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勢いでやってしまった、今は反省している。でも後悔もしている。
本当にあった飛び降り事件
作:(ヽ´俺`)


小学生にとっての友達の価値観なんて物は、一緒に遊んでいて楽しいか楽しくないかのどちらかで決まる。


誰だって一緒に遊んでいて楽しかったらまたその人と一緒に遊びたいと思うだろうし、

逆に楽しくなかったら次はその人と一緒に遊びたくないと思うのが普通だ。



ちなみに僕はその内の“楽しくない”と思われる分類の子供だったらしい。





まぁ少し理由を話そう。



当時の僕は生れ付き足が弱かったのもあり、鬼ごっこやサッカーが苦手だった。

それにドッジボールやキャッチボールもボールがとれないうえに的が大きい……要は太っていたので当てられ易くて嫌いだった。


…………と言うか運動系の遊びは殆んどが大嫌いだった。

うん、だって疲れるし。



 
それに僕は性格にも問題があったんだ。


僕は太っていた……っと言っても今も太っているけどね。



まぁそんなデブがクラスの中に一人でも居たら子供たちはどうするかな?



そりゃもちろん馬鹿にするよね。デブだの豚だの色々言ってね。



でも所詮は子供の言う言葉、笑って誤魔化せばいい。





だけどよく考えてほしい。当時の僕もまだ“子供”だ。






僕はその“デブ”だの“豚”だの言われるのが大っ嫌いだったらしく、何故かムキになって言い返してたらしい。

そしてそれを面白がってまた馬鹿にしてくる奴らが居るもんだから僕は……






泣きながら暴れて、

周りに物を投げて、

誰かを怪我させて、

先生に怒られて、

さらに家に帰って親に怒られる。



何てことをよく繰り返していた。


今思うと小学校の頃の先生は火の元の生徒より爆発元の僕ばっかり起こってたな……



まぁそんなことは置いといてさ。






こんな迷惑な糞肉餓鬼なんかと遊びたいと思う物好きなんか居るわけないよね(笑)






 
そんなこんなで小学生の僕には友達と呼べる友達が殆んど居なかったってことさ。






っと、ここで話を題名通りの本題に入れるが、その事件は僕が小学四年生の時に起きた。






 
と言うか起こした。






 
僕にとっての四年生の時と言うのはあまり良いことがない頃であってね。

何故ならその年の同じクラスには僕の苦手なタイプの人間が多かったからなんだ。


まぁ今までの学年(一年、二年、三年)の時も居たっちゃ居たけど……

四年生の時はさらに、数少ない友達も特に少なかったんだよね。



あ、因みに僕の苦手なタイプの人間って言うのはね。


人の事をバカにして笑いを取るのが大好きで相手の気持ちを気にしないような奴や、

ルールを破るのがカッコいいなんて思っているような奴、


とかのこと。



まぁ今ならそんな奴らの事も笑って誤魔化すことが出来るけど、

何せ当時の僕は馬鹿正直な餓鬼だ。



笑いのネタにされればマジギレしてたし、

ルールを破っている奴を見たらわざわざ先生にチクったり、

授業中に五月蝿かったら勝手に注意なんかしちゃってたんだよね。








他の奴らからしたら僕の方がウザイって言うの(爆)





 
話がずれてしまったので元の話に戻そう。

とりあえず苦手なタイプの人間が多かったその時は毎日ストレスを溜めがちだった。

さらに家に帰ってもその頃は特に両親の喧嘩が激しい時期で家でもストレスが溜まりっぱなし。



今考えるとあの時は結構な鬱状態だったかもしれないや……



そんな状態で事件の日は来た。


その日もいつもの様に朝に学校に登校したが、先生の用事で朝の会(高校で言うショートホームルームの時間)が自習の時間になった。


しかし、周りの奴らは所詮小学生なんだから自習の時間なんか静かに過ごすわけがない。


だけど僕はそれがとても気に入らなくて少し大きな声で。
「静かにしろよ!」と言った。

でも周りの奴らが静かになる雰囲気はない。

もう少し大きな声で
「だから静かにしろよ!!」と言う。

聞こえた奴が何人か居たみたいだが、「またか……」といった顔をして無視をする。


そこでキレた僕は完全に公害レベルの声で。


「 静 か に し ろ っ て 言 っ て る や ろ が ぁ ぁ ぁ ぁ ぁ ぁ ! ! ! ! ! 」



と言った。






いい忘れてたけど、実は僕関西人ね



まぁそんな鼓膜が潰れるような声出されちゃ他の皆も黙っちゃいない。

クラス全員で

「お前の方がうっさいんじゃボケ」
だの

「もっと小さい声で言えやデブ」

だの

「豚は静かに勉強してろ」

だの集中砲火ですよ。





二回目の言葉は毎回言われるけど俺が最初小さめの声で注意してたの知らないんかな……


っとまた話が脱線したが問題はその後。

何故か知らないがクラスの皆の言葉がいつもより酷くなっていった。


「つーかお前ホントウザいんやけど、死んでくれん?」

「ホントや、死ね死ね」


『しーね、しーね、しーね』

なんか死ね死ねコールが出来上がってた。



自習の時間で先生も居ないのでそのコールはずっと続く。

男も女も関係なくみんなで仲良く死ね死ねコール。

そしてそれを受けるのは僕。 





子供って言うのは簡単に死ねと言うから困る。


まぁ本心じゃないんだろうけど。



でも当時の僕は本当に悲しかったね……


だって死ねだよ? しかもクラス全員で?

