鋼の剣(改)を手に入れた 、ラストシャーマンが日間ランキング入り、(続)伝奇SF歴史作家 宇月原晴明氏のお話
日間ランキング211位 鋼の剣(改)を手に入れた 作者:パン×クロックス
http://ncode.syosetu.com/n2660cr/
日間ランキング95位 ラスト・シャーマン 作者:長緒 鬼無里 さん
http://ncode.syosetu.com/n9389by/
パン×クロックスさんの『鋼の剣(改)を手に入れた』については連載開始してから、かなり頻繁に日間ランキングに入っているというか、僕も最近、気づいたので、ちょっと分からないんですが。
第2回OVL大賞応募作の『鉄パイプの魔法使い』(http://ncode.syosetu.com/n2504bs/)が一次選考通過してるし、元々実力ある方ですね。登場キャラが個性的というか、その辺りが上手いなあと思います。
僕なんかどうもワンパターンキャラが多いし、もう少しとんでもキャラを作れたらなあと思ったりします。トンデモはダメか(泣)
『ラスト・シャーマン』長緒 鬼無里 さんは、二度目か三度目のランクインで今回は数字が伸びてるので、かなりブックマークやポイントもじわっと増えそうです。
『ラスト・シャーマン』って韓流時代劇のような恋愛要素も入ってるので、よく考えたら女性向きなんだよね。
なんだけど、男性でも邪馬台国の卑弥呼関連の古代王国の歴史要素もあるのでおススメです。
「ラスト・シャーマン」シリーズ(http://ncode.syosetu.com/s3137c/)というものになっていて、
スピンオフ作品のラスト・シャーマン外伝 「花蓮〜ファーレン〜」は、中国の魏国が舞台ですが、ストーリーはある意味、悲劇のシンデレラ?的なものだし(ラストをどう捉えるかによって解釈は分かれるでしょうが)、あらすじはこんな感じになっています。
>「きっといつか、そなたを皇后にする」
幼くして魏の三代皇帝となった曹芳は、共に学び、遊びながら育ってきた花蓮をこよなく愛している。
しかし、皇太后に反対され、皇后になることが叶わなかった花蓮は、曹芳の妾となった。
五年後、皇后が病で亡くなり、再び彼女を皇后にしたいと望む曹芳に、皇太后は残酷な手をくだす。
曹芳の留守中、花蓮の身を買い上げ、異国から来た男に妾として与えたのだ。
http://ncode.syosetu.com/n6389cd/
もうひとつのスピンオフ作品の『白き覇王の軌跡』のあらすじは、
>「ラスト・シャーマン」の登場人物、出雲国王覇夜斗が邪馬台国の皇子月読と出会うまでの青年期を描く。
前王の落し胤として雪深い国に生まれ、王になるため出雲国へ無理矢理連れて来られた彼の苦悩と、王として自覚するまでの物語。
http://ncode.syosetu.com/n8537cn/
というお話になっています。
アルファポリスの第1回歴史・時代小説大賞 参加作品 ランキングでは、「ラスト・シャーマン」は4位で大賞候補の本命だと思いますが、上位3位作品も支持が厚いというか、なろうでも日間ランキング入りしてますし、あと数日で終りますが、さて、大賞の行方はどんな結果になりますか、楽しみにしています。
東日本崩壊~安東総理のやり直し転生譚~ 作者:坂崎文明
http://ncode.syosetu.com/n3265cr/
僕の作品はアルファポリスの第1回歴史・時代小説大賞では27位ぐらいで、なろうのポイントは地道に伸びています。まだ5万字いってないし完結もしないですし、次回、明智光秀を救出した信長が本能寺の変の真の黒幕を暴くべく、愛宕山連歌会に乱入予定ですが、そこにはその時代の明智光秀(タイムパラドックスが発生する)がいて、有名な発句を『ときは今天が下しる五月哉』(土岐氏の末裔である光秀がまさに今天下を治める五月になった)という信長暗殺の戦勝祈願の句を読んじゃうわけです。
