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  人間村 作者:六角オセロ
はい、が長い!
きょん姉さんたちは、大通りから高野山病院を通って帰って来た。
「人間村に人が集まっているわ!」
「猿狩り小次郎、人間村に落ちたのかしら?」
「落ちたのは、小次郎じゃなくって、ムサシって言ってたわ。」
「人がいっぱいだから、とにかく小屋に入りましょう。」
「はい。」
福之助は状況が分からないので、終始黙っていた。姉さんたちは、ログハウスの中に入った。玄関前のササユリが、帰りを喜ぶように揺れていた。
「これじゃあ、仕事なんて出来ないわね~。」
二人はテーブルの椅子に座った。「少し休みましょう。」「はい。」
姉さんはアニーの顔を見た。「なんか飲みます?」「そうね~、紅茶がいいわ。」
「福之助、紅茶を二つ頼む!」「は~~~~~~い!」
「はい、が長い!」「はい!」
「おはぎでも食べましょうか?」
「わたしはいいわ。葛城さんどうぞ。」
「えっ、そうですか。じゃあ遠慮なく。」
「福之助、おはぎも持ってきてくれ。二個!」
「は~~~~~~~い!」「はい、が長い!」「はい!」
アニーは笑っていた。
「さっき食べたばっかりなのに、よく入りますね。」
「はい。そりゃあ、もう!」
「そりゃあ、もう?」
「そりゃあもう、青春真っ盛りですから!」
二人は、顔を見合わせ、大笑いした。
「とっても頼もしいわ。」
「ありがとうございます!これからも、よろしくおねがいします!」
二人は、顔を見合わせ、大笑いした。
「葛城さんと、仕事が終わったら別れるなんて、残念ですね。」
「そうですね~~。」
姉さんは、少し悲しくなってきた。アニーも目頭を押さえていた。
福之助が、紅茶とおはぎを持って来た。
「はい、どうぞ!」
「ありがとう!」「ありがとう、福ちゃん!」「どういたしまして。」
「福ちゃんと別れるのも悲しいわ。」
「どういたしまして。」
「どういたしまして?なんだそりゃあ?」「変ですか?」「変だよ!」
二人は笑っていた。
「日本に来たら、是非遊びに来てください。」
「絶対に行くわ。」
「今日は何もしなくていいんですか?」
「これじゃあ、何も出来ないでしょう。さっきここに入る前に、カメラで人間村方面を撮影しておいたわ。これを情報と一緒に提出しておけば大丈夫です。」
「そうですか。」
「今日は、ゆっくり休みましょう。」
「はい。」
「わたし、一時間ほど寝るわ。何かあったら遠慮なく起こして。」
「はい。」
アニーはソファーに寝転んだ。姉さんは、おはぎを食べていた。福之助は姉さんを見ていた。
「おまえ、何見てんだよ!」
「食いしん坊ですね~~。」
「うるさい!あっち向いてろ!」
「は~~~~~~~い!」「はい、が長い!」「はい!」



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あんた、頭が硬過ぎるよ!
">
作画:11さん(どうもありがとう!)


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