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『せいちゃん』と『あいりん』の出会い

双葉社様のモンスター文庫で出版させていただいておりますが、本日担当の方より許可が出ましたので報告させていただきます。

正式な告知は28日に行われるそうですが、今回私の『進化の実』が漫画化いたしました。

詳しいことは活動報告でさせていただけたらと思います。

「だから、絶対『せいちゃん』っスよ!」

「いや、誰だよ? ソレ」


 勇者たちの中でも悪目立ちするグループに所属している世渡愛梨は、地球でレディースの総長をしていた野島優佳、世界的なモデルの清水乃亜、現代っ子でギャルの天川瑠美の同じグループの三人にそう伝えた。


「何で分からないんスか!? あの『せいちゃん』っスよ!?」

「分かるわけねぇだろ!?」


 野島は世渡の理不尽な問いかけについついツッコむ。


「愛梨がそこまで言うってことは、私たちの知り合い?」

「いや? 違うっスよ?」

「じゃあ絶対に分からねぇよ!」


 清水が助け船を出したものの、世渡の言葉は斜め上に突き抜けていた。


「つか、その『せいちゃん』ってのがどうしたワケ? そもそも愛梨とどんな関係よ? 彼氏?」


 天川の問いかけに、世渡は照れくさそうに頭をかいた。


「い、いやぁ……カレカノだなんてぇ~……照れるじゃないっスかぁ~。……違うっスけど」

「違うんかいっ!」

「はぁ……話が進まない。で? 愛梨の言うせいちゃんって人がいたとして、どうするの?」

「え? 助けたいなぁって」

「せいちゃんは助けられなきゃいけないような状態なのかよ!?」


 野島はすかさずツッコむ。


「全然話が見えてこねぇ! アタシたちはそのせいちゃんってのは知らないし、結局どうすることもできねぇよ」

「そ、そんなぁ~……薄情っスよぉ~」

「アタシは正論しか言ってねぇだろ!?」


 世渡がどれだけ『せいちゃん』という人物について伝えようが、知らなければ野島たちにはどうすることもできない。

 さらに言えば、世渡が『せいちゃん』に出会った後のプランも何も考えていないのだ。

 しかし、清水はため息を吐きながらも状況を整理する。


「ふぅ……取りあえず今分かってることは、愛梨の捜してる『せいちゃん』って人物が、あのFクラスの中にいたんだよね?」

「そうっス!」

「面倒くせぇし、会ってからもろもろ決めちゃえばいいんじゃね? ウチらには愛梨の考えが分かんないんだし」

「き、急に会いに行くとか……嫌われないっスかね……?」

「面倒くせぇぇぇぇぇぇええええ!」


 野島の叫びはもっともだった。

 そんな野島を清水が宥める中、天川が不意にニヤニヤとし始める。


「ていうか、愛梨の反応みてるとさぁ~、どう考えてもその『せいちゃん』ってのに惚れてんじゃん?」

「え!? マジかよ!?」

「……まあ、私もそう思った」


 野島以外の二人がそういうのに対して、世渡は――――。


「そそそそんなこ、こと、ねぇ……ねぇッスよ!?」

『ダウト』


 三人同時にそう告げた。


「愛梨……分かりやすすぎるだろ……」

「いや、優佳分かってなかったじゃん……」

「そ、そんなことねぇぜ?」

「まあまあ。……とにかく、愛梨はその『せいちゃん』ってのが好きなんだね」


 さっきまで面倒くさいなぁと思っていた三人も、やはり女子だからか恋バナの気配に変わると急に興味を示し始める。

 急に目をギラギラさせ始めた三人を前に、愛梨は顔を引きつらせる。


「な、なんスか……」

「――――大人しく洗いざらいはけー!」

「うわあああああっ!」


 女子高生、または女子中学生的なノリで揉みくちゃにされた愛梨は降参した。


「わ、分かったっスから! 言うっスよぉ!」

「よろしい」

「そうそう、諦めって肝心じゃん?」

「おう、それじゃあ教えなっ!」


 どこか恨めし気に愛梨は三人を睨むと、ため息をついて語り始めた。


「はぁ……ウチとせいちゃんの出会いは中学っス。今でこそ、こうして優佳たちと一緒にいるっスけど昔はボッチだったんスよ?」

「マジかよ!?」

「愛梨が……? 信じられない」

「めっちゃ意外~」


 愛梨の衝撃の事実に三人は驚きを隠せない。

 この三人は愛梨が高校に入ってからの付き合いであり、中学時代の話などはほとんどしたこともなかった。まあウチがこうなったのは中学の後半くらいからだったっスけど。


「まあ中学の前半は本当にボッチだったんスけど……今こうしていられるのは、せいちゃんのおかげなんスよ」

「え?」


 またも予想外の展開に思わず間抜けな声を三人は出した。


「さっきボッチだったって言ったっスけど、お昼の時間とか人気の少ない屋上へと続く階段で食べてたんス。いやぁ、懐かしいっスねぇ」


 愛梨はそう言うと、昔のことを思いだすのだった。


◆◇◆


「はぁ……」


 中学のとき。

 ウチ――――世渡愛梨は、ため息を吐きながら一人寂しくお弁当を食べていた。

 一人でお弁当を食べていたのは……お察しの通り、友達が一人もいなかったからっス。今の違って引っ込み思案だったんスよ?

