第十話〜平和な日〜
〜一ヶ月後〜
「やっと退院ねコナン君」
「うん!」
蘭がとても嬉しそうに話すのを見てコナンもたま満面の笑みで返事をした。
〜毛利家〜
「よぉ!やっと退院したか。」
小五郎が新聞を読みながら言った。
(何か久しぶりな感じがするぜ。あの時博士の家から帰ろうとして捕まっちまったから一ヶ月とちょっとここにいなかったんだよな〜)
コナンが見渡していたら台所から声がきこえた。
「コナンく〜ん。退院祝いに大好物作ってあげるから待ってね!」
「あ、ありがとう」
コナンは照れくさそうに言った。
(まぁ、今日くらいはのんびり暮らすか。また何が起こるかわかんねぇし…)
コナンは腕の無数の後傷を見ながらそう思った。
「あ…コナン君まだ傷痛むの?」
台所からヒョッコリ現れた蘭は心配そうに言った
「違うよ!傷はもう治ってるから大丈夫だよ」
「そう? じゃぁ席に着いてご飯出来たから!!」
「うん、ありがとう!」
コナン達はいつも通り楽しくご飯を食べ始めた。
「ねぇコナン君明日から学校だけど一日休む?」
「え?いいよ!もうピンピンしてるから明日から学校行くよ」
「そっか。でも気をつけるのよ!まだ体だって鈍っているんだから」
「うん!心配してくれてありがとう!! じゃぁもう寝るねお休み。」
「えぇ。お休みコナン君!」
コナンは寝室に行き布団に入った。
布団のなかで今までの事を振り返りながら思った。
(俺以外傷つくような事がないようにしっかりしなきゃ! 灰原と約束したしな! 俺は何がなんでも絶対死なない。待ってくれてる人もいるし、光を見せる役割もあるからな)
もう一度傷を見てコナンは決意を決めた。
そして眠りについた。 |