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女勇者セレス 作者:松宮星

剣と仲間と

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あなたがいれば 《アジャン》

 アジャンさんは………
 赤毛の戦士とか、赤毛の傭兵と、よく呼ばれます。本当に見事な赤い色の髪です。炎みたいな色ですねって言ったら笑われちゃったけど。


 最初は気むずかしいおっかない人かと思ったんだけど、とても親切な、やさしい方です。ケンカの仕方とか、体術とか、旅のコツとか、馬の世話や手入れ、獣のさばき方、それにバクチとかワイダン(よく意味がわからないんだけど)とかいろいろ教えてくださるし………


 セレス様やナーダ様とは、しょっちゅう口ゲンカしてるけれども………
 オレ、知ってます。アジャンさんは、ひねくれたしゃべり方が好きなだけだって。
 仲間の誰かが危機とわかると、アジャンさん、すっごく真剣な顔で助けに行くし………
 本当は、セレス様やナーダ様のこと、好きなんですよね、アジャンさん。





「又、娼館に行くの?街に着く度に行くのね」
「抜かなきゃ、体に悪い」
「下品ね!」
「セレス、放っておきましょう。アジャンは淫らな獣欲を娼館へ行かなきゃ処理できないのです。ここで娼館通いを禁止しようものなら恐ろしい事になりますよ」
「恐ろしい事?」
「行き場のなくなった性欲が鬱屈し、性犯罪に走るとか」
「おい」
「行き場のなくなった性欲が暴発し、漏らしちゃうとか」
「するか!」
「行き場のなくなった性欲が暴走し、セレスを襲うとか」
「それだけは絶対にない!」


(………………)


 シャオロンは小首を傾げていた。
 時々、三人の言葉(共通語)は、さっぱりわからなくなる。専門用語が多くなりすぎると、まったくわからないなあ、と。
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