表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
109/400

小説家になろうのランキングの謎、あなたが小説を書く理由は何ですか?

私たちがネットで失ったもの/YouTuberが必要とされるわけ

http://rootport.hateblo.jp/entry/2014/12/07/213533


運用資産15兆円のカリスマ投資家レイ・ダリオ氏が語る「30分でわかる経済の仕組み」全文文字起こし

https://logmi.jp/35096


ポプラ社小説新人賞を受賞しました。悩みは特にありません。でも性格は暗いです。

http://haruna0109.hatenablog.com/entry/2014/12/06/090320


逸脱! 歴史ミステリー! 作者:小春日和(『神風思想』の起こった背景は何? 4 

2014年 12月 07日に更新されました)

http://ncode.syosetu.com/n6873bm/




 この上記ふたつの「はてなブックマーク」の記事を読んでいて、今年最大の収穫というか、「はてなブックマーク」やってて良かったというか、人間、絶望することで新たな希望が見えて来るものです。



 一番目の記事の中で「小説家になろう」のランキングについての言及もあって、はてなブックマークなどによって「他人の評価が可視化される時代」(評価経済社会)においては、当然ながら他人の評価を気にする人が続出する訳です。


 その結果、ランキングはウケそうなテンプレ的な同じような傾向の作品ばかりになって、一見、そういう作品ばかり売れてるようになります。今年の音楽のヒットチャートベスト20がAKBとジャニーズの曲ばかりになってるのも同じ傾向かと思います。


 この原因って、実は日本人の中の不安遺伝子のために「安心安全志向」になってしまうからじゃないかと思います。無難なところで選んでしまうから。


 アベノミクスとかやっても景気が良くならないのも安心安全志向が原因なんでしょうけど、資本主義社会ではインフレとデフレを繰り返していくうちに政府の借金は必然的に増えていきます。


 だけど、みんながバブル期のように株とか不動産に投資するとか(トラウマがあるのかな?)の借金が増えても、資産も増えれば全く問題ない訳です。バブルがはじけて破産しても、経済の仕組み的にはまた、政府が借金して、景気を良くして、税収が増えて借金が軽減されて、GDPも増えて行けば全く問題ない訳です。


 資本主義社会の仕組みに日本人がついていけてないのではないか。

 「安心安全志向」という民俗的な性格が影響してるように思います。


 アメリカって資産の半分ぐらいが株式などの金融資産で、サブプライムじゃないけど、たまに借金で破たんしてるけど、GDPは伸び続けてる不思議な国です。

http://blogos.com/article/2789/


 資本主義の申し子のような国ですね。



 ところがですね。それと同時に個人の嗜好は多様化してて、小説家になろうの人気作家さんがアンケート取っても、たぶん、その傾向の共通項を見つけるのは困難なんじゃないかと思います。それなりの傾向はでたみたいだけど。


【アンケートご協力のお願い】

http://mypage.syosetu.com/mypageblog/view/userid/235132/blogkey/1029581/


【アンケート集計結果発表!】

http://mypage.syosetu.com/mypageblog/view/userid/235132/blogkey/1031508/

 


 結果、創作者の立場からは、斬新な作品はなかなか書きづらくなり、読者の立場からは同じような内容の作品ばかりで面白くないというような状態が発生します。


 どちらも不幸(それとも幸福?)といいますか、本当は自分好みの作品が読みたいんだけど、そういうものを探す労力(経済性)が大変なので、まあ評判の出来合いのものでいいかとなってるように思う。ステマとか評価の捏造も必然的に生まれる。


 それが普通の人の感覚だし、それでいいのかな?とも思う。

 アンケート結果もそうだったけど、結局、普通の人の意見を集約すると普通になってしまうという話かな。何か正解の周辺をぐるぐる回ってるモヤモヤ感あるねえ。


「新しくはなくて、むしろ古いというか、普通のありふれたものでありたいと思っています。その上で面白いものが書けたらなーというか。」(最近さん)というスタンスで書いていくしかないのかなとも思います。 


