【登場人物紹介まとめ:1】
≪主人公サイド≫
【柊誠一】
●主人公。
●とてもよく叫ぶ。でも、主人公。
●進化の実によって進化した、人間から一周して人間に戻った人間。
●両親は誠一が高校に入学して少しあとに他界した。保険金などによる遺産で何とか生活していたが、両親との仲はとても良かったために、なかなか両親の死を受け入れることができず、外に出ようとする気力さえなくなり、無気力のまま出前の食事などばかりを食べていたせいで、太ってしまった。
●ストレスを感じると、たくさん食べるタイプ。
●何ごとも前向きに考えることを長所としているが、前向きに考えきれないときも多い。
●友だちにも恵まれていたのだが、自分の勝手な判断と小さなプライドから、意識的に避けていた。
●一人で自己完結してしまう悪癖がある。
●見た目や体臭のせいで、集団的な虐めを受けていた。
●学園の中で、勇者召喚されていない唯一の存在。
●サリアたちに過去の自分を肯定してもらい、やっと自分を認める事が出来た。
●現在はバーバドル魔法学園の学園長であるバーナバスに呼ばれ、落ちこぼれのFクラスの担任をしている。
【サリア】
●ゴリラのヒロイン。
●燃えるような赤髪の美少女。だが、ゴリラ。
●もともとは、カイザーコングという名の魔物。
●ゴリラのときは、片言の口調だが、人間に変身すると普通に会話することができる。
●精神的にはゴリラのときの方が大人っぽく感じるが、人間のときの方が口調とは逆に大人。
●厳しい自然界を生き抜いてきただけあり、意外としっかりしている。
●圧倒的なヒロイン力を誇り、家事の全てを完璧にこなす。
●野生だったため、天然の母性と感受性を備えている。
●現在はバーバドル魔法学園で、誠一の担当するクラスで生徒になっている。
●誠一が大好き。
●誠一のお嫁さんだそうです。
【アルトリア・グレム】
●『災厄』の名を持つ冒険者。
●銀髪の褐色美人。でも、関わると怪我をする。呪いによって。
●生まれたときから、『災厄を背負う者』という呪いを受けており、周囲を無差別に不幸にしてきた。
●誠一たちを巻き込んで、迷宮を攻略した後、誠一から贈られた指輪により、呪いから解放される。
●面倒見のいい、姉御肌。
●体質のせいで恋をしたことがなかったため、すごい初心。
●不器用ながらも、一生懸命誠一を想っている。
●誠一がらみで嫉妬することが多い。
●現在はバーバドル魔法学園で、多くのクラスの冒険科の授業を担当する教師をしている。
●誠一の彼女だそうです。
【ルルネ】
●ロバ。
●ただのロバ……かと思いきや、食べ物が絡むとなんかいろいろとすごいことに。
●食いしん坊系ロバ。
●進化の実を食べ、絶賛人化中。
●自分自身では騎士としての振る舞いを見せようとするが、食べ物の方が優先順位が高い。
●前述により、騎士として失格であるが、その自覚がない。どうすればいい。
●誠一と過ごすうちに、騎士とは違う別の感情を抱き始めたようだが……?
●現在はバーバドル魔法学園で、誠一の担当するクラスで生徒になっている。
●誠一の下僕だそうです。
【オリガ・カルメリア】
●口数が少ない。
●8歳。
●黒猫の獣人。
●猫の獣人にとって、黒は不幸や災厄の象徴だったため、親から虐待を受け奴隷商に売られたところをカイゼル帝国の暗殺部隊に買われる。
●カイゼル帝国で、人を殺す術を身に着けた。
●『黄昏の暗殺者』の異名を持つ。
●首輪を外してくれた誠一や、ローナの尋問に物申してくれたルイエスに、深い感謝の念を抱いている。
●ローナとルルネ以外の人物は、お姉ちゃん、またはお兄ちゃんと呼ぶ。
●ローナのことは嫌いらしいが、本気で嫌いなわけではない。
●誠現在はバーバドル魔法学園で、誠一の助手をしている。
●誠一の妹だそうです。
≪勇者サイド≫
【神無月華蓮】
●誠一の幼馴染。
●腰まで伸びた黒髪の美人。
●誠一の通っていた学園の生徒会長。
●男女問わず、学園内で圧倒的人気を誇っている。
●神無月グループの令嬢。
●肝が据わっている。
●誠一には、幼馴染以上の特別な感情を抱いているようで……?
