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ハーレム100 作者:松宮星

幻想世界

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黒い稲妻      【クロエ】(※※)

 公務員寮に泊めてもらった翌日。

 お師匠様と獣使いのパメラさんは、明け方前に出かけた。市長の許可はもらえたので、狼獣人達の居場所を探し、心で呼びかけてみるのだそうだ。
 交渉の日時と場所を決めたいらしい。
 狼獣人だって、理由もなく暴れるはずはない、荒野から出て来た理由があるはず。パメラさんは、固くそう信じている。
 どんな獣もモンスターも、パメラさんにはメロメロになる。狼族の考えをパメラさんが聞き出して、戦わずしてエポナの街に平和を取り戻せればよいのだが。

 サラも出かけた。今日は、街の魔法使いに一日弟子入りする。市長の紹介だそうだ。
 そこで、さまざまな魔法の発生・制御のコツを教わってくるんだ。

 獣人の三人は、又、獣人街に行った。

 オレとジョゼとマリーちゃんは、今日も市庁舎の一部屋に居る。
 市庁舎は街の中心にある。狼獣人と戦いになったとしても、すぐに争いに巻き込まれる恐れはない。
 お師匠様は、オレを安全な場所に置いておきたいのだ。
 オレが死んだら、オレらの世界は終わりだから。
 だけど……
 狼獣人と戦わなきゃいけなくなったら、いくらオレでもひきこもっていたくない。

 オレは勇者なんだ。


 ノックがした。
 オレは急いで目隠しをつけたが、
「俺だよ、勇者のあんちゃん」
 ドアの外から聞こえてきたのは、ドワーフのケリーさんの声だった。

 扉の開閉音。
 ケリーさんのドタドタした足音と、カッポカッポという蹄の音がした。
 ケリーさんの友人の、人馬さんも一緒なんだ。
「お邪魔します」人馬さんは礼儀正しく、オレやマリーちゃん達に挨拶した。

 人馬は男女共に、みんな、優秀な戦士らしい。
 今日、客人がみえる事と、その席で目隠しを外す許可は、お師匠様から得ている。

 目隠しを取ると、そこには……
 黒く美しい、圧倒的な存在が居た……

 何もかもが黒く、輝いている。
 背へと垂れる髪も、目も、肌も。
 オレを見下ろす静かな顔、魔法金属の黒鎧をまとった上半身、右手に大きな黒いランスを持っており、そして……腰から下は、馬そのものだ。()のつまった、黒い馬体だ。
 初めて見る人馬に、オレは、みとれてしまった。
 大きくて、逞しくって、黒くて、立派だ……

 綺麗だし、圧倒される……
 でも……
『伴侶』的な萌えツボは反応しなかった。
 あまりにも人からかけ離れていて、美しくって……ンな事を思ったら失礼な気がした。

「初めまして、クロエです」
 穏やかな声だった。
「異世界の勇者ジャンです」
 オレは、きりりとした姿の女性を見つめ続けた。右手のランスも、黒い魔法鎧も見事な造りだ。
「騎士なんですか?」
 言ってから、いや、待てと自分につっこんだ。
 馬に騎乗するから騎士だろ? この人、下半身が馬そのものじゃん。騎乗できないじゃん。

「違います」
 クロエさんは、優しげに微笑んだ。
「小学校の教師です」
 へ?
 その、ものものしい格好で先生?

「エポナの警備担当なんだとよ」
 オレの戸惑いを察して、ドワーフのケリーさんが教えてくれる。今日は背に、布に巻いた大きな細長い荷物をしょっている。
 そう言えば、ポーリンちゃんが言ってたっけ。
 担当だった筈のエルフが勝手にどっか行っちゃったんで、先月の担当がずっと警備を続けてるって。

 狼獣人との緊張が高まっているから、クロエさんも武装してるのか。
「クロエの鎧もランスも、俺の作品なんだ。イかしてるだろ?」
 なるほど……
「武人かと思いました。武器も鎧もよく似合ってて、凛々しいから」
 オレがそう言うと、ケリーさんは友人の黒い左前脚の付け根をバンバンと叩き、豪快にカカカと笑った。
「強そうに見えるってさ! 良かったな、クロエ! 俺のおかげだぜ!」
 クロエさんは肩をすくめ、照れたように笑った。
「ありがとう、異世界の勇者様。嬉しいです」

 クロエさんは、見た目よりも強くないのかな?

「これ、あんたにやるわ」
 そう言ってケリーさんが、背中の荷物をオレに渡してくれる。
 布を解くと、中から一振りの片手剣が現れた。黒い鞘にも柄にも、装飾がない。
「水の魔法を付与しただけの、つまんねー剣だが、丸腰よりはマシだろ? あんたの剣が仕上がるまで、腰にぶらさげといてくれ」
 ケリーさんは『つまらない出来』と言ったが、魔法剣なら、オレらの世界じゃお宝クラスだ。
 お礼を言ってから剣を受け取り、鞘から抜いてみた。青白い綺麗な剣身だ。

「振ってみな」
 振ると、剣身から水が出た。
 おぉ!

