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今回は何と2本立て!!
第9話 カンドウシマシタ!!
「あのバカ母遅刻しそうなのに昨日のインタビュー映像見せてなに考えてんのよ?」
「いつものことじゃない」
と僕たちは急いで登校していた。
そして僕はなにかにぶつかった。
「いたっ」
それは僕には得体の知れない巨大な生物にしか見えなかった。
「ば、化け物!!」
と思わず茜の後ろに隠れてしまった。
「ちょっと何やってんのよ?」
「ば、化け物が。そ、そこに」
私は周りを見回したが、龍二がいうそれはどうみても人間にしか見えなかった
「何言ってんのよ? こんなときに。すいません」
と私は謝った。
その生物いやその人は金髪のサラサラヘアーで青い目。僕よりはるかに長身でカッコイイ外国人であった。
「ほら、龍二のせいでこの人困ってるじゃない。謝りなさい」
と僕は茜に首根っこつかまれその人の前に出された
「ごめんなさ……ひぃ〜」
とまた茜の後ろに隠れた。
「ちょっと何かくれてるの?」
「だって」
「だってじゃない!!」
と胸倉をつかまれる僕。
「バケモノとタタカウヒロイン……マケテシマッテ、ソノバケモノニ、アラレモナイスガタニ……イイデスネ」
とわけのわからないことを言い残し去っていった。
僕たちはそのときキョトンとした。
(この人何言ってんの?)
(この人……)





「おはよう、茜」
「おはよう」
と美和子が話しかけてきた
「ねぇ知ってる? 今日うちのクラス留学生くるらしいよ」
「本当?どんな?」
「ものすごいイケメンとしか聞いてない」
「そう」
そして朝のホームルーム
「おはようございます。今日はまずこの人を紹介しましょうブライアント・グラス
くんです。今日から1年この学校で勉強してもらいます。みんな仲良くしてね」
と担任が紹介した後、
「ドウモ、ショウカイサレタ、ブライアントグラスデス。ヨロシクオネガイシマス」
とたどたどしい日本語で自己紹介した
(げっ! さっきの……)
「きゃ〜」
「かっこいい〜」
「背高い〜」
と女子の視線はその男に釘付けになった。
「席は……」
周りを見渡すグラスそして私を見るなり
「アナタハサッキノ!!」
「……」
うつむく私。
「本郷さん知り合い?」
と先生に聞かれ
「いや」
と否定した。
「ならグラスくんは間柴くんと本郷さんの間の席にお願いします」
と私の隣になった。
(まぁいっか……少しは英語の勉強になりそうだし)
と思った私だった。しかしそれが甘い考えだったと痛感するまではそう時間
はかからなかった。






「アナタコソヤマトナデシコマサニハッポウビジン!!」
(八方美人って……意味分かってんのかな?)
「アカネサ〜ンコレナントイウンデスカ?」
「これは虫っていうの」
(そっかわかんないんだもんね)
と次から次へと質問攻めに会う。
そして1時間目が終わった。
「は〜」
「疲れた。1時間目古典だんなんて、しかも漢文だし。ずっと彼の質問に答える
のに精一杯だったよ。後でノートか」
「アカネサ〜ン」
とグラスは私をものすごいスピードで私のもとへきた。
「ちょっと、なに?」
「アサ、イッショニガッコウニイッテタヒトコイビトナンデスカ?」
と唐突に聞かれ私はすごい動揺した。
「そそそそそ、そんなんじゃないわよ。ただの幼なじみなの!」
「オサナナジミ!! イイヒビキデス。ソレニオサナナジミトイエバモエキャラノヒトツ。ツンデレ、イモウトキャラニ、オネエサンキャラナドナド・・・。アカネサンハ、ドレニハイリマスカ?」
「う〜ん茜の場合はツンデレかな?」
と美和子が答える。
「ちょっと何答えてんのよ?」
「ツンデレデスカ〜ボクノイチバンスキナオサナナジミキャラデス」
「知らないわよそんなこと」
私は顔から火が出そうなほど恥ずかしかった。その恥ずかしさのあまり見事に背負い投げを決めてしまった。
「ア……カ……ネ……サ……ン」
とグラスは気絶し、保健室へと運ばれた。
(あ! やっちゃった……)
としまったと思った。
(日本についてどんなことを勉強してきたんだろう……)
と心配になる私であった。