●剣道部の主将。
●勇者召喚され、今は異世界の学園でステータスを強化中。
●バーバドル魔法学園で誠一と再会するが、今まで会えなかった反動か、非常に残念な人物になっている。
●思考回路が非常に危ない。
●隙あらば誠一を我が物にしようとするが、どちらかと言えば誠一の物になりたいタイプ。
●気付けば変態の仲間入りになっていました。
【高宮翔太】
●誠一の幼馴染。
●イケメン。
●誠一のことを気にかけているが、誠一の気持ちとすれ違い、なかなかかみ合わない。
●基本的に冷静。
●剣道部。
●高宮美羽の兄。
●勇者召喚され、今は異世界の学園でステータスを強化中。
●他の勇者たちの学園での態度を見て、トラブルが起こることを危惧している。
【荒木賢治】
●誠一の幼馴染。
●短い茶髪のイケメン。
●誠一のことを気にかけているが、誠一の気持ちとすれ違い、なかなかかみ合わない。
●人懐っこいが、怒ると怖い。
●ボクシング部。
●神無月華蓮には頭が上がらない。
●勇者召喚され、今は異世界の学園でステータスを強化中。
【高宮美羽】
●誠一の幼馴染。
●肩まで伸びた黒髪に、花のピンを付けた美少女。
●誠一のことを『誠一お兄ちゃん』と呼び、慕っている。
●誠一とは学年が違うため、なかなか会うことができず、翔太たちのように、気にかけることも難しかった。
●勇者召喚され、今は異世界の学園でステータスを強化中。
【日野陽子】
●誠一の友だち。
●背中まで伸びた茶髪に、カチューシャを付けた美少女。
●幼馴染とは別に、誠一のことを気にかけてくれる、数少ない存在。
●アイドルグループに所属しているわけではないが、学園内ではその優しさから、アイドル的存在である。
●勇者召喚され、今は異世界の学園でステータスを強化中。
【新島絵里】
●誠一の友だち。
●髪を簡単にまとめている童顔美少女。
●幼馴染とは別に、誠一のことを気にかけてくれる、数少ない存在。
●翔太の彼女。
●そこそこ有名なアイドルグループに所属している。
●アイドルだが、恋愛は別に禁止されていない。
●勇者召喚され、今は異世界の学園でステータスを強化中。
【村田梨香】
●誠一の友だち。
●かるいウェーブのかかった黒髪に、少しタレ目の美少女。
●幼馴染とは別に、誠一のことを気にかけてくれる、数少ない存在。
●賢治の彼女。
●そこそこ有名なアイドルグループに所属している。
●アイドルだが、恋愛は別に禁止されていない。
●勇者召喚され、今は異世界の学園でステータスを強化中。
【青山広樹】
●誠一のクラスメイト。
●イケメン。
●サッカー部のキャプテン。
●クラス内で、誠一を虐めていた主犯格の一人。
●勇者召喚され、今は異世界の学園でステータスを強化中。
●バーバドル魔法学園にやって来たサリアたちを見て、邪な感情から接触を試みるも、サリアとルルネに容赦ない言葉を浴びせられ、なおかつ誠一によってサリアたちへの接触は防がれた。
【大木】
●誠一のクラスメイト。
●典型的なモブキャラ。
●誠一のステータスを意図的にバラすなど、性格は悪い。
●勇者召喚され、今は異世界の学園でステータスを強化中。
●バーバドル魔法学園にやって来たサリアたちを見て、邪な感情から接触を試みるも、サリアとルルネに容赦ない言葉を浴びせられ、なおかつ誠一によってサリアたちへの接触は防がれた。
【小林】
●誠一を虐めていた一人。
●賢治と同じボクシング部。
●誠一を主にサンドバッグ扱いしていた。
●バーバドル魔法学園にやって来たサリアたちを見て、邪な感情から接触を試みるも、サリアとルルネに容赦ない言葉を浴びせられ、なおかつ誠一によってサリアたちへの接触は防がれた。
●誠一がサリアたちを助けた際、顔面を踏まれる。ドンマイ。
【野島優佳】
●日本人とイギリス人のハーフ。だが、名前は和名。
●腰まで伸びた、ストレートの金髪美人。
●有名なレディースの総長。
●悪い意味で有名なグループの筆頭格。
●勇者召喚され、今は異世界の学園でステータスを強化中。
【清水乃亜】
●超有名なモデル。
●短い黒髪に青のメッシュの美人。
●悪い意味で有名なグループに所属している。
●勇者召喚され、今は異世界の学園でステータスを強化中。
【世渡愛梨】
●ギャルなようで、ギャルじゃない。
●美人。
●少し……いや、かなりの天然。
●基本的には、野島優佳たちと一緒にいるが、他の女子とも仲がいい。
●悪い意味で有名なグループに所属している。
●勇者召喚され、今は異世界の学園でステータスを強化中。
【天川瑠美】
●典型的なギャル。
●軽いウェーブのかかった茶髪の美人。
●超現代っ子
●悪い意味で有名なグループに所属している。
●勇者召喚され、今は異世界の学園でステータスを強化中。
【如月正也】
●世界で活躍していた、日本を代表するアイドルグループのリーダー
●三年生
●サラサラの茶髪に、甘いマスクの持ち主。
●元サッカー部キャプテン。
●四属性の魔法が使えるらしい。
●人を馬鹿にし、見下したような態度をとる。
●女性の交友関係について、いい噂がない。
●翔太たちが危惧する事態の元凶ともいえる存在。
【大山剛】
●世界で活躍していた、日本を代表するアイドルグループの一人。
●三年生
●筋肉質な日焼けした茶色い肌に、赤色に染めたソフトモヒカンのワイルドなイケメン。
●元ボクシング部。
●四属性の魔法が使えるらしい。
●非常に荒っぽく、下品。
●女性との交友関係について、いい噂がない。
●翔太たちが危惧する事態の元凶ともいえる存在。
【東郷蓮人】
●世界で活躍していた、日本を代表するアイドルグループの一人。
●三年生
●長めの金髪を鬱陶しいくらい派手にセットした、イケメン。
●ホストのようなヤツ。
●四属性の魔法が使えるらしい。
●いちいち言動がキザ。
