エピローグ
その後、デビットの神業的操縦と、学の的確な迎撃を続けたおかげで、ビッグワンはなんとか無事に流星群を突破することが出来た。
そして元の空間軌道に戻り、無事、910号の停車駅である惑星ベイカに到着した。
新一もここで下車だ。
駅ではここから先へ向かう乗客へ、代替列車の案内や、切符の払い戻しに駅員が追われていた。
新一はその光景を横目に見ながら荷物を持ってビッグワンからプラットホームに降り、改札に向かおうとする。
?
「工藤さん。」
後ろから声をかけられた。
新一が振り向くと、そこには学が立っていた。
学
「事件解決のご協力、感謝します。」
ピシッと直立不動のまま敬礼する学。
新一はそんな彼に少し微笑みながら言う。
新一
「いえ、自分はまだまだですよ。今回の事件もSDFが早期出動してくれたから解決できたようなものです。それに皆さんがいなければ自分が今ここに立っていることもなかったでしょう。こちらこそ感謝しています。」
学
「・・・・・そうですか。また、いつかお会いできる日を楽しみにしています。」
新一
「ええ、またお会いしましょう。では。」
新一はそうして学と別れ、改札口から外に出た。
改札を出てしばらく歩くと空から汽笛の音がしてきた。見上げると、ビッグワンが煙を引いて、上昇していくところであった。
新一
「SDFか・・・・・・さあ蘭の所に急がないと。」
彼は再び歩き出した。 |