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コナン対組織
作:菜花



第十七話〜組織・コナンへ質問〜


コナンは監視カメラ以外何もない部屋を見渡した。
(何か、犯罪を犯した人みてーだな。ハハ)
そんな事を思いながら部屋の真ん中で力なしげに笑った。本当なら灰原に言わなきゃいけない大切な話しだってあった。そして、連絡手段さえなく連れてこられてから約三時間がたちコナンに限界が近づいて来た。
(あー、まじで気が遠くなりそうだぜ…)
そう思ってから数分後コナンはバランスを崩し床に倒れた。頭の回転が鈍る。
《何もしたくない、ただそこで寝ておきたい》そう思ってしまったのが間違いだった。コナンはそのまま深い眠りについた。

〜二日目・午前八時〜
体が揺れていることにコナンは気付き目を覚ました。
「う゛ぅ。え…?」
「起きたか?良く寝るガキだぜ。」
「おじさん?僕を…何処に連れていくの?」
見知らぬ人の背中にコナンはいた。まだ、あの部屋のせいで頭がハッキリしていないコナンは状況を掴むことが出来なかった。というより昨日連れてこられた後の記憶がほとんどなかった。
「ジンって言う人のところさ。」
「ふーん、そっか。」
コナンは頭をフル回転させて今の状況をやっと思い出し理解した。
しかし、理解したが暴れる体力も、それ以上考える気力もなかった。
其のままの状態で暗い道を進み一階へと続く階段を上り、ジンのところへと連れていかれた。
「ジン様。連れてきました。」
「入れ。」
「はい!」
男の言葉にジンが反応した。
そして、ジンのところへ行き、椅子にコナンを座らせ一礼をして立ち去った。
ジンはコナンに目を向け低い声で質問をした。
「よぉ。お前が《江戸川コナン》か?」
「あぁ」
コナンもジンに目を向け、はっきりした声でジンに答えた。
「じゃぁ本題に入るぜ? お前=工藤新一か?」
「ちがうよ!」
コナンは即答した。
その言葉がジンに刺激を与えたのか、乾いた銃声と共に、頬に痛みが走った。

そして、頬から一筋の血が流れた。コナンは驚きの顔でジンを見詰めた。
「今はもぅいい!頭冷やしにいくぞ。」
コナンはその意味がわからなかった。
そして、部下を呼び、コナンの両腕を持ち歩かせジンと共に、『溜め池』
のようなところへ連れていかれた。
コナンはハッとした。何をされるのか池の前に来て気付いた。しかし、抵抗しようとはしなかった。そしてジンはまた同じ質問をする。『工藤新一』かっと。そう問われてもコナンは『違う』と言い切った瞬間、顔を水に押し込まれた。
抵抗したが手が塞がれた状態でなにも出来ず数十秒程度押さえつけられたまま放置され、引き上げられ、また同じ質問をされた。その繰り返しを三回やっても否定し続けた。
必死に()え息を切らすコナンにジンは笑った。その後、コナンを睨み付け肩に向かって銃を放った。いつもなら身軽に避けれる弾も今のコナンには、そんな体力は残っていなかった。コナンが顔をしかめた時、勢いよく顔を池の中に押し込まれた。この時大量に水を飲んでしまった。そんな事お構いなしに、更に押し込まれ血が出てる肩まで池に浸けられた。
池が少しづつ赤くそまって行く。
傷に当たる水の痛みに徐々に気が遠くなっていき気を失いかけた時、引き上げられた。
引き上げられたコナンは安心して、そのまま気を失った
「処せんガキはガキだな。」
高笑いをしながら部下は、コナンを床へと置いた。
その床に血の道が川のように出来上がった。
「フン、気がつくまで、あの部屋に閉じ込めとけ!まぁ、生きてたらの話しだが!」
ジンはコナンを見ながら吐き捨てた。
「はい、しかし本当にガキは工藤新一なんですか?」
「あぁ指紋の承合はもうとってある」
この言葉を聞き部下は驚き疑問を口に出した。
「しかし、分かってるのになぜそのまま生かすのですか?」
「コイツから直々に告白してもらう。後、こいつはシェリーを匿っていると俺は思う。」
「其を吐かせるんですね」
「あぁ。」
「でもシェリーはあの方の娘。勝手なまねしていいのですか?」
「お前には関係ない!」
あくまで何も話そうとしない、ジン。部下にとってなぜそこまで殺したがるのかわからなかった。もしかしたら《コナンを一発で殺さずジワジワ苦しめるのは、他に意味があるのでは?》と部下は思った。
そんな会話が終わりコナンは部屋へと連れていかれた。
目を覚まして時計を見ると午後八時をさしていた。
「俺、昼からずっと気を失ってたんたな」
体を動かした瞬間肩の痛みに気付き顔を歪め反射的に手を肩に置こうとしたが動かせずに痛みに耐えた。

肩は軽い傷だったがそれでも痛みはあった。肩の傷を治療する事も出来ない応急措置すらできない状況はキツいものだった。そして、またあいつらはコナンのところにやってきた。
「出ろ」
その一言でコナンが動こうとしたが、
肩の傷と酸欠の関係で体が思うよに動かずその場で倒れた。
「ハァッ自分で立てねえのかよ。」
「うるせぇよ」
睨むコナンに高笑いをする彼らにコナン叫んだ。
「何のために俺を招いた!? 俺が工藤新一ならなんなんだよ!? 関係ねぇだろ?」
「大有りだよ!」
そんな言葉がかえってきてコナンは驚きを隠せなかった。両手がふさがった状態でコナンは一生懸命立ち上がった。
「他に聞きたいことは無いのかな?ぼうや?」
子供扱いされた事に怒りが頂点に達してわめいた。
「俺に、質問攻めしてどんな特があるんだよ!! 」
息をきらしながらも必死に質問をした。
「さぁね、質問に拒否らず答えたら最後にわかるんじゃねぇか? 何故お前を拉致したのかがな」
そう言い壁を支えにしてるコナンの腕を持ちまた何処かへつれていかれた。
コナンは少し考えた。そして自分はシェリーをつる餌だと思った。その後、つれていかれた場所には、ジンやウォッカがいた。

ジンはコナンを真っ直ぐ見て質問をした。
「もう一度聞く!お前は工藤か?」
コナンは遂に肯定した。
「ハン!やっぱりな」
「やっぱりってなんだよ!?」
コナンは息をきらしながら怒鳴った後、自分の前に一枚の紙が置かれた。コナンは無言で見た。
それは指紋を承合された紙だった。
「隠さずとも知っていた。サッさと吐けば怪我なんぞせずにすんだのだ!」
ジンはそう言い注射器をとりだし、コナンに近づいた。コナンは抵抗しようとしたが、ウォッカに肩をもたれ身動きが取れなくなった。ただ痛みに耐えるしかない状態の中、何かを首筋に注射された。
「な、なに…し…」
せっかく言った言葉も、もう言葉ではなかった。そして次第に瞼がしまり床に崩れ落ちた
「部屋に入れとけ」
「はい」そして部屋へと連れていかれた。


こんにちは〜
ちょっと遣りすぎかなって思ったのですが、もし組織に捕まってしまうと此くらいされるかなって思います。しかも、まだまだコナンが苦しみますp(´⌒`q)

さて、ジンがコナンを誘拐して殺さず苦しめる理由。実際どんな理由なんでしょうね?
考えてみて下さいね☆











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