第六話〜誘拐・毛利家〜
コナンが博士の家を出て三十分
プルルルル
プルルルル
博士の家に電話が鳴り響いた
「はい。阿笠ですけど」
鳴り響く電話に食事をしていた灰原が受話器をとり応答した。
「毛利ですけど! あいちゃん?」
「ええ」
「コナン君まだそっちに居る?」
「いえ。三十分程前にそちらに向かったと思いますが……それがどうしたの?」
「それが…コナン君が全然帰って来ないの…」
蘭は泣きそうな声でそうはいた。
「え? 江戸川君が帰ってないの?」
「そうなの……私居てもたってもいられなくて……少し探したけど見当たらなくて……まだ哀ちゃんところにお邪魔してるかと思って電話したの。ごめんなさい」
「いえ。いいのよ。其より携帯とかに何も連絡入ってないの?
」
「何もないわ」
「わかったわ。今からそっちにいくから」
「うん。よろしくね」
「ええ」
ガチャ
受話器を下ろし即に博士に内容を話し準備をして探偵事務所に向かった。
コンコン
事務所のドアが数回叩かれ博士達が入ってきた。
「それで…なにか連絡はないの?」
灰原が鋭い目付きで質問した。
「ええ…無いのよ。どうしよう…もしもコナン君に何かあったら…」
「…」
灰原はなにもいえないままだった…
(もし組織だったらホントにやばいわね)
そんな事を思いながら一時間近く過ぎていった。
プルルルル
プルルルル
蘭は、電話に走り寄った。
「はい! 毛利です! コナン君? ね!? コナン君なら返事して!!」
「へっへっへ
毛利小五郎を出せ!」受話器の向こうから低い男の声が聞こえてきた。
「誰…ですか?」
「いいから出せ!!」
蘭は少し驚きながら小五郎にかわった。
「はいお電話かわりました」
「江戸川コナンと言うガキ殺されたくなかったら、今から二時間以内に一億を用意しろ! 場所は、後で電話する。用意出来ない場合、ガキの命はないと思え!」
激しく電話の切れる音がした。
「なんなんだアイツ! 急にかけてきてコナンを殺すって。しかも身代金で一億だど!!」
小五郎は怒りながら受話器をおいた。
「え! じゃぁコナン君誘拐されたの?」
蘭は涙をこらえてこに聞いた。
「あぁ、多分そうだろ。一億なんてとてもじゃないが無理だ」
「その前に警察に電話したら?」
灰原がもたもたしている小五郎に鋭く言った。
「あ、あぁ」
小五郎は灰原の言動に驚きながら警察に電話をかけた。
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