●女性との交友関係について、いい噂がない。
●翔太たちが危惧する事態の元凶ともいえる存在。
≪カイゼル帝国サイド≫
【ハゲの大臣】
●ハゲてる。
●ハゲがコンプレックス。
●今後の発毛に期待。
【シェルド・ウォル・カイゼル】
●カイゼル帝国の帝王。
●勇者召喚を決定した張本人。
●人間至上主義者。
●いろいろ企んでる人。
●今後に期待。
【ヘリオ・ローバン】
●シェルドの側近。
●宮廷魔術師。
●人間至上主義者。
●世界で唯一の『幻属性』の魔法を使う事が出来る。
●『幻魔』という異名を持つ。
●いろいろ企んでる人。
【ザキア・ギルフォード】
●カイゼル帝国の騎士団長。
●先代帝王のアルフ・ディア・カイゼルに恩がある。
●『王剣』の異名を持つ。
●帝国屈指の実力者。
●勇者召喚に反対だった人間。
●いろいろ不器用。
【オルフェ・アルモンド】
●騎士団長補佐。
●茶髪くせ毛の優男。
●騎士団の中でも群を抜いて強い。
●ザキアのことを尊敬している。
【アルフ・ディア・カイゼル】
●カイゼル帝国の先代帝王。
●民に優しく、困っていれば種族問わず思わず助けてしまうような人物らしい。
●死んではいないが、隠居生活中。
【オーリウス・フェンサー】
●カイゼル帝国第一部隊隊長。
●貴族。
●平民を心の底から見下している。
●実力のほどは不明。
≪魔王軍サイド≫
【レイヤ・ファルザー】
●魔王軍第三部隊隊長。
●長い紫髪の美女。
●物すごくモテるのだが、性格がアレなので、すぐフラれる。
●今まで666人と付き合い、そのすべてが魔族の中でもイケメン。
●『空気魔法』の固有属性を持っている。
●種族は不死鳥。
●隊長としては、かなり有能。
●ウィンブルグ王国と交流をすると魔王が決定したものの、部下であるベルたちが過去に転移魔法をばら撒いたという話を思い出し、結構焦っている。
●現魔王の娘であるルーティアを尊敬している。
●これからに期待。
【ベル・ジゼル】
●レイヤ直属の部下。
●レイヤ直属部隊『ヴィクティム』の頼れるリーダー……であるはず。
●マッチョ。
●結婚しており、今度子供が生まれる予定。めでたい。
●ボスコとテリーは、家族のように大切に思っている。
●レイヤは、残念だが有能な上司であると思っている。もちろん尊敬もしている。
●今後とも愉快な活躍に期待。
【ボスコ・ダン】
●レイヤ直属の部下。
●『ヴィクティム』の隊員。
●ヒョロッとしており、痩せている。
●妻子持ち。
●テリーとは仲が良く、ベルのことはなんだかんだ言いながら尊敬している。
●レイヤは、残念だが有能な上司であると思っている。もちろん尊敬もしている。
●今後とも愉快な活躍に期待。
【テリー・ヘムト】
●レイヤ直属の部下。
●『ヴィクティム』の隊員。
●背が小さく、太っている。
●妻子持ち。
●ボスコとは仲が良く、ベルのことはなんだかんだ言いながら尊敬している。
●レイヤは、残念だが有能な上司であると思っている。もちろん尊敬もしている。
●今後とも愉快な活躍に期待。
【ウルス・バミュー】
●魔族軍第五部隊隊長。
●すごく厳つい。
●見た目に合わず、すごく小心者。
●すごい筋肉。
●王鬼族。
●登場予定あり。
【リアレッタ・バルヘイム】
●魔族軍第四部隊隊長。
●色っぽい美女。
●サキュバスの女王。
●種族に合わず、すごく初心。
●レイヤとは仲がよく、リアと呼ばれている。
●常識人。
●登場予定あり。
【ゾルア・ワルトーレ】
●魔族軍第二部隊隊長
●気怠そうなイケメン。
●魔族軍の最強格の一人。
●完成された吸血鬼にして、真祖。
●『黒紅の王』の異名を持つ。
●コウモリ呼ばわりされるのが大っ嫌い。
●ゼロスとは犬猿の仲。
●登場予定あり。
【ゼロス・アルバーナ】
●魔族軍第一部隊隊長。
●口数の少ない男前。
●魔族軍の中でも最強の第一部隊を率いている。
●魔族軍の最強格の一人。
●両親は鬼族だが、種族は不明。突然変異体ということになっている。
●『消滅者』の異名を持つ。
●ゾルアとは犬猿の仲。
●登場予定あり。
【ジェイド・レーヴェン】
●魔族軍懲罰部隊隊長。
●イケメン。
●男が好きで、オネエ口調。
●種族はインキュバス。
●レイヤとリアレッタの三人で、よくガールズトーク? をする。
●懲罰方法は……ご想像にお任せします。
●魔族軍の最強格の一人。
●登場予定あり。
【ルーティア・ビュート】
●魔王の娘。
●人形のように、無表情な美少女。
●口数が少ない。
●友だち想い。
●現魔王である父親を人間に封印されているにも関わらず、人間すべてを恨んではいない。それどころか共存する道を選び、その第一歩として、ウィンブルグ王国と交流を持とうとしている。
●今後の活躍に期待。
≪王都テルベール≫
【ルイエス・バルゼ】
●騎士団『剣聖の戦乙女』団長。
●『剣騎士』の異名を持つ。
●誠一以外の人外的実力の持ち主。
●ウィンブルグ王国最強の騎士の一人。
●その実力と、完璧すぎる美貌から、国内外問わず有名であり、圧倒的な人気を誇る。
●誠一との模擬戦に負け、誠一を師匠と呼ぶ。
●スキルを使うことができないが、相手が使用した剣術やスキルなどを、スキルとしてではなく自分の実力として身に着け、扱うことができる。
●膨大な魔力を身に宿しているが、魔法を使う事が出来ない。
●『水神の細剣』という神話級武器を持っている。
●魔法師団の団長である、フロリオの妹。
●魔物を大量に討伐したことによって、バーナバスと同じく『超越者』になった。
【フロリオ・バルゼ】
●魔法師団の団長。
●『氷麗の魔人』の異名を持つ。
●ウィンブルグ王国随一の魔法使い。
●誠一と訓練したことにより、土属性の魔法も使えるようになった。