「追加効果『水』の剣だ。火属性の敵に大ダメージを与えられるし、飛び散る水は飲める。これ、持ってりゃ、干上がらずにすむぜ」
 それは、便利!
「切れ味も強度も、鋼よりはマシって程度だ。無茶使いすると、折れるからな」
 了解。

 それから『ルネ でらっくす』の閲覧会となった。
 袋の中身を、テーブルの上に並べた。
 二人は、発明品を手にとっては用途を尋ねてくる。興味津々って顔だ。オレが解説書を読むと、いちいち感心し、目を輝かせ、メモを取ったりする。
「子供達に、工作や技術家庭も教えているので……」
 と、クロエさんは言った。手先が器用って事だし、工作が好きなのかな。

 休憩時間はあと少しだ、と残念そうなクロエさん。街の警備に戻らなきゃいけないらしい。
 最後に目を止めたのは、車輪のついた、なべの蓋ぐらいの大きさの板。ぶ厚い鉄板の裏に車輪が四つ並び、表側にはベルトがついている。
「これは?」
 オレは解説書をめくり、実物と同じ絵が載っているページを見つけた。
「『かっとび君』……魔法機関内蔵型、四足用スピード・アップ装備……だ、そうです」
「四足用?」
 人馬のクロエさんが、オレらを見渡す。あなた方は二足歩行ではないか、と言いたそうに。
「えっと、ですね……『かっとび君』のスピードがあまりにも速すぎるんで、二足ではバランスが保てない……四足になって、つまり、両手両足に『かっとび君』をつけて走れと書いてあります」
 ケリーさんとクロエさんが、『かっとび君』を調べ始める。同じものが四つあるんで、それぞれ違うモノを手にとっての調査だ。

 オレは、解説書を読みあげた。
「これで、家畜の運搬も可能みたいですね……ドラゴンが載っても大丈夫な強度で……」
 ドラゴンを例えに使うの好きだな、ルネさん。ドラゴンの重さを、どれぐらいに想定してるんだろ?
「馬の五倍の速さだそうだです」

 ケリーさんとクロエさんが、ぴくっ! っと反応した。

 試着してみろよ! と、ケリーさんがクロエさんに勧めた時……
 やめた方がいい、とオレは助言した。
 ルネさんの発明品はすごいけど、失敗作もあるし、ナニだからって、ちゃんと伝えた。

 けれども、クロエさんは試してみたいと言った。
 クロエさんは人馬にしては文系で、仲間に比べると腕力も脚力も弱いらしい。足も遅いのだそうだ。

 劣等感に浸っている時の辛さは、よくわかる。
 オレも昨日、ダメ勇者な自分が嫌でたまらなかった。マリーちゃんやケリーさんがいなきゃ、まだ落ち込んでたよ。

 だから、止められなかった。
 止めるべきかな、とかなり思ったんだけど。
 クロエさんが、ちょっとでも元気になってくれたらいいな、って。

 みんなでクロエさんの四本の足に『かっとび君』をつけ、蹄の上の辺りでベルトを固定した。
 オレは、クロエさんの脇に立って、更に、解説書を読みあげた。
「スタート、ストップ、スピード調節、方向転換は、全てリモコン操作だそうです」
「リモコン……おぉ、これだな!」
 ドワーフのケリーさんがテーブルに戻り、四角い箱を手に取ってくる。ボタンが二つ、レバーが二本の簡単な作りのリモコンだ。

 その時だった……
 サイレンが鳴ったのは。

 何だ?
 オレは、キョロキョロと辺りを見回した。

 廊下や外から、声が聞こえる。
『狼が来たぞ〜!』と、叫ぶ声が……

 狼獣人の襲撃?

 警備に戻ろうと動き出した、クロエさん。
 周囲を見渡すオレ。
 急いでいたケリーさん。

 三人が同時にコケ、ぶつかりあった為に……
 悲劇が起こった。

 ケリーさんはリモコンのスタート・ボタンを押してしまい……
 突然、走りだしたクロエさんに……
 脇にいたオレはすくいあげられ、胴体の上にのっかってしまったのだ。

 けたたましいエンジン音をたて、『かっとび君』は始動した。
 いきなりな、超スピード。
 マリーちゃんと、ジョゼが慌ててよける。

 クロエさんが悲鳴をあげる。
 オレはクロエさんの胴体に横からしがみつきながら、顔だけを前に向けた。

 前方に壁。
 ぐんぐん迫る壁。
 このスピードで激突したら、間違いなくオレらはぺっちゃんこだ!

