第八話〜誘拐・解決〜
博士の家に着いた灰原はメガネを探した。
数分後メガネを見つけスイッチをいれる。
「え… 米花町をさしてる…どうしてこんな近くにいるの…これ早く目暮警部にみせなきゃ…」
そしてまた灰原は走りだした。
〜監禁場所〜
「うぅ…」
コナンは目を覚ました。
目の前に犯人が二人いた。
「よぉ…お前いまからあの人のところにお招きだ喜びな!」
「あの…人…? だれなんだよ…」
「それは行ってからのお楽しみだ!」
そう吐いた後、足の縄を外しコナンの脇を二人で持ち歩きだした。
そして表に出た時、コナンは暴れ二人からすり抜け走った。
「チィ!あのガキまだあんな体力があったのか!!」
「油断したな!」
二人は拳銃を取りだしコナンに向かって撃った。
コナンの腕に無数の弾があたる。
それでも、痛みを堪えて走り続けた。二人も撃ちながら追いかけ続けた。そして一つの弾がコナンの脇腹にあたり倒れた。
(クソ…灰原…早く警察を連れてきてくれ…でなきゃヤバイ…)
意識がもうろうとするなか二人の声が聞こえてきた
「良く手を縛られてるのに走れるな。そこは誉めてやるよ!
でも、逃げるのは良くないな」
と、その時
「警察だ!!」
という目暮警部の声が頭に響いた。
「な、なぜ此処に警察が?」
二人は戸惑いコナンを抱え頭に銃を押し付け
「コイツがどうなっても良いのか? お前ら道をさっさとあけ…」犯人の一人がコナンを抱えたまま倒れた。コナンが時計型麻酔銃を撃ち込んだからだ。
「お、おいどうしたんだよ!」
倒れこんだ一人に目をむけた瞬間警察に捕まれ逃げ場を失った。犯人二人を手錠をかけた
「これで解決だな」
目暮はそういいコナンに駆け寄った。
「警部…まだ…終わってない…こいつらの仲間はもう一人居る筈…だから…」
コナンの周りは大量の血が流れていた。
「わかったから。喋るな。傷に響く」
「犯人確保」
遠くから警察の声がしてきた。
そして
「江戸川君!!」
向こうから灰原が駆け寄ってきた。
「あ…ありがとうな…又…借りつくっちまった…」
そう言いおえるとコナンは気を失った。
次に目が覚めたのはベッドの上だった
「うぅ…痛っ…ここどこだ?
起きたコナンは真っ先に灰原の顔が飛び込んできた。
「え…はい…ばら…?」
「ここ病院よ!何考えてるのよ!何沢山傷作ってぶっ倒れてるのよ!少しは自分の体大事にしなさいよ!もう少しで死んでたわよ」
「わ…悪い」
「何約束破ってるのよ。無茶しないって言ったじゃない」
「べ…別に無茶はしてねぇよ!」
「してるじゃない!傷作って死にかける事が無茶なのよ。犯人に勝てないのになんで反抗するのよ!」
「抵抗して、何も教えなかったら誰も危害うけねぇじゃねぇか!!それに灰原にも連絡付けられなかったら…今頃、あの人のところに連れていかれてたよ!!」
そう言ってコナンは咳き込んだ。
怪我に響いたのだ。まだ治ってもいないのに声を張り上げたコナンを見て、
「早く寝なさい!!
《あの人》は、多分ジンの事よ!そんな弱りきった体で何にも出来ないわ。先に回復する事を頭に叩き込んでおきなさい!」
そう言いながら睨み続ける灰原にコナンは力無しげに、
「わかったよ…」
とだけ答え眠りについた。 |