●誠一が国王であるランゼを助けたことにより、その報酬として誠一にスキルなどの使い方を教えることに。
●ルイエスの兄。
【黒の聖騎士】
●国王であるランゼさえ、年齢、本名、性別といった、あらゆる情報が不明な人物。
●魔法によって声が加工されているため、男か女か判別できない。
●ウィンブルグ王国最強の騎士の一人。
●二メートルを超える巨体に、無骨で威圧感溢れる漆黒の全身鎧を身に纏っている。
●大剣を軽々と振り回す。
●特殊な漆黒の炎を身に纏い、仲間を強化する事が出来る。
●独特なしゃべり方をしており、その言葉は難解であるため、相手に伝わらないことも多々ある。
●『奈落の黒兵団』の団長。
【クロード・シュライザー】
●王国に仕える騎士。
●やる気のなさそうな見た目のオッサン。
●身なりを整えれば、ナイスミドルといった容姿。
●面倒見がいい。
●誠一たちを、短い時間しか接していないが、友達だと思っている。
●アルトリアとは、以前から知り合いだった様子。
【クラウディア・アステリオ】
●騎士団『剣聖の戦乙女ワルキューレ』所属。
●男前な女性。
●宝塚の男性役のような容姿と性格。
●数少ない常識人。
【ローナ・キリザス】
●騎士団『剣聖の戦乙女』所属。
●ハイテンション
●王都カップの司会を務めた。
●エリスの『SM講座』を上級編まで修めている。
●凄腕の尋問官……らしい。
●尋問の際、オリガにちょっとしたイジメを行ったため、オリガから嫌われた。
【ジョージ君】
●諜報部
●有能らしい。
●ルイエスに折檻された。
●ローナに放置され、その後彼の姿を見た者は…………。
●生きてます。
【クレア・ハスター】
●ベルフィーユ教のシスター。
●教会にある、孤児院の院長もしている。
●依頼で来た、サリアを大好きに。
【アドリアーナ】
●旦那が伯爵。
●美人。
●年上の女性といった、余裕のある雰囲気。
●アルトリアとは、面識があった。
【フィーナ】
●宿屋『安らぎの木』のオーナー。
●美人。
●旦那のライルと娘のメアリの三人で切り盛りしている。
【ライル】
●宿屋『安らぎの木』のシェフ。
●厳ついオッサンじゃなくて、イケメン。
●奥さんのフィーナと娘のメアリの三人で切り盛りしている。
【メアリ】
●宿屋『安らぎの木』の看板娘。
●美少女。だって看板娘だもの。
●両親のフィーナとライルの三人で切り盛りしている。
【ランゼルフ・フォード・ウィンブルグ】
●ランゼという名前で小市民と偽っていたが、実はウィンブルグ王国の国王だった。
●カッコイイおじ様。
●喫茶店アッコリエンテの店主、ノアードとは以前からの知り合いらしい。
●オリガに命を狙われ、呪具による呪いを受けていたところを誠一に助けられた。
●ロベルト、ジオニス、ラティスという三人の子供がいる。
●現在は魔族たちと交流するかどうかの大切な話し合いを魔王の娘であるルーティアと行うため、ドタバタしている。
【ノアード】
●喫茶店アッコリエンテの店主
●渋い初老の男性。
●カウンターに立つ姿は、バーテンダー。
●落ち着いた雰囲気の持ち主。
●ランゼとは以前からの知り合いらしい。
●実は『死』と呼ばれ、恐れられた伝説の暗殺者。
【クレイ・ベルガー】
●ベルガー侯爵家の長男。
●茶髪のイケメン。
●清々しいほどに自信満々。
●芸術家……というか、画家。
●独創的な絵を描く。
●一応売れているらしい。
●絵を描き始めて3カ月の素人。
●キャラスティ絵画大会で優秀賞を獲得した。
●のちに、『抽象画の鬼才』と呼ばれるようになる。
【メイ・チェリー】
●犬の獣人。
●犬耳の美少女。
●何てことない日常の風景を描くのが好き。
●技術はあるが、どうもパッとしない絵を描く。
●全然売れていない。
●絵を描き始めて約1年。
●画家。
●キャラスティ絵画大会で最優秀賞を獲得した。
●のちに、『絵画の英傑』と呼ばれるようになる。
≪ギルドサイド≫
【ガッスル・クルート】
●ギルド本部のギルドマスター。
●変態を束ねる変態。
●褐色肌のブーメランパンツを穿いた、裸の筋骨隆々男。
●筋肉こそすべて。
●素晴らしい肉体美。すなわち筋肉。
●筋トレ、してる?
●ギルド長としては有能かどうかは分からないが、人望は厚い。
●元S級冒険者であり、筋肉だけで様々な高難易度の依頼を達成し続けたことから『鉄人』と呼ばれていた。
●今でこそブーメランパンツ姿だが、昔は服を着ていたそうだ。信じられない。
【エリス・マクレーヌ】
●ギルド本部の受付嬢。
●マクレーヌ伯爵家のご令嬢。
●ドS……かと思えば、Mでもイケるそうだ。
●普段との姿のギャップがすさまじい。
●叩いてほしければ、ギルドへどうぞ。
●意外と常識人。……常識人?
●受付としては、有能らしい。
●元S級冒険者であり、『受攻の令嬢』の二つ名を持つ。
●受付嬢になった今でも、その実力は衰えていない。
【ホモン・ゲイザー】
●ホモォ! なC級パーティ『薔薇の楽園』のリーダー。
●名前が登場するとは思わなかった。
●C級のパーティながら、規模は世界最大クラス。
●依頼を完遂するたびに同志が増加していってるらしく、貴族界にも仲間がいるらしい。
●実力はC~B級程度の人間が揃っている。
●魔族だろうが関係ねぇ。種族の前に、みんな一人の男だろ?
【ウォルター・ベラット】
●『幼子の守護者』の異名を持つ。
●幼女を常に、影からお護りしている。
●様々な情報源は、すべて幼女。
●幼女とは、触れるものではない。目で見て、愛でるモノなのだよ。
●テルベールの兵隊たちとは、よく牢屋にぶち込み、ぶち込まれる仲。
●スランとはパーティを組んでいる。
●流麗な剣術を使いこなす。
●実力はA級以上だが、素行がアレなのでC級止まり。
【スラン・アルガード】
●『包み隠さぬ者』の異名を持つ。
●正装? 裸のことだろ?
