お家の国のアリス(7/24)縦書き表示RDF



軽ーくふれる程度です

お家の国のアリス
作:小枝 莉乃



7日目 猫の落ちた理由




「チェシャ猫」

食事を食べ終えたらしい白うさぎくんが声を掛けた。

「ん?」

「どうやってここに?」

「ん〜?穴から落ちた」

パクッとパンを食べつつ答える。

「公爵の家にも穴があるんですか?!」

少し驚いたように言う

「んや?」

目玉焼きを口に放り込んで言う

「公爵夫人から君へ。ラブレターをね、届けに行ったんだよ〜」

「「ラブレター?」」

三月ちゃんと重なった。三月ちゃんは
「あぁ、恋文か」と納得したように再び食事に戻る。パン半分程と、あとはハムが残ってるくらい。白うさぎ君はというと、少し真剣な顔をしている。三月ちゃんが納得したからだろう。私には気付かず答えてくれそうにない…

「そんでもって君の部屋に潜入してみたら…うわーお」

「落ちたというわけですか…」

「そゆこと♪」

「「ごちそうさま」」

三月ちゃんとチェシャ猫の声の声が重なる。食べ終わったようだ。私?私はとっくの昔に…

「白うさぎ」

「はい?」

「自分の経緯は聞かなくていいのか?」

「なにを言ってるんですか?」

「?」

二人がキョトンとした顔で見つめあう。

「三月を呼んだのは僕じゃないですか」

笑って言った。

「あ…」

対象的に三月ちゃんはやってしまった…みたいな顔。ふふっと私は笑ってしまった。

「ねぇアリス。キッチンはあそこでいいの?」

「ひぎゃぁ!!」

びびびびっくりしたぁ…!!!!!だって…二人見て密かに笑ってたし、なんかイケないとこ見られたみたいで…
ふとチェシャ猫を見るとキッチンを指差しながら『は?』って顔でガン見している。

「何語デスカ?」

「う"っ」

チェシャ猫に鼻で笑っていわれた。

「……アリス語デス…」

苦し紛れに答えた

「なんだそれ。まぁ、そんなことどうでもいいんだけどね」

「へ?…ひど!!っくない…な…てかなんで私の名前知ってるんデスカ」

「じゃあ俺片付けるから〜積もる話もあるだろうし、ごゆっくり〜」

「スルーか!!!!!放置プレイという名のスルーか!!!!!」

口笛吹きながら奴はキッチンへと入っていった。

私はため息をついて三月ちゃんと白うさぎくんに向き直った





三月の一人称は『自分』です
少しおかしいと思いますがご了承ください
m(_ _)m











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