その時の僕は学校に居ても楽しくないは家に帰っても家族はギクシャクしている状態。


しかも家でも家族の内扱いは悪い方だった。


まぁその頃三兄妹だったんだけど、

長男である兄貴は初めての子供。

長女である妹は初めての女の子。

そして次男である僕は二番目の男の子、二番煎じであるわけだ。


親も意識はしてなかったかもしれないが、やっぱり僕にだけは態度が冷たかったと思う。


だからその時僕の頭の中には“生まれてこない方が良かった”何て考えが入っていた時期だった。





そんな時に皆に“死ね”何て言われるんだよ?












「じゃあ本当に死んでやろう」って気分になっちゃった、テヘッ☆








教室を飛び出した僕は同じ階にある渡り廊下に出た。


僕の学校の渡り廊下からは屋上に繋がっててね、そこから僕は屋上に移り飛び降りる準備をした。



でも、まだすぐには飛び降りない。


何故なら、その時の僕の頭には完全に“死んで他の奴らに言葉の重さって言うのを思い知らせてやろう”といったことでいっぱいだった。


だから皆が追い付くのを少し待った。






案の定渡りしばらくしたら廊下には野次馬がいっぱい来ていた。

クラスの奴らから隣のクラスの奴ら。そして他学年の人たちまで来ていた。



ステージは完全に出来ていた。










そして僕はそれを確認して飛び降りた















 
ら良かったのにね。



………………………
………………
………
そうさ、僕は飛び降りれなかったんだ。


でも、別に怖かった訳じゃないよ。



ただあることが原因で飛べなかったんだ。



 
まぁそれも込みでその当時の僕に視点を移してこの話を終わらせたいと思う。


と言うことで過去の僕、
後は任せたZE☆











――――――――――――――



 
うわ、ちょ、キモッ!

なんか今キモいメッセージみたいなのがボクの頭に来たんだけど!






 
まいっか、そんなことより早く死んで楽になろう。


あぁー、思えば楽しくない人生だったなー。

って言ってもまだ10年しか生きてないけど。


ようち園の頃からイジメられるわ家でお父さんとお母さんは“りこん”する“りこん”するさわいでるし。



何もいいことがなかった気がするなー。



 
あぁー、でもゲームしてるときは楽しかったな。

後マンガ読んでるときも。



そう言えばあのマンガまだ終わってないから続き読めないや。


あぁー、読みたかったな。






いや! ボクは死ぬんだ! そんなこと忘れるんだ!!









 
あっ、やっとみんな来たや。


はははっ、アイツホントにこんな事するなんて思ってなかったからおどろいてやがる。


じゃあ後は飛び降りるだけだな。



あぁー、お父さん、お母さん、そしてクラスの奴ら。


うらむなら自分をうらんでね。

じゃあさようなら。





















って ま て ぇ ぇ ぇ ぇ ぇ ぇ い ぃ ぃ っ ! ! ! ! ! !















 
 こ こ 二 階 じ ゃ ん












うわぁ……よくよく考えたら二階から飛びおりてもそんなかんたんに死ねないじゃん……ただ痛いだけじゃん……



 
あぁー、四階に行こうにも人いっぱいいるしもどれねぇ……





ん?



「おいおいwwアイツがやっと死んでくれるらしいぜwww」

「うはwwマジでwwwヒャッホーイwwww」



『しーねwwwしーねwwwしーねwww死んじゃえーwwww』









 
えぇぇぇぇぇぇぇぇ!!?

普通こういうじょうきょうの時は止めない!?

つーかおい! 他学年の奴まで一緒になっていってるじゃん!?

何でだよ!? ボクあんたの顔知らないよ!?






なんかここで死んだら逆によろこばれるような気がしてきたや……これじゃ後かいさせてやろうっていう計画が台無しじゃん……












もういいや…………死ぬの止めよ……





――――――――――――――



そして僕はこの後クラスの皆から

「怖いから死ねんかったんやろ〜」

だの

「死んでほしかったな〜」

だの言われ、余計に色々言われるようになり。今でもネタにされるようになりましたとさ。



 
〜〜〜〜(終わり)〜〜〜〜


あれから数年間、一応自殺未遂もなく僕はなんとか生きています。













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