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三連休でしたので今日も投稿します。
コナン対組織
作:菜花



第三十九話〜高熱〜


(今だ!)
そう思った瞬間、コナンは男の急所を蹴り上げる。降り下ろしたナイフは腕を掠めただけだった。男の怒りは頂点を達しコナンを投げ飛ばした。コナンの体は地面に叩きつけられた。

「う゛っ」

男はよろけながらもう一度コナンに近づき、首を締め付ける。

「目障りだ! 早く死ねよ!」

それと同時に少女の声と共に警察が現れた。

「江戸川君!」

その声は灰原だった。灰原は目暮警部を始め数人の警官を連れてきた。

「直ちに武器を捨てて子供を離しなさい!」

目暮警部は説得を始めた。しかし、男はコナンの首にナイフを近づけ立ち上がり笑った。

「フンッこのガキがどうなってもいいのか? サッさと道を開けて頂こうか?」

挑発するような目で目暮警部を見た。

コナンはその間も咳が止まらず先ほどの事もあり、意識が朦朧としていた。
しかしコナンは力をふりしぼった。

「ガキ……扱いしたお返し…だ……お前は……おわりだよ」

「何!?」

その言葉と共にコナンは時計型麻酔銃を男の額に差し込んだ。
男はコナンを覆い被さるように、たおれこんだ。その光景を目暮警部達は目を丸くして驚いていた。ただ一人灰原はうっすら笑っていたが直ぐコナンに近づき話かけた。が、コナンの意識は既になかった。目だった外傷は腕のかすり傷だけだと思い少しだけホッとしたがコナンの体に触れ非常に危険な状態だとわかった。その体は、とても熱かった。

「バカ、急に走って追いかけるからよ! 今の貴方じゃこんな事出来ない事わかってるじゃない!!」

気を失っているコナンにきつく睨む。

「なんで後少しなのに、貴方はいつも、こんな目に会うの? 後一週間か二週間で解毒剤つくれるのよ? なのにどうして? ねぇ!」
グッタリしたコナンに周りに聞こえないように小声で話した。

「あの? すみません」

後ろから高木刑事が話かけた。

「コナン君どうしたんですか?」

「え? あ……ちょっと、犯人が覆い被さった時に頭うったらしく、気を失ってるだけです」

「え? じゃぁ危険じゃないですか!」

「いえ、あと三十分ほどで目をさましますから、それに博士がもうすぐきます」

「ホントに大丈夫なんだね?」

「はい」

「目が覚めたら、『警察まて来て下さい』って伝えといてくれるかな」

「分かりました」

高木刑事は、心配そうな顔を見せながら、現場へと走った。

(三十分……目が覚めるわけないじゃない……)

額に手を当てると、体温計が無くても、三十九度は越えてるような感じだった。高熱は初めてだった。今まで咳で治まっていたのだから。しかし今回は急な運動と男とのやり合いの為、最も危険な状態にさらされていた。


ーーー止められない探偵のスイッチ、まるで本能のように走っていく。
わかってた、そんな日がいつか来ること、それを止めるのが仕事の一つだった。
しかし止められなかった。ーーー

灰原の心にその言葉がグルグル回った。
体が治るまでは怪我などおわしたくなかった。どんなに小さな怪我でも負わしたくなかったのに、今のコナンは怪我もしており、おまけに危険状態まで陥っている。


博士の家に車でもうスピードで行き、コナンをベッドに寝かせた。うでの治療を施しその後直ぐに体温計で体温を計った。


四十.二度


体温計を見て博士はパニックになっている。

「博士!落ち着いて、水とタオルをもってきて」

博士はドタバタしながらも、水とタオルをもってきた。
そのタオルを水につけ、額に当てた。一通りの作業を終え蘭に連絡をいれた。隠して起きたい気持ちもあったが、二・三日で治まらないような気がして、少し事情をしった蘭に連絡をいれた。
蘭は息を切らしながら、博士の家へと入っていった。

「哀ちゃん!」

そのまま博士に誘導されて、コナンが寝ているであろう寝室に入った。その光景に蘭は佇むしか無かった。時々起こす呻き声に咳、最も最悪な光景だった。

「ごめんなさい。蘭さん……私何も出来なかった。事件が起きたとき、無理矢理にでも止めておけば、こんな事にはならなかった……本当にごめんなさい」
深々と蘭にお辞儀をした。

「哀ちゃんは謝らなくていいよ。だって、ここまで運んで、治療や看病してくれてるんだから逆に感謝しなきゃ」

「でも!!」

「どんな事件かしらないけど、勝手に首突っ込んだのは、コナン君。ちゃんと哀ちゃんがコナン君を止めたのなら哀ちゃんは悪くない」

蘭の言葉は灰原の心を中和していくかのように、穏やかになった。

「ほら、看病しよ? 目が覚めたら、『事件に首突っ込むな』って言ってあげなきゃ。ね?」

灰原は小さく頷いた。
しかし、コナンの容態は一向に危険との隣合わせだった。


ありがとうございます!!
『今日も』って書きながら今日、もう終わりですね(苦笑)

なにはともあれコナンは無事でした。危険状態ですが……

後は

看病・回復→薬投与→アポトキシン解毒剤投与→ハッピーエンド

みたいな流れかな(多分)
その前にコナンが回復しなきゃ意味ないよね……

がんばります

今日はホントにありがとうございました











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