●生まれたままの姿が美しい。
●テルベールの中で、裸になって移動したことのない場所はない。……王城内以外で。
●テルベールの兵隊たちとは、よく牢屋にぶち込み、ぶち込まれる仲。
●ウォルターとパーティを組んでいる。
●全身に魔法を宿すという斬新な魔法を使う。
●実力はA級以上だが、素行がアレなのでC級止まり。
【グランド・ローゼン】
●『血で染まる破壊者』の異名を持つ。
●常に破壊衝動に駆られており、何かを壊したいと言い続けている。ヤバイ。
●超巨大なハンマーを軽々と振り回す。
●実力だけで見ればS級はあるのだが、依頼を受けるたびに周囲の建物などを破壊して高額の違約金を払わされているため、D級冒険者の地位にいる。
【ガルガンド】
●現役のS級冒険者。つまり変態。
●銀色の全身タイツに、赤色のマフラーを巻いている。やはり変態だ。
●正義のヒーローを謳うが、戦闘では卑怯な手も喜んで使う。
●冒険者になった理由は、合法的に人間が殴りたかったから。
●上記の理由から、依頼は盗賊などの対人に関するモノのみ受けているが、その達成率は百パーセント。
●敵対した者を必ず倒すことから、『必倒』の異名がついた。
●勝ちさえすれば、それが正義。こんなヒーロー嫌だ。
≪バーバドル魔法学園:Fクラスサイド≫
【ベアトリス・ローグナー】
●元Fクラスの担任。
●魔法が使えないというだけで落ちこぼれ扱いされているFクラスのことを常に考えている。
●Fクラスの生徒が魔法を使えないのは、自分の実力不足だと思っていた。
●誠一が来て、Fクラスのみんなが魔法を使えるようになり、心の底から喜んだ。
●生徒一人ひとりの苦手なモノに合わせて、特別な教材を作ったりと仕事熱心。
●学園長であるバーナバスに、棘のある発言をすることが多い。
●すごい美人なのだが、Fクラスの担任というだけで他の先生から敬遠されるか、逆に下心しかない人間が寄ってくるため、教師生活の中で誠一以外と先生同士での食事というモノをしたことがなかった。
●現在は誠一のサポートという形で、Fクラスの副担任を務めている。
【バーナバス・エイブリット】
●エルフ。
●ランゼが学生だったときの恩師。
●『魔聖』の異名を持つ。
●バーバドル魔法学園の学園長。
●『超越者』と呼ばれる存在の一人であり、レベルは人類最高の500以上らしい。
●世界一の魔法使い。
●ベアトリスには頭が上がらない。
●好々爺然とした風貌。
●現在は魔神教団が攻めてきたことによって、その後処理に奔走している。
【アグノス・パシオン】
●愚直な不良少年。
●彼の髪は柔と剛を兼ね備えているらしい。意味が分からない。
●『不流朱陰愚』という釘バットを使っている。
●単純で何でも気合で解決しようとするバカ。気合で解決できることは少ない。
●魔法が使えなかったが、凄まじい身体能力を持っていた。
●本能で戦うタイプで、誠一もアグノスの動きは読めないときがあった。
●魔法が使えるようになった今でも、やはり体を動かす方が好きらしい。
●ブルードとは言い合いをすることが多いが、心の底では信頼している。
●誠一がサリアたちを彼女にしていることを知り、男としての何かを感じ取ってから誠一を兄貴と呼ぶように。
●学力は残念極まりない。
【ブルード・レフ・カイゼル】
●傲岸不遜ながらも優雅な雰囲気を持つ少年。
●カイゼル帝国の第二王子だが、母親が平民であるため、現帝王である父や兄のテオボルトから嫌われている。
●平民の血が半分流れているとはいえ、カイゼル帝国の王族であるのには変わらないのだが、身分にこだわることなく様々な人間に同じように接している。
●魔法が使えないためFクラスにいるが、剣術は中々のモノであり、テオボルトとは比べ物にならないほど強い。
●アグノスとは違い頭がいい。
●魔法が使えるようになり、器用に魔法と近接戦闘を織り交ぜる事が出来る。
●かなりの天才肌。
●アグノスをからかい、言い合いをすることが多いが、心の底では信頼している。
●学力は非常に優秀。
【ベアード・ルトラ】
●可愛らしい熊の被り物を被っていた少年。
●ガタイがよく、常にスケッチブックを使って会話をしていた。
●しかしその理由は悲しいもので、顔全体が酷い火傷跡があり、それを人から怖がられていたため、怖がられないように可愛らしい熊の被り物を被っていた。
●喉も焼け爛れていて声が出なかったため、スケッチブックによる会話をせざるを得なかった。
●魔神教団の使徒デミオロスが攻めてきた際、誠一が痛々しいという理由から一瞬で顔や喉の火傷を治し、今ではかつての凛々しい表情や声を取り戻している。
●メリケンサックを使った近接戦闘が得意で、アグノス同様に並外れた身体能力の持ち主。
●口数が少ないのには変わりないが、アグノスたちのことを大切に思っている。
●学力は非常に優秀。
【レオン・ハーディー】
●儚げで暗い雰囲気の美少年。
●常に自分を卑下し続けている。
●その昔、五属性もの魔法を使えるということで家族たちから期待されてきたのだが、それをよく思わなかった兄であるフリードから過激な虐めを受けたため、魔法に対するトラウマが出来てしまい、魔法が使えなくなってしまった。
●そういった過去から、何をするのも自分が悪いと思うようになる。
●しかし、仲間であり友達であるアグノスたちが貶されるのを許せず、トラウマの元凶である兄に立ち向かうほどの勇気を持っている。
