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銀河鉄道殺人事件
作:山口多聞



SDF捜査開始


 





ビッグワンと910号が連結し、バルジ隊長を始めとする隊員達が次々と乗り込む。
 隊長
 「SDFシリウス小隊、ただいま到着いたしました。隊長のシュワンヘルト・バルジです。」
 車掌
 「感謝します。」
 2人は互いに敬礼する。
 隊長
 「早速ですが、現場へ案内していただきたい。」
 車掌
 「はい、こちらです。」
 車掌はバルジたちを事件現場に案内する。
 隊長
 「ところで、遺体には、誰も近づけていませんね。」
 車掌
 「いいえ。実は私立探偵の方が乗られていたので、捜査協力を。」
 隊長
 「探偵?」
 バルジが怪訝な声をあげる。
 車掌
 「ええ。あ、あの方です。・・・・・工藤さん。SDFシリウス小隊が到着しました。こちらは隊長のバルジ氏です。」
 車掌に言われ、新一はバルジの前に出る。
 新一
 「始めまして。一級探偵の工藤新一です。銀河鉄道からも公認を受けています。失礼ながら簡単な捜査をしました。もちろん、現場は荒らしていません。」
 新一は身分証を見せる。
 隊長
 「そうでしたか。ご協力感謝します。私はSDFシリウス小隊隊長のシュワンヘルト・バルジです。」
 ルイ
 「え!工藤新一。」
 驚きの声をあげたのは後ろにいたルイだ。
 学
 「なんだよルイ。」
 ルイ
 「やだ有紀君知らないの。工藤新一って言ったら、17歳にして数々の難事件を解決した少年探偵よ。TVでよくやってるじゃない。はじめまして。お会いできて光栄だわ。私はルイ・フォード・ドレイク。」
  学
 「俺は有紀学。よろしく。」
 2人はそれぞれ新一と握手する。
 新一
 「こちらこそ、よろしく。」
 隊長
 「おい!俺たちの任務は事件の解決だ。そういうことは後回しにしろ。」
 2人(学・ルイ)
 「了解!」
 しばらくして、ユキをはじめとする医療班が乗り込んできた。
 その医療班の1人を見て、新一は声をあげた。
 新一
 「あ、お前はアイ。」
 そこにいたのは、同郷出身の宮野アイであった。
 アイ
 「あら、工藤君とまさかこんなとこで会えるなんて。」
 その喋り方はどこか冷めている。
 新一
 「おめえこそ、銀河鉄道に就職したとは聞いていたが、まさかSDFとはな。」
 アイ
 「まあつもる話はまた後で、仕事があるから。」
 そう言って、アイは行ってしまった。
 (かわいくねえ女。)
 そんな事をふと思っていると、バルジ隊長から声をかけられた。
 隊長
 「ところで、工藤さん。」
 新一
 「あ、はい。」
 隊長
 「今の所判っているだけでいいです。あなたの今回の事件に関する考えを聞かせていただきたい。」
 バルジ隊長は早速事件の捜査にかかった。
 新一
 「はい。まず今回の事件は、外見からの判断では、被害者の心臓を鋭利な物で刺した刺殺。被害者はおそらく即死です。ただ、凶器は見つかっていません。」
 隊長
 「では、凶器を犯人がまだ持っていると。」
 新一
 「その可能性が高いです。」
 バルジ隊長はそう新一が言うと、学とルイに指示を出す。
 隊長
 「有紀、ルイ。2人は分隊を率いて、金属探知機による乗客の持ち物検査を行ってくれ。それと、不審人物に関する聞き取りもだ。」
 2人(学・ルイ)
 「了解!!」
 こうして、SDFによる捜査が開始された。
 
 
 












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