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コナン対組織
作:菜花



第二十七話〜黒き訪問者〜


「お前さえ、居なくなれば、彼女は一回悲しむだけだよ」
不適な笑みを見せる同い年くらいの小さな子供。コナンは驚いて子供の方をみた。
「お前。まさか…」
「気付いたようね。そう私はスコッチ。」
そう言いながらコナンの方へと歩み寄る。コナンはまだ動ける状態じゃないため、スコッチを睨み付けることしかできなかった。
「どうして、君がここに? 」
「私は彼処にはいつもいないのよ!まぁそれで助かったんだけどね!それよりお前が居なければ、組織は潰れなかった!!今でもちゃんと薬は開発してたのに」
スコッチはコナンの前まできて怒鳴った。
「あんな悪党を見逃せるわけねぇだろうが!犯罪者だそ!人を次々に殺した組織だぞ。つぶさなぎゃ世界中が血みどろだよ」
怒鳴るまではいかなかったが強い口調で言いきった。
「人の気もしらないで!」
「残党の気持ちなんてーー」

次の言葉をいう前にスコッチがコナンの首を締め付けた。
「う゛っ」
「お前さえ居なければ!!」
その手に力が入る。
睨み合いをしながらも、寂しい顔を見せた。
「お前とシェリーを見たときに笑みを浮かべて話すシェリーを見た。組織にいた頃、あんな笑顔はなかった。私はシェリーと一番の親友だった。なのに…なのにお前が彼女を取ったんだ。
私にすら、あんな笑顔はなかった!組織が潰れたら薬のデータがなくなり、シェリーも私も元に戻れなくなったのよ!お前のせいで!」
心の中で『成る程』っと理解した。この人も『ただの子供』じゃないと気付いた。しかし気付いたところで風向きが替わるわけがなかった。コナンは力を振り絞って声を出した。
「組織にいたから…アイツは笑顔をだせなかったんだ…」
「何解かりきった事言ってるのよ!何も知らないくせに!たった、半年のくせに!!」
泣きながらコナンの首を締めていく。しかし、一瞬の隙を見てコナンは首から手を離す事に成功した。間一髪で逃れたものの、締め付けられていたお陰で発作が始まった。それでも尚、彼女に強く言い切る。
「ど、どっちが解ってねぇんだよ!アイツの気持ち」
咳き込みながらも、訴えた。意識が朦朧としていくが必死で堪える。ここで負けるわけにはいかなかった。
「解ってないのは貴方じゃない!私達は五年以上一緒にいたのよ!貴方よりずっと長いわ!」
「それで、アイツの何を知った?」
「うるさいわね!目障りなのよ!」
その瞬間、コナンのお腹に激痛が走った。スコッチがコナンのお腹を殴ったのだ。
「ゲホ、ゲホ…ゲホ」
たちまちベッドを赤く染めた。
「貴方は知らないわ!彼女に起きた悲劇を!」
「し、知ってる…ょ…」
弱々しい声でコナンは答えた。聞こえるか聞こえないかの小さな声を出そうとするが、コナンの視界はだんだん真っ暗になり、意識を失った。
「くたばったわけ、ないか。妙に運がいいから、確実に仕留めないと。」
ベッドに気絶させたコナンにロープを結び、窓から下ろした。
下には数名の部下がいた。
「そこにいて!私が降りる間にガキを確り縛っておくのよ!」
その言葉をいい残し病室を出た。病室を出た瞬間、誰かとぶつかり尻餅をついた。


「大丈夫か!? こんな時間に何してんねん」
そこにいたのは服部だった。胸騒ぎがしていたため慌てて、引き換えして来たところ、スコッチと鉢合わせになったのだ。

「見舞いにきてただけよ。」
「見舞い? 誰のや?」
「ここの人」
彼女が指を指した場所はコナンの病室だった。
「さよか…って騙されるわけあらんやろ!く、やのうてコナンに何をしたんや?」
「フッ。工藤新一。でしょ?ここの病室で寝ていた人。そうそうシェリーに伝えてくれるかしら?」
「伝えてなくても、居るわよ。スコッチ。」
灰原が少し離れたところで手を組んで立っていた。
「あら、手間が省けたわ。シェリーまた一緒に新しい組織作ろう?」
「いやよ。もう、私はそっちの世界には戻らないわ。」
灰原はゆっくりとスコッチの方へと歩き出した。
「言うと思った。じゃぁ、此処で取り引き。ここにいた彼を返して欲しいなら、彼処にきて?そして返す代わりに私と手を組んで?」
「待って!彼ってまさか!?また貴方達は工藤君を傷つけるの? 彼が何したった言うの? まだ万全とは言えない体で、五日も生死をさまよったのよ!もう彼を傷つけないで!今度こそ彼が居なくなったら…そしたら私どうすればいいのよ!」
取り乱し飛びかかろうとする灰原を服部が押さえた。
「へぇ。貴方、工藤君の事すきなっんでしょ?」
「ええそうよ!好きよ!彼の事。」
衝撃的な言葉に服部が驚いた。
「だったらあの場所に来て?その際、返事を教えてもらえる?」
「だから、私はーー」
灰原が言おうとした言葉をからかうように遮りスコッチは答えた。
「来なかったら工藤君死ぬよ。フフフ、後四日間よ。貴方がちゃんと来てくれれば彼の命助けてあげる。無傷とはいえないけどね」
「彼に手をださないで!!」
灰原の声を無視をして彼女は立ち去った。
数分後、コナンを乗せたで有ろう車が病院から走り去った。


読んで下さいありがとうございます

またコナンを拉致してすみませんm(_ _)m
前に予告していたようにスコッチさん登場です。

10月になり肌寒くなって来ました。
でも、10月はコナン祭りなので盛り上がって下さいね!
では!











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