「シンゴジラ」成功の理由と押井守の映画勝敗論、映画「ゲド戦記」と「時を駆ける少女」の話
SMAP解散後の上手くいくマネージメントと「シンゴジラ」成功の理由
http://ncode.syosetu.com/n4163bx/254/
「シンゴジラ」成功の理由を前回、書かなかったので、ちょっと補足しつつ、押井守の映画勝敗論を絡めて続きを書きます。
結論から書くと、「シンゴジラ」成功の理由はスポンサー、プロデューサーなどの意向とか、監督が作りたいと思う作品以外の要素を排除できたことですね。
東宝「『シンゴジラ』に恋人設定とか入れましょう!」 庵野「却下」
http://kokopyon.net/blog-entry-3044.html
押井守監督の「勝つために見る映画」:日経ビジネスオンライン
http://business.nikkeibp.co.jp/article/interview/20120614/233355/
長編の書き方とは?押井守の映画の勝敗論が面白い!/小説家になるための戦略ノート 作者:坂崎文明
http://ncode.syosetu.com/n4163bx/125/
それは前回のリンクにもありましたが、押井守の映画勝敗論とは「次回作を撮れるかどうか?」のようです。
これは映画の興行成績もあるのですが、作品の評価を重視した視点で、ジブリの宮崎吾郎監督の「ゲド戦記」は興行成績もよかったのですが、評価はいまいちでした。
特に「ゲド戦記」に憧れて「風の谷のナウシカ」などの作品を創り続けた宮崎駿監督は他の映画(「ハウルの動く城」?)の製作中で作れなかったためもあって、NHKのスペシャル番組で酷評しています。
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興行と受賞
公開2日間で観客動員約67万人、興行収入約9億円を記録した。配給の東宝は初動の結果を受け、興行収入100億円超を目標に掲げたが、9月に入ると約85億円に下方修正した。最終的にはそれをさらに下回る約76.5億円だったが、2006年邦画興行収入1位[16]となった。
第30回日本アカデミー賞 優秀アニメーション作品賞
第3回文春きいちご賞 第1位
第3回蛇いちご賞 作品賞
映画芸術 2006年ワーストテン 第1位
ゲド戦記 (映画)より
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B2%E3%83%89%E6%88%A6%E8%A8%98_(%E6%98%A0%E7%94%BB)
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筒井康隆の小説『時をかける少女』が原作であるが、原作の物語の映画化ではなく、原作の出来事から約20年後を舞台に次世代の登場人物が繰り広げる物語を描く続編である。
興行規模はミニシアター並みであり、そのため上映館も発表当初は全国で21館のみと非常に少なかった[1]。『ゲド戦記』などの同時期に公開されたアニメーション映画に比して、宣伝規模は極めて小さかったが、インターネットなどによる口コミ効果により、公開後1か月を過ぎてからもテアトル新宿などでは連日立ち見が出るほどの観客で溢れかえり[2]、配給会社の角川ヘラルド映画は急遽、上映館を増やすなど異例の対策をとった。上映用のフィルムの数が14本しかないため[3]、上映が終わった館で使っていたフィルムを次の上映館へと使いまわす方式で各地で順次公開され、最終的には上映館は延べ100館以上[4]、2007年4月20日のDVD発売日まで9か月にわたり公開が続くという、ロングラン興行となった[5]。
日本における最終入場者数18万8092名、興収2億6439万40円と発表されている。また、2007年4月20日に発売されたDVDの出荷本数は約15万本に達した。国内外における映画・アニメ賞など23冠を受賞している[6]。
時をかける少女 (アニメ映画) - Wikipediaより
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%99%82%E3%82%92%E3%81%8B%E3%81%91%E3%82%8B%E5%B0%91%E5%A5%B3_(%E3%82%A2%E3%83%8B%E3%83%A1%E6%98%A0%E7%94%BB)
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細田守とジブリ宮﨑駿の関係性まとめ。ハウルを監督するはずだった?
