第40話 その頃の紅蓮は…
ユウキによってマキガ村にもどされた紅蓮は…
「おい、どうした紅蓮。片腕ねぇじゃんか。」
無法者Aが紅蓮を見つけた。
ここは、犯罪を犯したことのある者が集まるマキガ村。
何回か政府の犬(国家警察)に襲撃されているが、全て紅蓮によって返り討ちにされているため、最近の犯罪者達に安全地帯と言われている。
「創造龍を殺ってくるって張り切っていたじゃないか。」
「いやルザス、奴の首はきりおとしたはずなんだけど、邪魔されて傷が残っているけど殺り損ねた。」
「まさか、お前が殺り損ねるとは…」
ルザスと呼ばれた男は、ごつい腕を組んだ。
腕には昔ついたたくさん傷がある。
「そう言えば、最近グーガル博士が面白い物を発明していたな。」
「何だその発明とは。」
紅蓮がルザスの話にくいつく。
「まぁ、ついてこいよ。」
紅蓮とルザスはマキガ54丁目を目指し、歩き始めた。
10分後
「ついたぞ。グーガル博士~居るか~
」
ドンドンドンとルザス扉をノックする。
「なんじゃ、騒々しい。」
グーガル博士が家から出てきた。
「実は、紅蓮に最近できた発明品を見せてやれないか?」
「そうじゃな、まぁいいじゃろう。」
グーガルは、家にルザスと紅蓮を招きいれた。
紅蓮の前にはよくわからないのものかある。
「これはクローンを作るための装置だ。」