●実は五大属性の大精霊を身に宿しており、それらと契約したことで兄のフリードを倒す事が出来た。
●魔法が再び使えるようになって、なおかつトラウマの元凶だった兄も倒したのだが、自信がなく、常に自分を卑下し続けるのは治らなかった。
●学力はテストの答えをまともに書かないため、問題外。
【ヘレン・ローザ】
●気の強い美少女。
●理由は不明だが、強さに拘る節がある。
●様々な武術を知っているようだ。
●魔法は使えなかったが、実力だけで見れば学園全体で見ても上位に入る実力者だった。
●誠一に負けたことで、誠一の強さに興味を示す。
●他のFクラスのメンバーとはどこか距離があるようにも見えたが、表面に出さないだけで信頼している。
●学力は優秀。
●身体能力もだが、戦闘センスが凄まじい。
【レイチェル・マダン】
●間延びした口調と、ぽわぽわんとした雰囲気が特徴の美少女。
●戦闘に躊躇いがある。
●流派は不明だが、何かしらの武術を修めており、しっかりとした『技』が体に染み込んでいるため、本来なら相当強いはず。
●心優しいが、時折ハッキリとモノを言う。
●Fクラスのメンバーとの仲は良好。
●学力は優秀。
●誠一のことは純粋に凄い先生だと思っているが、普通が通じない変人とも思っている。
【イレーネ・プライム】
●完璧な美人。
●自分大好き人間。
●綺麗なモノ、美しいモノが好き。
●所作の一つ一つが美しく、頭も非常にいい。
●学力は非常に優秀。
●『美』に関して一切妥協がなく、誠一が自分自身を隠していることに物申した。
●何かしらの武術を修めているらしく、戦闘センスは極めて高い。
●全体的に非の打ち所がない完璧超人だが、魔法が使えないことが唯一の弱点であった。
●しかし、誠一のおかげで魔法が使えるようになり、ほぼ完璧なイレーネが完成したと言っている。なぜ完璧と言い切らないのかというと、イレーネとしては全属性魔法が使いたかったらしい。
●Fクラスのメンバーとは特別親しくしているわけではないが、それでも友達と思っている。
【フローラ・レドラント】
●ボーイッシュな美少女。
●黙っていれば美少年にも見える見た目なのだが、中身が非常に残念。
●中身はオッサン臭く、よく可愛い女の子に突撃する。
●だが、別に女性が恋愛対象というわけではない。難しい。
●学力は普通。
●ルルネのペースを崩せる、数少ない人物。
●ヘレン、レイチェル、イレーネとは違い、何の武術も修めていないようだが、大剣を振り回す怪力の持ち主であり、それを長時間続けても疲れない体力を持っている。
●その体力が普段の生活にも表れているのか、やたらと元気。
●誠一のことはサリアたちと付き合ってることから女性の扱いが巧いと勘違いしており、勉強や戦闘技術などよりそっちの技術が知りたいと割と本気で思っている。
●魔法が使えるようになり、純粋に喜んだ。
●Fクラスのメンバーとの仲は良好で、元々人懐っこいところもあり、意外と他クラスにも友達がいる。
≪バーバドル魔法学園:その他≫
【テオボルト・テラ・カイゼル】
●カイゼル帝国の第一王子。
●ブルードの異母兄弟。
●Sクラスの生徒。
●もともとカイゼル帝国内にあるレイール学園に通っていたのだが、カイゼル帝国の思惑によって、勇者たちと共にバーバドル魔法学園にやって来た。
●他者を……特に平民を見下し、その中でも魔法の使えないFクラスをバカにしていた。
●サリアたちにちょっかいをかけようとしたが、悪気のないサリアの言葉によって、恥をかいた。
●その結果、アルの怒りを買い、冒険科の授業の平常点を問答無用で零にされるようだ。合掌。
●ブルードと校内対抗戦で戦うことになり、ブルードのメイドに手を出すようなことを言ったり、他にも散々バカにするも無様に敗北。
●ゲスい性格をしている。
●サリアたちから男としての性能を全否定された。強く生きてくれ。カイゼル帝国の未来はない。
【クリフ】
●Sクラスの担任。
●カイゼル帝国の貴族。
●Fクラスを無能と決め付け、見下していた。
●下心を隠そうともせず、ベアトリスに接近していた。
●自分のSクラスが負けるとも思っておらず、いざFクラスと対決した結果、ほぼ全滅する羽目に。
●その結果を認めず、誠一の戦いを挑むも……戦闘というのもおこがましいレベルで一方的にぶっ飛ばされる。
●自分の放った魔法の返り討ちにあい、髪や服といった見た目だけでなく、全裸で失禁するという人間としての尊厳さえ失った。いいことあるさ。元気出せ。
●しかし、今後の出番予定はない。
【フリード・ハーディー】
●Sクラスの生徒。
●テオボルトの取り巻きの一人。
●レオンの兄であり、昔レオンを虐め、トラウマを植え付けた張本人。
●自分がすべてであり、兄である自分より優れたレオンが許せなかった。
●トラウマによって魔法が使えなくなったレオンを、散々バカにして見下し続けてきた。
●Fクラスをバカにしたことによって激怒したレオンと対決するが、大精霊と契約したレオンを前に、手も足も出ずクリフと同じく色々なモノを失いながら無様に敗北。そんな日もある。
●しかし、今後の出番予定はない。
【トリマキー】
●Sクラスの生徒。
●テオボルトの取り巻きの一人。
●モブ体質で、典型的な取り巻き。
●ベアードと戦う際、散々バカにするも、ベアードのぶっ飛んだ身体能力を前に敗北。ベアードが強いのもあるが、君が弱すぎたんだ。精進しよう。
●しかし、今後の出番予定はない。
【ロベルト・イロアス・ウィンブルグ】
