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コナン対組織
作:菜花



第三十八話〜下校での出来事〜


〜一週間後〜
朝・登校時間

「貴方もう、大丈夫なの?」
いつもの三人から少し離れて灰原は話かけた。
「え? あぁ。大丈夫だ。それにこれ以上学校休めねぇよ」

「そう。」

「哀ちゃん! コナン君! 早く遅刻するよ」

「ええ(おう)」
二人は話を辞め、三人がいるとこまで小走りで行った。



〜下校〜

「もう、風邪大丈夫なのかよ?」

不意に元太が振り向きコナンに話かけた。

「あぁ、もう何ともねぇよ」

「でも、今日昼頃咳してたよ?」

歩美が心配そうな顔でコナンに話かけた。

「ただ噎せただけだよ」

「そっか! じゃぁ体気をつけてね」

「おぅ」

三人と別れ灰原と二人になり、コナンはサッカーボールを操りながら歩いて行く。

「ねぇ?」

「あん?」

コナンは操っていたボールを辞め手に持ち灰原を見た。

「貴方、噎せたわけじゃないんでしょ?」

確認するかのようにコナンを見た。

「あぁ」

コナンは正直に答えた。灰原に嘘は通用しないのは明白だったからだ。

「大丈夫だったの?」

「あぁ、なんとかな」

「今日は悪くならなかったから良いものの、今度からは、朝本当に調子悪かったら学校休むのよ?」

「ヘイヘイ……親みたいだな……」

コナンは小さく呟いた。その言葉は微かに灰原に届いたようでコナンを睨んだ。

「何か言った?」

「いえ……なにも」
その後無言で道を歩いた。



「キャーーーー! 引ったくりよ!!!」

少し離れた所で、女性の悲鳴が上がった。

コナンは探偵モードが入り透かさず引ったくりした人を追いかけて行く。

「ちょっ! 工藤君!! ダメ!!」

そんな灰原の言葉すらコナンの耳には聞こえていなかった。

(くそ! どこいった!?)
荒い息を静めながら必死に探す。

(いた!)

コナンは自分の限界をおし殺してまで尚も走った。

「ハァ……ハァ……ねぇ……おじさん?」

コナンは息も絶え絶えに話かけた。
「なんだい? ボウヤ」

「返してくれない……? 引ったくったもの」

肩を上下に揺らしながら一対一に向き合った。

「な、なんの話しだい?」

「惚けんな。さっき女性の鞄引ったくっただろ? 鞄はねぇみたいだけど、そのコートの中に財布はいってんだろ?」

「何か見ていたような口振りだね?」

「あぁ……ケホ……ゴホゴホ」

「フン、バレてんなら死んでもらおうか!!」


(やべ……こんな時に咳かよ……)

コナンはサッカーボールを蹴るつもりだったが力なく、地面に膝をついた。引ったくり犯はコナンに向かって歩む。右手には、ナイフを持って。
直ぐにコナンの目の前まで来た。

「偉い口を聞いたわりには、弱いな」

男はコナンの首を掴み、壁に押し付けた。


「うぅ……!」

「馬鹿が!追っかけてこなけりゃもっと長生き出来たのによ!!」

コナンは抵抗するものの何の意味も無く、ただ今以上の力で壁に押し付けられたまま、男はナイフを振り上げた。


読んでくれてありがとうございます

ハハハ(^_^;)……ごめんなさい。またコナンを傷つけてますね……

次はこの続きです。












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