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銀河鉄道殺人事件
作:山口多聞



戦闘


 
 ルイ
 「流星群、数え切れません。すごい数です。」
 ルイの悲鳴にも似た声が指令室内に響く。
 バルジ
 「有紀、戦闘用意!!ビッグワンに直撃する可能性のある流星を排除する。」
 学
 「了解!!」
 戦闘パートの学がすぐに武装システムのチェックをする。
 バルジ
 「主砲用意!三式空間榴散弾装填!!」
 ビッグワンの4両目には3連装の主砲を三期搭載した砲塔車両が連結されている。バルジはそれの使用を決めた。
 学
 「了解、主砲三式空間榴散弾装填!!」
 主砲塔が旋回し、砲身が仰角を上げる。
 ルイ
 「流星群、射程距離に入りました。」
 バルジ
 「主砲発射!!」
 学
 「発射!!」
 発射トリガーが引かれ、すぐに9条の青いビームが伸びていく。しかし、それはすぐに分散しすさまじい光の壁となった。
 その光の壁が隕石を粉砕する。
 新一
 「す、すごい。」
 モニターに映し出されるその光景にしばし唖然としてしまう。
 ルイ
 「流星群の75%を排除。残り25%はなおもビッグワンに接近中!!」
 バルジ
 「コスモバルカン迎撃用意!!」
 学
 「了解!!」
 客車側面の屋根が開き、ズラリと並べられた30mmコスモバルカン砲が姿を現した。
 学
 「掃射!!」
 銃身が回転し、黄色い細い光の粒がすさまじいまでの弾幕を作る。
 それらが一つ、また一つと隕石を捉え、破壊していく。
 だが、それら迎撃網をかいくぐり、ついに隕石の一部がビッグワンを直撃する。
 すさまじい振動が列車を襲った。
 バルジ
 「ダメージチェック!!」
 デビット
 「機関部異常なし、戦闘速度維持できます。」
 ユキ
 「第6号車両に直撃、幸いシールドで防ぎきりました。乗客に異常はありません。ですが、シールド損傷、出力70パーセントに低下しています。」
 学
 「武器系統その他は異常なし。」
 幸い致命的なダメージは受けなかったようだ。だが。
 ルイ
 「流星群第三派が接近、最大規模です!!」
 バルジ
 「落ち着けルイ。もっとくわしく報告しろ。」
 バルジに諭され、ルイが冷静さを取り戻す。
 ルイ
 「すいません。数は概算だけで先ほどの二倍。大きさも非常に大きいです。」
 数はともかく、大きいのは非常に問題である。
 たとえ数メートルの大きさでもその破壊力は無視できない。
 バルジ
 「それほどだと武装だけでは無理だな・・・・・・・・・よし、こうなったら。」
 全員
 「??」
 バルジ
 「無軌道走行用意!!」
  

 
 












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