●ウィンブルグ王国の第一王子。
●ランゼの息子。
●Sクラスの生徒にして、学園最強。
●雰囲気はブルードに似ており、王者の気質を持つ。
●誰にでも分け隔てなく接するため、Fクラスや悪い印象しかない勇者相手も自分の思うように接している。
●母であり、現役S級冒険者という『雷女帝』エレミナ・キサ・ウィンブルグのオリジナル魔法を完全ではないとはいえ、使う事が出来る。
●三兄弟の長男であり、ジオニスとラティスのことを大切に思っている。
【ジオニス・ガルディアン・ウィンブルグ】
●ウィンブルグ王国の第二王子。
●ランゼの息子。
●Aクラスの生徒。
●兄であるロベルトとは違い、どこか荒々しい雰囲気を持つ。
●王族らしからぬ口調で、度々ロベルトにいさめられる。
●将来は将軍としてロベルトに仕える形で働くつもりでいる。
●魔法の扱いが苦手なためAクラスにいるが、実力だけで見ればSクラス。
●ロベルトと同じく、基本的に誰にでも分け隔てなく接している。
●三兄弟の次男であり、口にはしないが、ロベルトやラティスのことを大切に思っている。
【ラティス・デア・ウィンブルグ】
●ウィンブルグ王国の第一王女。
●ランゼの娘。
●Sクラスの生徒。
●高貴な雰囲気を纏っている。
●兄であるロベルトたちには容赦ないが、他の人には基本的に優しい。
●ロベルトたちと同じく、基本的に誰にでも分け隔てなく接している。
●長女であり、口にしないが、ロベルトやジオニスのことを大切に思っている。
【マイケル】
●王都カップで『流星馬』に乗っていた人物。
●前回の王都カップの優勝者。
●冒険者らしいが、よく分かっていない。
●むしろ、誰も分からない中でなぜか校内対抗戦の実況を務めた。実況を任せた人のもおかしいが、何故引き受けた。
●しかし、普通の戦いでは何の役にも立たないポンコツぶりを発揮するが、誰もがついて行けないようなハイレベルの戦いは当たり前のようにしっかり解説していた。本当に何者なんだ。
【リリー】
●放送部。
●校内対抗戦の司会を務めた。
●かなりきわどいことをズバズバ言い続けた。夜道には気をつけよう。
●マイケルとの相性はなんだかんだでよかった。ただ、マイケルって何者なんだ。
≪冥界≫
【暗黒貴族ゼアノス】
●ゼアノス・ゼフォード公爵が魔物化した存在。
●ハルマール帝国に属していた。
●愛するメイドのマリーを生き返らせるため、頑張った人。
●すごく可愛そうな人生を歩んだ人。
●強かった。
●冥界でまさかの再会。
●魔物化したときと同じ服を着た美丈夫。
●誠一に冥界の悪霊との戦い方を教える。
●何気にアベルたちの師匠。
●基本的に物腰は柔らかいが、かつて勇者の師匠をしていただけあり、時折ぶっ飛んだことを言う。
●誠一のぶっ飛んだ体によって、生き返った。
【マリー】
●戦争孤児だったところを、ゼアノスに拾われ、メイドになった。
●主人のゼアノスをずっと慕っており、最初から最後まで一途だった。
●冥界でまさかの再会。
●ゼアノスと再び出会えたことが何よりも嬉しかった。
●生前と同じく、ゼアノスに仕えるメイドでありながら、現在は昔果たせなかった少女としての夢……ゼアノスと結ばれる事が出来ている。よかった。
●誠一のぶっ飛んだ体により、生き返った。
【ルシウス・アルサーレ】
●初代魔王。
●種族はハッキリしていないが、額から角が二本生えていることから鬼族と推測されるが……?
●かつて、魔族の平和の為に尽力するも勇者たちに討たれる。
●冥界でゼアノスたちとともに誠一に出会う。
●誠一のぶっ飛んだ体により、生き返った。
【アベル・スターディア】
●『果てなき悲愛の森』で読んだ、勇者アベルの日記の筆者。
●ゼアノスたちの時代の勇者。
●ゼアノスが師匠。
●冥界でゼアノスたちと共に誠一に出会う。
●誠一のぶっ飛んだ体により、生き返った。
【ガルス・ロッカード】
●ゼアノスたちの時代の勇者の仲間。
●かつて、仲間を守る戦士をしていた。
●だが、魔王を討つまでの間に死んでいた。
●冥界でゼアノスたちと共に誠一に出会う。
●誠一のぶっ飛んだ体により、生き返った。
【アンナ・リュード】
●ゼアノスたちの時代の勇者の仲間。
●狩人。
●強気な美少女。
●アベルと恋仲。
●魔王を討伐した後、エルシュタット三世の策略によって死んでしまう。
●冥界でゼアノスたちと共に誠一に出会う。
●誠一のぶっ飛んだ体により、生き返った。
【リリアナ・モルスト】
●ゼアノスたちの時代の勇者の仲間。
●賢者。
●優し気な美少女。
●アベルと恋仲。
●魔王を討伐した後、エルシュタット三世の策略によって死んでしまう。
●冥界でゼアノスたちと共に誠一に出会う。
●誠一のぶっ飛んだ体により、生き返った。
【ナチュリアーナ・グリーンド】
●魔族の女性。
●生前はお花屋さんをしていたらしい。
●ゼアノスたちのように、縁があったから冥界で出会えたのだが、誠一たちは未だに何の縁なのか分かっていない。
●特別な力があるわけでもない、本当に一般人。
●冥界でゼアノスたちと共に誠一に出会う。
●誠一のぶっ飛んだ体により、生き返った。
【宝箱】
●かつて誠一に倒された宝箱が魔物化した存在。
●実際はただ寂しいだけの可哀想な魔物だった。
●誠一に倒された宝箱だったが、ゼアノスたちのように誠一と縁があったため、生き返った。
●以前のように急に襲いかかることはせず、今は誠一の両親の護衛のような立場にいる。