 

2回OVL大賞二次選考通過作品が出たけど、この2作品は通過したみたいです。

http://over-lap.co.jp/bunko/narou-award2/


「俺を殺しに来た美少女勇者が、いつの間にか嫁になった(改題前:異世界勇者が俺を抹殺しようとするんだが)」中七七三さん

http://ncode.syosetu.com/n2003cc/(作者退会)


「幻想再帰のアリュージョニスト」最近さん

http://ncode.syosetu.com/n9073ca/




文章を「書ける人」と「書けない人」のちがい

http://rootport.hateblo.jp/entry/20130505/1367763730



 この話も結構、面白い。

 文章とは「100を1にすること」なんじゃないかという説。

 非常に複雑なこと、膨大なデータを分かりやすくイメージ化するような作業。


 


 それで最後に「あなたが小説を書く理由とは何ですか?」というお話になってしまうのですが、僕の場合は、「自分の中の言語化できないもの(感情)を言語化するため」というか、要は「自分の中の妄想の世界を小説として表現したい」というのが大きいです。


 決して誰かに評価されて、小説家になることではないんだよね。

 今の段階では。


 今までの「小説家になるための戦略ノート」の内容とはかけ離れてしまうというか、完全に自己矛盾になってますが、これが本音です。


 僕の心境としては、風白狼さんの文章がかなり近いです。

 これと比較しても僕の自我というのは完全に自己完結しちゃって、閉じちゃってます。

 小説に関しては。このエッセイはたぶん、違うんだけど、一応、他者とコミュニケ―ション取ろうとしてます(ほんとかな?)


私が小説を書く理由 作者:風白狼

http://ncode.syosetu.com/n7018ce/



小説を書く理由とは?


「つまり、本来の書く意志の源泉であったのは、

 「書くことによって」自己を確認するようなものであった。

 しかし他者の目というものを意識するにつれて、

 それが「書いた物への他者の反応を通じて」自己を確認する、

 という段階に移行するのが普通であると僕は解釈しています。

 この二つの段階、というのが重要です。」

http://www.raitonoveru.jp/howto/157a.html



 まだ、僕の中には「他者の目」が存在しない、まだ、必要ではない前者の段階みたいです。

 この段階では「他者の目を意識して小説を書くのではなく、自分の好きなように小説を書く」というのが正しいことのような気がします。


 充分にその人の自我(作家性)が育ってはいないので「他者の評価に振り回されて自滅する」ことが多いので、「他者の目や評価を気にしてはいけない」段階です。


 本来の目的である「自分の書きたいことを表現しきる」ことに集中すべきだと思います。

 自分の小説を10万字ぐらい書いて、書きたいことを出し切る段階ですかね。


 それができたら、自分の軸である自我や作家性、自信がついてきたら、ようやく「他者の目や評価を少し気にしていい」段階に進むのでは?と思います。

 

 

エニアグラム(enneagram)

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%83%8B%E3%82%A2%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%A0



 エニアグラムでは僕は「援助者」(裏の性格は「驕慢」です、爆)というキャラなんですが、人間の性格を9タイプ(それに対応した9つの罪がある)に分けるというものになってます。


 他人を助ける、世話焼き性格というのは、その人をコントロールしたがる傾向(これが傲慢ですね)とも背中合わせで、そういうことを手放すことが心の成長的には大事になります。実は自分自身が助けてもらいたいという気持ちの投影とも言われ、自分自身の真の欲求を追及していくのがいいらしいです。


「エニアグラム―あなたを知る9つのタイプ 基礎編 (海外シリーズ) 」ドン・リチャード リソ (著), ラス ハドソン (著), & 6 その他、という素敵な本があるんですが、人は環境に適応して「生き残る戦略」としてそういう「性格」を身につけます。

http://www.ttcbn.net/no_second_life/archives/37571


 「性格」=「生き残り戦略」なんです。

 ところが自我が不安定になってくると、「援助者」の裏の性格である「驕慢」(9つの罪)が出てきてしまって歪みが生じてくる。

 