それを本人の信長の前で詠めるかどうかとか(怖くて無理だろう!)、謎の金髪碧眼の女(イエスズ会)とか、黒幕濃厚な細川藤孝(幽斎、文武両道のチート野郎で愛宕山連歌会には欠席する酷い奴)の『古今伝授』の謎とかあって、主人公の安東要と安倍晴明(信長に主役を奪われて最近、影の薄い)はイスパニア帝国を打ち破って東日本大震災の発生を防ぐことができるのか?とか、長い話になりそうな気配です。完結まで書くとたぶん、10万字にはなりそう。
リアルの世界では、福島原発の放射性デブリから出る“中性子線水蒸気”問題を訴えるべく飯山一郎氏が東京に講演会に行ったり、色々な方と会うそうですが、ブログ記事の『2015/06/28(日) 静の鳩山由紀夫(紳士):動の飯山一郎(野獣)』(http://grnba.com/iiyama/)を横目で見ながら、『東日本崩壊~安東総理のやり直し転生譚~』は『安倍晴明と安東総理のやり直し転生譚』にタイトル変更した方がいいんじゃね?(現在、タイトル変更しました)とか思っています。もはや内容的には東日本崩壊とか関係なくない?と思ったりしています。
高嶋哲夫さんの『首都崩壊』(首都移転と防災小説)ばりのハードな作品になる予定が、一度、ボタンを掛け違ったばかりに、男性登場人物がほんとんどミニスカ女装とかこの流れは止められないみたいです(泣)
それはともかく、普段は歴史、エッセイジャンルランキングしか見てなくて、最近、お気入り作家さんが日間ランキングに入ってるので、見ることも多くなったんですが、日間ランキングに一度、入ると、常連になっていったりして、そこからどれだけ日間ランキングに常駐できるか?という問題になっていきます。
僕は体験したことがないので、そういう方の活動日報見てて思うのですが、ブックマークが3000ぐらいで伸び悩む方は多くて、そこからアルファポリスなどの外部ランキングなどを利用して、再ブーストとかも可能なのかな?と今回の第1回歴史・時代小説大賞見てて思いました。
日間ランキングの正攻法的入り方ですが、10万字ぐらいの作品を地道に更新していくのですが、10万字書こうと思ったら、感想とか、評価が少しでもないと書けないかなとも思います。凡人の場合だと。
やっぱり、なろうで小説などの趣味の傾向が似ていて仲良くできる人と交流出来て、活動日報で楽しく議論できるような人に会えるかどうかというのも重要かなと。
エッセイも安易に書くと逆効果にもなりますが、似たような考えをもつ人に出会える確率は上がるし、そうこうしているうちに、活動日報にコメントが結構、つくようになったりして。逆お気に入りユーザーなども増えて行って。
自分から働きかけるのも重要ですが、ウソはつかない、営業的な態度ではなく本心から動かないとダメです。社交辞令もいいですが、どうせなら、本音でつきあえるというか、いろいろ言い合える人、好きな作品を書く人と交流するのがいいですね。本音でというのは重要なポイントです。
そうなると、作品、活動日報を書いた時に、日間ランキングに入るような評価、ポイントをつけてくれる人のベースが出来てくるというか。そこで何かのきっかけで、日間ランキング入りして作品の評価が伸びることが出てきます。
『ラストシャーマン』のツイッターの1.6万リツイートにも驚きましたが、ツイッターの他作品のリツイートも一年間も積み上がっていくと凄いことになるんだなと思いました。
継続と選択と集中と蓄積は凄いなあと思います。
僕の唱えていた弱者のランチェスター戦略をそのまま実行するとこうなるのかもしれません。僕自身は作品エタッてばかりですし、選択と集中がなっていなかったということですね。反省しきりです。
弱者のランチェスター戦略では、他人より長時間労働(通常の1.2~1.3倍の時間投入で他人の二倍以上の効果が出る)も重視されますが、一年間をひとつの作品に投入して完結させるのと、次々にエタってしまうのとは、才能や能力が同じ場合でも雲泥の差がついてしまいます。