●誠一のぶっ飛んだ体により、生き返った。よかったね。
【柊誠】
●誠一の父親。
●事故死したものの、誠一のぶっ飛んだ体によって、冥界に現れた。
●誠一の親というだけあって、どこかズレた感性の持ち主。
●非常におおらかで、超常現象が目の前で起きても動じることはない。ある意味大物。
●一般的な愛情表現とは違ったかもしれないが、誠一のことを深く愛していた。
●冥界でゼアノスたちと共に誠一に出会う。
●誠一のぶっ飛んだ体により、生き返った。
【柊一美】
●誠一の母親。
●事故死したものの、誠一のぶっ飛んだ体によって、冥界に現れた。
●誠一の親というだけあって、どこかズレた感性の持ち主。
●長い間会えなかったこともあり、誠一の成長を間近で見て何でも大喜びする。
●誠と同じで、マイペースかつ天然。
●一般的な愛情表現とは違ったかもしれないが、誠一のことを深く愛していた。
●冥界でゼアノスたちと共に誠一に出会う。
●誠一のぶっ飛んだ体により、生き返った。
【エリザベス】
●ゼアノスの元奥さん。
●政略結婚で、ゼアノスはゼアノスなりに彼女を愛していたが、エリザベスにとっては所詮自分自身のステータスの一つでしかなかった。
●ゼアノスが冥界で自我を持ったことにより、悪霊として復活した。
●ゼアノスの手で、トドメをさされる。
【エルシュタット三世】
●ハルマール帝国の帝王。
●ゼアノスの仕えていた帝王。
●ゼアノスやマリーが死ぬきっかけを作った人物。
●アベルたちの根も葉もない噂を流し、死に追いやった。
●ゼアノスが冥界で自我を持ったことにより、悪霊として復活した。
●口上の途中で誠一に瞬殺された。可哀想に。
【ピエール】
●アベルたち勇者の仲間だった人物。
●モテモテのアベルが妬ましく、裏切った。
●アベルたちが冥界で自我を持ったことにより、悪霊として復活した。
●エルシュタット三世と同じく、活躍するまでもなく瞬殺された。そういう運命なんだ。
【名もなき勇者】
●初代魔王である、ルシウスを殺した勇者。
●魔族を見下している。
●ルシウスから見れば、彼もまた、時代による犠牲者だったようだ。
●最後はルシウスの魔法によって、トドメをさされた。
≪魔神教団≫
【クライス】
●脂でギトギトな上に、太っており小さいが、なぜかいつも自信満々。
●鼻息が荒く、気持ちの悪い笑い方をする。
●戦闘力はないが、魔王の側近として仕えていた。
●占いの力を持っているらしい。
●過去に、何度も人間が攻めてくることを当てていたらしい。
●魔王軍の、さらに側近として仕えていたが、その実態は魔神教団の使徒。
●特殊な方法で大量の魔物をウィンブルグ王国の王都テルベールに仕向けるも、誠一やギルド本部の冒険者たちによって失敗に終わった。
●だが、魔神の復活を諦めているわけではないため、色々と企てているようだ。
●登場予定あり。
【レスター】
●ギョロ目の不気味な男。
●魔神教団の使徒の一人。
●しょうもない小さな悪事で魔神復活のための負の感情を集めている。
●未だに謎の多い男。
【アングレア】
●ゴシックドレスと、顔の半分を隠す白い仮面が特徴の女性。
●『殺人姫』という異名を持つ。
●魔神教団の使徒だと思っていたが、その実態は違っていた。
●今までの悪事は全て他の使徒に行わせ、自分自身の手を汚すことはしなかった。
●かつて、幸せな生活をしていたが、使徒であるデミオロスによって、その幸せは崩される。
●仮面の下には酷い火傷の跡があり、そのせいで家族からも避けられ、婚約者からは婚約破棄をされた。
●人生が何もかも台無しになったことで世界を憎み、魔神教団に入団した。
●しかし、デミオロスを含む他の使徒からすれば、アングレアは使徒であると思い込んでいる滑稽な存在に過ぎず、デミオロスにとってはアングレアも魔神にとっての糧に過ぎないと考えていた。
●誠一が痛々しいからという理由だけで、治療不可能と言われていた火傷が治った。
●現在は大人しくバーナバスに魔神教団の情報を渡している。
【デミオロス】
●白衣姿の美青年。
●『黄泉送り』という異名を持つ。
●魔神の力によって、黄泉へ転移させる力を手に入れた。
●魔神教団の使徒。
●アングレアが貴族だったころ、彼女の領地を焼き払い、彼女の人生をめちゃくちゃにした。
●人の不幸や絶望が大好き。
●なかなかのクズ。
●圧倒的な力で他者を見下し、絶望させて楽しんでいたが、誠一が現れたことで立場が一変した。
●すべての力を自分のばら撒いた黄泉へと続く転移魔法に奪われ、魔神から授かった力さえも失い、現在はただの人以下。世界最弱の存在になり果てる。笑っちゃうよね。
●彼には頑張ってもらいたい。どう足掻いても無駄だが。
≪その他≫
【羊さん】
●ダンジョンの管理人。
●戦闘能力はないが、ダンジョンに存在する魔物が外に出ないようにするなど、限定的には強力な力を持っている。
●本名は、エドワード・リューゼンシュタイン・バルヘッド・ヘイバトス。
●見た目に合わず、ゲス。
●他人のペースを掻きまわすのが上手い。
【黒龍神】
●でっかい黒色のドラゴン。
●初代魔王の最初の友だちと言っていい存在。
●魔王を最後まで守れなかったことを悔いている。
●人間が憎い。
●可哀想なドラゴン。
●強い。
●そのうち再登場予定。……死んでませんよ?
【スロウ】
●フードを被った謎の男性。
●ルルネの参加した大食い大会で出会う。
●様々な国を回っているようだが、詳しい素性は不明。