 それはともかく、ウチは中学に入ってからこの屋上へと続く階段という絶好のボッチ飯スポットを発見し、それからは毎日ここでボッチでお弁当を食べていたんス。

 どこの中学もだいたい同じだと思うっスけど、ウチの中学も例に違わず屋上が立ち入り禁止だったからできたボッチ飯っス。屋上を立ち入り禁止にするくらいなら、屋上への階段なんてなくせばいいのに。まあ、避難するときとかに使うんだろうけど。

 結果的にウチも使わせてもらってるから、別にそこまで不満はなかったっス。

 そんな中で、いつも通り弁当を食べ終わろうかって時に――――せいちゃんはやって来たっス。


「あれ? 人がいる!?」


 突然現れたせいちゃんに、ウチも固まるしかかなったスね。まさか、ウチ以外にもこんなボッチ飯スポットにやって来る猛者がいろとは思わなかったっスから。

 そんなせいちゃんと初めて会ったときの印象は……アレっスね。典型的ないじめられっ子ってヤツっス。

 だって超おデブな上にこういっちゃアレっスけど、顔もいいとはとてもじゃないけど言えないような見た目だったっス。

 独特な臭いもしていたようで、ウチは気にならなかったスけどそれが他の人には嫌いな臭いだったらしいんス。

 そんな諸々の要素が重なって、せいちゃんはかなりキツイ虐めを受けていたんスよ。

 幸いウチは、友達がいないだけで虐められてはいなかったスけど……。

 とにかく、お互いにこんな場所に人がいるとは思っていなくて、しばらくの間沈黙が続いたんス。

 最初に沈黙を破ったのは……せいちゃんだったっス。


「えっと……ボッチ?」

「アンタが言うんスか!?」


 まさかのセリフに、ウチは思わずツッコんでしまったっス。

 でもせいちゃんはそんなウチの様子なんて気にせず、笑っていた。


「ははははは! 確かに、俺が言うのはおかしいよな! 泣けてきたっ!」

「ご、ごめんなさい?」

「疑問形で謝られると余計に辛いねっ!」


 このときからせいちゃんのテンションは高くって、最初はついて行けなかった。


「で、なんでこんな場所で飯食ってるんだ?」

「いや……アンタがここに来た理由とほぼ一緒だと思うんスけど……」

「え……じゃあ本当にボッチ飯なのか!? ウソだろ!?」

「アンタもボッチ飯のくせによくウソだって言えたっスね……」

「あ、本当だ。いや、でも、俺は虐められてるから一人で食べてるんだけどさ、なんか君は俺とは違って、虐められてるようには見えないんだよなぁ。だから、なんでこんな場所で食べてるのかなって」