http://ciatr.jp/topics/37160
同じ時期に、「ハウルの動く城」を撮るはずだった細田守監督のアニメ版「時をかける少女」がスマッシュヒットしました。
当時、僕は「ゲド戦記」は理由は分からないけどダメだわ。細田守監督のアニメ版「時をかける少女」が天下取るなと思っていました。
どっかに文章も書いてると思われますが、あ、婚褐ブログなんで消してしまってますね(爆)
http://doraku.cocolog-nifty.com/waytodoraku/2006/08/post_fa46.html
ジブリの後継者は細田守監督だったんですが、「千と千尋の神隠し」にスタッフが取られ、細田守監督は自分でスタッフを集めたのですが、ジブリとの作風やその他の問題で折り合いがつかなくて、監督を降ろされます。
その後、「ハウルの動く城」は宮崎駿監督が撮り、その余波で「ゲド戦記」は息子の宮崎吾郎監督が撮ることになり、後継者を失ったジブリは活動縮小に追い込まれることになります。
岡田斗司夫 - 宮崎駿引退の真相 ~ 進撃の巨人から風立ちぬまで(動画)
http://www.nicovideo.jp/watch/1378553791
で、現在は「シンゴジラ」の庵野監督がジブリの後継者などと言われてもいますが、どうなんだろう?と思います。
スタジオジブリ宮崎吾朗監督監督、NHK『山賊の娘ローニャ』でTVアニメ初挑戦を岡田斗司夫が語る(動画)
https://youtu.be/augJdGozF9E
岡田斗司夫ゼミ7月31日号「シンゴジラを見なければいけない5つの理由~ここが特撮映画の正念場!!」(動画)
https://youtu.be/qlaikkI7hCY
岡田斗司夫ゼミ8月7日号「シンゴジラのテーマを掘り下げる~ネタバレ御免の一問一答SP」(動画)
https://youtu.be/OeypencpN7o
とはいえ、宮崎吾郎監督は地道に作品を創っているようですが、宮崎駿の創りかかった「長靴下のピッピ」の原作者の作品らしくて(笑)、宮崎駿は若い頃に創りたかった作品を原作者に断られて、多くの作品を創る原動力にしていったようです。
実は宮崎駿とジブリの名声があるから原作者にOKが出てるんですが、何故か、宮崎吾郎監督が恩恵を受けるということになってます。皮肉な話です。
次回は漫画とアニメは大ヒットなのに、こけちゃった映画「進撃の巨人」と「シンゴジラ」のお話になります。
TVアニメ「進撃の巨人」Season 2公式サイト
http://shingeki.tv/season2/
映画『進撃の巨人』公式サイト
https://www.toho.co.jp/movie/lineup/singeki.html
TVが壊れたり、台所の換気扇が壊れかけで新品に交換してみた/自宅のDIYリフォーム4/日本経済とサラリーマンの人生サバイバル戦略 作者:坂崎文明
https://ncode.syosetu.com/n1979cm/96/
サイレント・ヴォイス 行動心理捜査官・楯岡絵麻 第2話「近くて遠いディスタンス」
https://tver.jp/corner/f0027108
ドロ刑-警視庁捜査三課-
https://tver.jp/corner/f0027163
大恋愛~僕を忘れる君と
https://tver.jp/corner/f0027116
僕とシッポと神楽坂
https://tver.jp/episode/49986709
『サイレント・ヴォイス 行動心理捜査官・楯岡絵麻』の栗山千明がキレキレです。
今期一番の刑事ドラマかな。
ドロ刑もいいけど。
恋愛物は『大恋愛~僕を忘れる君と』(パラビ)もいいけど。
『僕とシッポと神楽坂』も動物病院物でヒットしそう。
ドラマは今期も豊作ですが、最近、動画サイト発のドラマもヒットが出てます。
『彼氏をローンで買いました』などは観たいので、動画サイトに登録しようかと思うぐらい。
2018/10/14