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偽りの絵〔改〕
作:ブータローの相棒


絵ーーそれは芸術

どんなに巧みな絵画でも思いは稚拙な絵画の方が込められている事が多い。
なにげない自分の似顔絵


たったそれだけの絵でも伝えるべき”何か”が必ずこもっている









彼女は、絵を書いた。
絵を書いた理由
ーーーそれは特にない。









ひまになったから絵を書いてみた。
何気なく絵を書いてみたくなった。





















衝動的に書いた絵
ーーーーそれは、”似顔絵”





上手く素晴らしく書こうと自分の人物像とは全く違う絵画を書く。
自分のあこがれの人物像を自分として描くいつわりに目覚めた彼女がいる。
自分の顔の絵を美形に描く。






ーーーしかしその美形なる顔は本当の自分の顔ではない。


















でも、作品的に輝いているとは言えない。
何か上手いとか下手の問題ではなく
作品の質が落ちている。
この絵画を見てそう感じた。

















やはり自分の人物像を偽ったからなのだろうか?
それは、”本当の自分”を見失ったからだろうか・・・・・?














今の自分を受け入れることが出来ない自分がいたから自分の人物像を偽ってしまった。
ーーー自分さえも見失っている。


本当の自分を受け入れることが出来ない最もおそろしい自分がいたことに苦々しく思う。
でも、ありのままの素顔を書けない。


そう、このまま自分の人物像を偽ったまま
本当の自分はどこに消えたのだろうか?












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