「……アンタには関係ないっスよ」

「そりゃそうか。でも、ここが使えないんじゃなぁ……他にボッチ飯ができるような場所は知らないし……」


 困った様子でそういうせいちゃんを見て、ウチはこう言ったっス。


「……それじゃあ、一緒に食うっスか?」

「え?」

「アンタ、虐められてるんスよね? なら、飯の時くらいはゆっくりしたいんじゃないっスか?」

「そりゃあ有り難いけどさ……君はいいの?」

「ここで拒否するほどウチは鬼じゃないっスよ」

「そっか……じゃあお言葉に甘えて」


 ――――これが、ウチとせいちゃんの奇妙な関係のスタートだったっス。

 それからウチとせいちゃんは昼休みのたびに屋上へと続く階段に集まっては、ボッチ飯……いや、ボッチ同士でご飯を食べていた。

 せいちゃんと話してみると、テンションがすごく高くて、時々ついて行けないときはあるものの、とてもいい子だってことが分かったっス。

 それに、趣味も全然違う二人だったっスけど、せいちゃんは意外と聞き上手なところもあって、ウチも話すのが楽しいって感じていた。

 そんな日がしばらく続き、私は初めて仲良くなった……と言うより、『友達』といえる存在が初めてだったこともあって、ウチは思い切って切り出した。


「せ……せいちゃんっ!」

「へ? せいちゃん?」


 せいちゃんと初めて読んだことで、せいちゃん自身がポカンと間抜けな表情を浮かべている。


「そうっス! 『柊誠一・・・』の誠一からとって、せいちゃんっスよ!」


 そうだ……せいちゃんの本名は、『柊誠一』だったっス。

 このときからずっとせいちゃんって呼んでたせいで、すっかり忘れていたっス。

 ……それに、『せいちゃん』って呼び方が定着しているのがウチらだけって思ったら……なんだかせいちゃんの特別存在のような気がして、嬉しかったんスよ。

 ともかく、初めて『せいちゃん』と呼ばれたことで呆然としているかと思えば、すぐにせいちゃんは頬を染めて笑ったっス。


「いや、何つーか……そう呼ばれたことねぇから、すげぇ照れくせぇなぁ……」


 可愛かったっス。

 いや、他の皆がどう思っているかは知らないっスけど、ウチにとってせいちゃんの笑顔は史上最強に可愛かったっス。知ってるっスか? ギャルの間でカワイイは正義なんスよ? ……他の世界でも同じかもしれないっスね。

 でも、ウチの要望はこれだけじゃないっス。


「んで、せいちゃんにはウチのことを『あいりん』って呼んでほしいんスよ!」

「あいりん!? おいおい、お互いボッチだぜ? 無理すんなよ……」

「酷くないッスか!?」

「冗談だよ。ただ……その……その呼び方はなぁ……」


 せいちゃんが口ごもりながら、なかなか『あいりん』って呼んでくれないので、ウチが思わずシュンとしているとせいちゃんは慌てて呼んでくれたっス。


「あ、あいりん!」

「へへへ~……照れくさいっスねぇ~」

「俺の方が照れくさくて死にそうだよッ!」


 両手で顔を隠し、そうツッコむせいちゃんをウチはしばらく弄ってたっス。

 こうしてお互いの呼び方が一新してから、またウチらは仲良くなっていったっス。

 ……そうっスね。もう認めるっスけど……このころから、ウチはせいちゃんのことが異性として気になっていたんスよ。

 まあ、友達がいなかったウチに、恋人とかとんでもなくハードルが高くって何もできなかったっスけどね。

 ただ、この昼以外でせいちゃんと会うことはなかったっス。

 ウチから話しかけに行こうとしても、せいちゃんが避けてきたんスよね……。

 最初はショックで、とても辛かったんスけど……せいちゃんは虐められてたっスから、それにウチが巻き込まれないようにしてるんだって気付いて……それでまた、ウチは辛かったっス。