作品をエタって完結させないリスクは大きかったんですね。
ポイントなんか要らない。あなたも「作活」しよう! 作者:酒井日香さん
http://ncode.syosetu.com/n3296cr/
酒井日香さんもおしゃってますが、ブログでの自己開示やセルフブランディングも必要かなとも思いますが、やっぱり、ここでも嘘はつかない、自慢よりも失敗談を書く方がいいと思います。
保険セールスになった新人が親戚を保険に入れてネタがなくなってセールス辞めたりするんですが(保険会社はそれも見込んで採用する)、赤の他人に人間性が評価されて、保険に加入してくれるということはどういうことなのか?というお話にもなっていきます。
営業とかセールスって、自分からバリバリ売り込んで成功するイメージあるけど、それ違うんですよね。
年上の人に可愛がられて、こいつ一生懸命(一所懸命が本来だが、誤用が普及したのでどちらも正しくなってしまった。日本語は難しい)やってるんで可哀そうだから買ってやるか(爆)というヘタレな理由だったりします。先輩にこの話を聞いたときは愕然としましたもん。そういう判官びいきと情の世界が日本人にはある。
最近、酒井さん影響もあって、作家になるということは、プロ、アマ問わず、生き方なのかなと思ったりしています。
特にプロにならなくても、裸の自分で書き続けるのもいいかなと思います。
嘘つかず、自分の本当に好きなことを続けていくのがいいのでしょうね。
途中で辞めてしまう場合は、その人にとっては小説でなくても別に良かったんだと思います。
宇月原晴明氏(著書名は知ってたが、全然、知らなかった作家だけど、伝奇SF歴史小説家かな? 日本ファンタジーノベル大賞でデビューで、山本周五郎賞受賞し、直木賞候補にもなってる凄い方)
あり得ざる秘史を幻視させる伝奇的想像力『安徳天皇漂海記』 (宇月原晴明 著)
http://bunshun.jp/articles/-/362
この方の作品、伝奇SF歴史小説の傑作ばかりで、最近の動向としては、宇月原晴明「いわゆるゾンビですけど、なにか?」という短編が、小説新潮に載ったらしい。だけど、ただのゾンビ小説に非ず、宇月原ワールドが展開されてるようです。
http://shimashima526.blog37.fc2.com/blog-entry-553.html
え? ラノベに転向するつもりですか?
『泣き虫弱虫諸葛孔明』酒見 賢一著という成功例?があります。
というか、アマゾンランキング的には宇月原晴明氏の方が売れてた。すいません。
出版社に勤務されてるようで(今は謎?)、たぶん、ラノベの部署に転属してしまたという事情があったりして。
作風的には牛頭天王とバールとか、西洋と東洋の融合的な伝奇歴史ファンタジー小説でしょうか?
信長がふたなりで美少女とかの設定も妖しくて好きです。
宇月原晴明
http://www.sakkatsu.com/author/detail/10081/
諸星大二郎的な世界が好きな方にはおススメです。
ただ、薀蓄多すぎて、ストーリー展開が!という感想も多いので、全く比較の対象にならないほどの才能の違いですが、僕もそこは気をつけたいです。
古本屋にも本屋さんにも置いてないような寡作な作家が好きなものなので、たぶん、アマゾンで古本か、新刊買うしかないだろうな。中古でも値段が高いので、これはキンドルになるかもしれない。
ということで、まだ、デビュー作ぐらいしか作品を読めてないですが期待を込めて、紹介しておきますね。
法事で五連休ぐらい取れてるので、エッセイ、小説も急に書けていたりします。
次回に続きます。
もう完全に夏バテ気味ですが、今日は早く起きて出かけようかと。
2018/7/14 3:04
https://www.alphapolis.co.jp/novel/771049446/375169170/episode/1155822