解決への糸口
遺体が現場から運び出され、910号からビッグワンの医務室に運び込まれる。そしてユキによる検死が行われた。
その間に、他の隊員(学やルイ達)たちが乗客からの聞き取り調査や、現場の鑑識作業(アイの担当)を行う。その手際の良さは、新一が今まで見てきた各惑星の警察よりもすばらしい物であった。
(さすがはSDF,そこいらの警察よりもすげえ。)
ふとそんな事を考えてしまう新一であった。
しばらくして、隊員がバルジと新一のもとに集まってきた。検死と、車内調査の結果が出たのだ。
ユキ
「被害者の死因等については、工藤さんの言われたとおりでした。」
アイ
「体内に特別、薬品などが混入された形跡もありませんでした。」
検死にあたった2人の報告は、ほぼ新一の推理どうりであった。
隊長
「被害者の身元については?」
これは新一も一番気にしているところであった。
ユキ
「被害者は惑星グレア出身のチャールズ・ヘンダーソン34歳と判明しました。現在、管理局に、詳細なデータを求めています。」
隊長
「わかった。管理局からの連絡がありしだい、知れせてくれ。」
ユキ・アイ
「了解!!」
そうして、医療・鑑識担当の二人はビッグワンに戻っていった。
隊長
「次に、有紀、ルイ。車内調査の結果を言ってくれ。」
学
「はい。1から5号車までの乗客の聞き取りと持ち物検査を行いましたが、特に不審な点は見られませんでした。」
ルイ
「6から9号車も同じでした。」
隊長
「そうか。」
報告を信じる限り、今のところ乗客の中に不審者は見当たらない事になる。
新一
「ところで、有紀さん、ルイさん。頼んだ方はどうでした?」
ここで、バルジ隊長は怪訝な顔をした。
隊長
「なんですか、それは?」
新一
「実は、現場のトイレに行った人物を調べていただいたんです。」
なるほど、現場に行った人物の中に犯人がいた可能性は高い。
隊長
「なるほど、では有紀、ルイ。そっちの方はどうだったんだ?」
学
「はい。調査の結果、3人いました。ですが、その3人はいずれも凶器らしき物は持っていませんでした。」
隊長
「そうか・・・・・だが、一応話は聞いておきたい。すまないがその3人を連れてきてくれ。」
学・ルイ
「了解!!」
2人はその場から直ぐに離れた。
と、そこで、バルジの携帯無線機に連絡が入る。
隊長
「オレだ。・・・・・・うん。・・・・・・・・そうか、わかった。」
そうして、会話を終える。
新一
「何かわかったんですか?」
隊長
「ええ。偵察にでたコスモセイバーのパイロットからの報告では、軌道上に凶器らしき物が捨てられた形跡はありませんでした。それと、管理局から被害者に関して重要な情報が入りました。」
新一
「重要な情報?」
隊長
「ええ、実は・・・・。」
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