 そしてある日突然、いつも通り二人でお昼を食べていると、せいちゃんが不思議そうな表情で訊いてきたっス。


「そう言えば、あいりんって何でボッチなんだ?」

「いきなり酷い質問っスねぇ!?」


 ウチがそう言うと、せいちゃんは慌てて続けた。


「あ、いや、ごめん。悪い意味じゃねぇんだ。ただ、あいりんって俺と違ってさ、虐められてるわけでもないじゃん? だからさ……」

「……ウチだって、好きでボッチやってたワケじゃないっスよ。でも、ウチは会話することが苦手っスから……」

「俺とこんだけしゃべれるのに?」

「せいちゃんは……まあ……話しやすいんスよ。それに、ウチは自信がないし……」

「おいおい、もっと自信持てよ! あいりんは可愛いんだし、ちゃんとオシャレして、今俺と会話してるように他の人とも接すれば絶対友達出来るって!」

「か、可愛い!?」


 突然せいちゃんい可愛いって言われたことで、ウチは慌ててしまう。


「ん? 変なこと言ったか?」

「い、いや……だって可愛いなんて……」

「……あー……さすがに昔みたいに羞恥心もなく言い切れないけど、いいと思ったことはちゃんと口にしねぇと相手に伝わらねぇだろ? だから、これは俺の本心だよ」

「あ、えっと……その……」


 せいちゃんの言葉が本心だって分かると、更に混乱してしまったっス。

 頭が真っ白で、どうすればいいか必死に考えてたんスけど、気付けばウチの口は自然と動いてたっス。


「……せいちゃんは……ウチがオシャレした姿……見てみたいっスか?」

「うん」


 何の躊躇いもなくせいちゃんはそう頷いた。

 ――――それからっスね。ウチがオシャレに気をつかうようになったのは……。

 最初は何もわからなくて、色々な雑誌を見ては化粧の仕方とか服の選び方とか学ぼうとしたんスけど、どうしても一人じゃ限界があったっス。

 だから、ウチは初めて勇気を出して同じクラスの女子に話しかけたっス。

 怖かったっスけど、それ以上にせいちゃんにもっと可愛いところを見せたかったっスからね。

 勇気を出して話しかけてみれば……自分でも拍子抜けしちゃうくらい、すんなりと女子のグループに馴染む事が出来たっス。

 しかも、せいちゃんと同じように会話できるんスよ。

 気づけばウチもちょっとギャル風とはいえ、オシャレができるようになってたっス。

 そこから徐々にウチの学校生活が変わっていった。

 まず、女子だけでなく他の男子からもしょっちゅう声をかけられるようになったっス。

 最初はせいちゃん以外の男子と会話することに緊張してたっスけど、これも時間が経てば何てことなくなったっス。

 それに、未だに信じられないんスけど、男子から告白される回数がメッチャ増えたっス。

 何となく仲良くなってきたなぁって男子から、いかにも女遊びが好きそうな男子まで……とにかくいろんな種類の男子から告白されたっスねぇ……。

 でも残念ながら、ウチの心が動くことは一度もなかったっス。

 ウチはせいちゃん以外ありえなかったっスから。

 こうしてウチはボッチの学校生活から明るい学校生活に変わっていったっスけど……その代わりに、一番大切なモノを失ったっス。

 昼休み。

 せいちゃんが――――来なくなったっんス。

 ウチは根気強く昼休みに屋上へ続く階段に通い続けたっスけど、せいちゃんが戻ってくることはなかったっス。

 それに、ウチに新しい友達が出来たことで、自由に動ける時間が減っていたんス。

 だから必然的にお昼も屋上へと続く階段じゃなくて、その友達と食べることになったっス。

 そこで初めて……ウチはボッチがよかったって……そう、考えてしまったんスよ。

 結局ウチは、せいちゃんに会うことなく中学を卒業してしまったっス。

 幸いなことに、高校は同じだってことが噂……と言うか、虐められてるって情報として入ってきて、複雑な気持ちながらも嬉しかったっス。

 でも、またウチはせいちゃんと会うことができなかったっス。

 教室に突撃しても、校内を探し回っても……会う事が出来なかったっス。

 まるで、ウチ自身が避けられてるみたいに……。

 あとで知ったことだったんスけど、せいちゃんは一時期本当に引きこもっていたらしいんスよ。

 あの気丈に……前向きに振舞っていたせいちゃんが引きこもるだなんて想像もできなかったっス。

 せいちゃんがそうなるくらい、ウチが知らないところで辛いことがあったってことなんだと思うっス。

 そんなときに、何の力にもなれないウチは……メチャクチャ悔しかったっスよ。

 ……せいちゃんはウチの背中を押してくれたっス。

 その想いは無駄にしたくなかったっスから、ウチはウチなりに……せいちゃんに感謝しながら今まで楽しく過ごしてたっス。

 そんなときに、みんなと同じでこの世界へと急に連れてこられたんスよ。

 最初は混乱が大きかったっスけど、冷静に考えてこういう時こそウチがせいちゃんを助けなきゃって……。

 今のウチなら、せいちゃんを守れると思ったっスから――――。


◆◇◆


「――――とまぁ……こんな感じっスかねぇ……」

「ベタ惚れじゃん」

「砂糖吐くかと思った」

「お前もそのせいちゃんってヤツも……苦労してたんだなぁ……」

「散々な感想っスね!? 優佳は感情移入しすぎっスよ!」


 瑠美と乃亜は若干呆れた目をしているが、優佳はウチの話を聞いて泣いていた。うん、優佳はこういうヤツだったっス。


「いろいろ言ったっスけど、せいちゃんはウチの恩人なんスよ。だから、ありがとうって言いたいんス。そして、今度はウチが助けてあげたいんスよ」


 ウチがそういうと、三人は顔を見合わせた。


「ったく……しゃーねーなぁ! そんな話を聞いちまったら、手伝いたくなるじゃねぇか!」

「正直メンドイけど、愛梨のためじゃん?」

「うん。手伝うよ」


 ウチは三人の言葉に、思わず聞き返してしまったっス。


「本当にいいんスか? みんな、せいちゃんと関りがあるわけじゃないっスけど……」

「いいんだよ。アタシたちの愛梨が世話になったんだ。だったらアタシたちも感謝しねぇとな」

「別にウチは優佳たちのモノじゃないっスよ?」

「そういう会話じゃねぇだろ!? 流れを察しろよッ!」


 優佳のツッコミに、ウチは思わず笑ってしまったっス。

 ……せいちゃん。せいちゃんのおかげで勇気を貰ったウチは、こうして大切な友達を手に入れることができたっスよ。


「んじゃあ、早速Fクラスに突撃しようぜ!」

「だ、だから……急に会いに行くと……嫌われないっスか……?」

「本当に面倒くせぇなぁ!?」


 優佳は再びツッコむのだった。

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