「ムギィ〜、もう許さない。覚悟しろぉ!」

(ブンブン)
全く、俺に当たらない箒。

「ちょっと、当たりなさいよぉ!」

バカが涙目になっていたので、

「解った、解った。俺が悪かった。」

と、なだめた。あぁ、ウケた。



帰り道、バカと家が一緒の方向なんで強制的にバカのオモリをしなくちゃならない俺。全く、こんなんが幼馴染みで正直嫌だ。

「ねぇ、クレープオゴってよ!」

「黙れ、太っちょになるぞ。」

毎日毎日、このバカは学校の帰りに俺にクレープを買わせようとする悪魔。だから、必死に止めている。これもいつもと何も変わらない。

「もうっ、ケチ!」

「ケチで悪ぅござんした!」

「フンっ!」

と、バカは言うと少し黙り込んだ。そして、口をゆっくり開いた。

「クレープ…黒岩と一緒に食べたかったの。」

バカは、明らかに顔が赤くなっていた。

「はぁっ?!」

俺が聞き返すと、バカは後ろを向いてしまった。

「小堺…お前…」

皆さん、ここで思っているでしょう?この後に二人の恋が始まるって事を。

「小堺…」

「黒岩…」

見つめ合う俺と小堺…。そして…お互いに思い思いの気持ちを伝える。





















「お前ってホント、バカだな。」





















「あたしも好きだよ…って、はぁ?!何よ、バカって!!」

「アヒャ、ひっかかってやんの!てか、俺がお前にクレープを奢る訳ねぇだろ。少しは頭を使って考えろ。それに何、俺に告ってんの?バカじゃん。頭クルクルパー!」

「何ですってぇ!待てや、ゴルルァァァァ!」



これらが俺の毎日の出来事。





















何も変わらない毎日。変わらなくてつまんないって言ってる、そこのアナタ。

変わらないって良い事なんだよ。俺みたいな変わってる生活なんか送ってみな。1日やそこらでドロップアウトするから。
だから、無理に自分が変わらなくて良いんだよ!


お読み頂き、誠にありがとうございました。
この小説について、連載にした方が良いか、はたまたこの短編で充分かを尋ねています。是非、感想共々、意見をお待ち致しております。













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