 「性格」=「生き残り戦略」=「仮初の自我」のようなもので、自分の中の矛盾した性格を統合して「本質」的な自我に至るというのが本来の姿らしいです。


 「本質」的な自我に至る道というのは、他者の評価や視線を過剰に意識せずに自分自身であるということなんですが、自分に自信をもつというか、そういうことに左右されない安定した自我をもつということです。


 「性格」=「生き残り戦略」=「仮初の自我」が悪という訳でなくて、それは「本質」的な自我に至るための過程プロセスとして非常に大事なものです。


 

 つまり、小説家になりたくて、テンプレ小説を書くというのも戦略としてはありだし、それはそれで仕方ないのだけど、小説を書く理由、目的はまず「他者の目を意識して小説を書くのではなく、自分の好きなように小説を書く」ことだったはずなんですよね。


 「書きたいから書いて」、その「結果」として他人に見せたくなったりして、それがたまたま評価されて小説家になるというのが本来のプロセスだったはずなんです。


 そういえば、栗本薫(中島梓名義)が著書の「小説道場」の中で、「素直さと強情のバランス」とか「小説は書き手自身の人格の問題に行きつく」みたいなことを言っていた。


 同じテンプレ小説を書いても、その人なりの個性が出るというのは「自分の書きたいものを書いていく」ことで、そういう欲求が満たされて心が成長していき、その次の段階として、他者の目とか評価に対応できるようになっていくのではないかと思います。



 そのプロセスを飛ばしてしまって、ただ、小説家になりたいとか、他者に評価されたいということになると、評価を捏造したり、何か歪みが生じてしまう様に思います。


 「自分の書きたいものを書いていく」、より良い自己表現を追求していくことが、結果的に小説家になる近道なんじゃないかなと思います。



 次回は今月号の「公募ガイドに」の特集に載ってた「僕は小説が書けない」(角川書店)という本、ハリウッドの映画で確立されたという面白い物語を作る方法の話でもできたらと思います。

http://www.kadokawa.co.jp/sp/2014/bokukake/

 

 映画製作には大金が動くので、そういう手法がいろいろと研究されてるようです。

 それは知らなかったのでちょっと新鮮でした。

 まだ、読み始めたばかりなんですが。



西郷隆盛(西郷吉之助)49年の生涯をスッキリ解説【年表付き】 なぜ英雄は西南戦争へと追い込まれた?

https://bushoojapan.com/scandal/2017/07/31/101949



 ちょっときつい運動すると、翌日まる一日ぐらい回復にかかるということが判明。

 70歳まで働くつもりだが、肉体労働は毎日はきついので、頭脳労働のようなものを探さないといけない。

 文章書いて生活できればベストだが、今のうちにいろいろとやっていかないといけないだろう。


 昨日は中一日で朝方には元気になっていたが、午後までダラダラして、らっきょうを収穫したりで農作業をちょっとやった。

 

 早く寝たので夜中に起きて、「西郷どん」「ブラックペアン」を観たけど、「ブラックペアン」は最終回前でなかなか面白かった。次回、最終回。


 「西郷どん」はまた、島流しにあいそうで、しばらく視聴率は低迷しそうですが、その後は盛り上がってきます。

 新政府の腐敗についての本も読んでるので、西郷が西南戦争で討ち死にする理由も分かるのですが、51歳で亡くなってしまったとは、信長と同じくらいだったんですね。


2018/6/18 6:41

https://www.alphapolis.co.jp/novel/771049446/375169170/episode/1112148

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
このランキングタグは表示できません。
ランキングタグに使用できない文字列が含まれるため、非表示にしています。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