そして2時間目の途中に戻ってきた。
「大丈夫? 大丈夫?」
と彼をいたわる女子たち。そんな女子達の目線が痛かった。
その時私は彼の顔を見ることができなかったが、彼は私の方へ近づいてきた。
恐る恐る顔を上げてみるとそこにはまるでキレイなものをみるように目を輝かせた
彼があった
「ん?!」
(なに? その目!)
「ボクハ、アナタニホレマシタ!!」
「お〜」
と歓声が上がった
「え? 急にそんなこと言われても……」
突然の告白に私はびっくりした。
彼は目を輝かせてまるで無垢な少年のようだった。
「わかったから落ち着いて、ね」
それでなんとか収拾がついた。
「ふ〜」





そして昼休み
「お疲れ様」
「は〜」
「たく休み時間中追いかけて来るんだもん。イヤでも疲れるわよしかも……」
とため息交じりでクラスの人たちと話していた。
「アカネサンッテオナニースルンデスカ? ヤッパリ、アサイッショニキテタヒト
ト、ヤッテルトコロヲソウゾウシテ?」
(朝のといいなんなの? この人)
「とか言ってくるのよ。ねぇ?あの人を受け入れている人って誰なの?」
「あぁそれは、長瀬だよ」
と上田君がいった。
「長瀬か……だろうな」
「ああなるのも無理ないわね」
と森野さんは納得した。
「いいな〜神の家か」
と上田がうらやましがる。
「うらやましがらない!!」
「どういうこと?長瀬くんって結構真面目だよ?」
私は首をかしげた。
長瀬諒ながせりょう。ふだんは地味であまり目立たないが、彼にはもう一つの裏の顔があるの」
「なに?」
「またの名をホワイトゴッドと呼び、男子に絶大な人気を誇る。由来は彼はどういうわけか家にはAVやエロゲー、エロ本なんでもそろってる。それを貸してくれたり、くれたりするんだ。たぶんグラスくんもその影響をモロに受けたんだと思う。いままでの言動もコレで説明がつく」
「なによそれ……」
「アカネサ〜ン」
「また来た! 今度はなに?」
と走る私。そして三組の教室が目に入り、とっさに入った
「龍二!! なんとかしなさい!!」
「え?」
と茜は僕の後ろに隠れた
それは、今朝見た大きな化け物いや外国人だった。
「アカネサ〜ン」
「やめてよ? 茜がイヤがってるでしょ?」
「タダボクハ……」
「は〜」
僕は一つ息を吐いて
「あのね? 君、茜のことを好きなのはわかる。だけど相手の気持ちも考えないで自分の気持ちだけでアプローチしたっていまくいかないよ?」
「ソウデシタカ」
と少ししょげるグラス。
「茜も茜だよ? この人のいうことも少しは聞いてあげないと、最初から逃げてばかりだとこの人がかわいそうだよ」
「だって」
そう言いながら茜は不服そうな顔をする。
「だってじゃない。ちゃんと聞いてあげるんだよ? いい?」
と僕はさとすすようにいった。
(龍二……)
(あ〜僕のバカバカバカ!!! なに告白促してんだよ!!)
「アカネサン」
(きっと告白だ……こんなにカッコイイだ。きっとOKするだろうな)
(なに言われるの?)
見つめあう茜とグラス。緊張の一瞬……

「コノボク、ブライアント・グラスヲデシニシテクダサイ」
「え?」
「イヤ、レストタイムニ、ボクニカケタワザナンデスカ? カンドウシマシタ!!」
朝のことを思い出す茜。
「なにかしたの?」
と僕が聞くと
「なんでもないわよ」
ひじ打ちされた。
こうして僕たちの学校にグラス君がやってきたのだ。
















僕のクラスにはまだなじめないクラスメートがいた
次回、知らないで連れてきたのか? お前
どっかで見たことあるような……


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