 金切り声をあげながら、クロエさんがランスを前に突き出す。

 派手な音を立てて壁は砕け、オレらは宙に放り出された。

 二階だったっけ……

 落されまいと、オレはクロエさんにしがみついた。
 クロエさんが必死にバランスをとり、どうにか着地。
 そのまま止まる事なく、オレらは走り続ける。

「いやぁぁぁ! 止めてぇぇ!」
 クロエさんが、泣き叫ぶ。

 風を切って、クロエさんが走る。
 進路上の人は、慌てて道をあける。馬の五倍のスピードで、オレらはつっぱしっている。
 ごぉおんごぉおんと、『かっとび君』はうるさいほどの機械音を発している。爆発……しないよね?

「いや、いや、いや、いやぁぁーん!」
 クロエさんは、もうパニックだ。
 首をぶんぶん振りまわしている。

「クロエさん、前!」
 眼前に石の銅像。
「うっひぃ!」
 クロエさんは突進の勢いののったランスで、銅像を粉々に砕いた。

「クロエさん、前!」
 眼前に鉄柵。
「あきゃきゃ!」
 クロエさんは突進の勢いののったランスで、鉄柵をねじ倒した。

「クロエさん、前!」
 眼前に石の住居。
「どひぃぃぃ!」
 クロエさんは突進の勢いののったランスで、家の壁を突き破り、反対側の壁もぶっ壊して前進を続けた。
挿絵(By みてみん)
「もう、いやぁ〜」
 クロエさんは、わんわん泣いている。

「しっかりして、クロエさん!」
 あなたに、オレの命がかかってるんです!

「おかぁさーん!」
 逞しい人馬な彼女は、まるで子供のように泣き叫んだ……


 オレのハートは、キュンキュンと鳴った……


 心の中でリンゴ〜ンと鐘が鳴る。
 欠けていたものが、ほんの少し埋まっていく、あの感覚がした。

《あと八十〜 おっけぇ?》
 と、内側から神様の声がした。


 この状況で、ときめくのかよ、オレ!
 愛の吊り橋効果ってヤツか?

 オレがクロエさんを守ってあげなきゃ……

 こんだけ離れちゃったら、リモコンの指示が届くはずもない。

 取扱説明書はどっかにいっちゃった。
 あれに、緊急停止方法とか、『かっとび君』稼働時間とか、お役立ち情報なかったっけか?
 えっとぉ……
 えっと……
 う〜ん
 駄目だ、思い出せん!

 腕が痛い。
 ずっと掴まってるから、腕も腿もガクガクしている。

 通りに、ちらほら、狼が見え始める。
 オレらの世界の狼よりデカい。
 大サイズになってるのか。

 狼獣人と街の人が、そこかしこで戦っていた。

 が……

「どいてぇ〜〜〜〜!」
 クロエさんの突進におののき、みんな逃げてゆく。
「だれか〜 たすけてぇぇぇ〜」

 狭い路地裏に入った。
 あっちこっちの建物と建物の間に紐が渡され、シーツやシャツなどが干されている。
 クロエさんとオレは洗濯物につっこみ、半乾きのそれらを飛ばしながら前進した。

 洗濯物が宙を舞い……

 バサッとかかってきた。
 鼻と口を覆われる。
 苦しい!
 取ろうとして、オレは……
 うっかりバランスを崩してしまった。

 クロエさんの体から、オレの体が転げ落ちる。後方へと、ふっとんでゆく。

 宙には洗濯物が散らばっているので、よく見えなかったが……
 猛スピードでクロエさんの後ろ姿が遠のいてゆくのだけは、わかった。

 布を巻き込みながら、背からオレは何かにぶつかり、何かを下敷きにした。二度、バウンドし、どうにか止まった。
「痛ってえ〜」
 痛かったが、たいした怪我はなさそうだ。弾力のあるクッションが敷かれていたおかげだ。
 オレは首を振りながら、左右を見渡し……硬直した。

 オレは……
 大型化した狼獣人の群れの中につっこんでいたのだ。
 大岩さえ噛み砕いてしまいそうな大口の狼獣人が、前にも左右にも……そして、オレの背中の下にも居た。

 鋭い犬歯を覗かせる巨大な生き物達は、荒い息を吐いている。
 もしかして、オレから漂う人魚の残り香って、狼獣人の食欲も刺激しちゃう? ……よね?

 腰に手を伸ばした。が、もらったはずの剣が無い!
 落としちゃった?

 噛みつかれる! と、覚悟した時だった。

「兄さん! 危ねえ!」

 宙にバッとシーツが広がった。

 それがオレを覆いつくすまでの、ほんの刹那に、さまざまなものが見えた……

 巨大化した、オレンジ色のクマ獣人。くわっと開いた口、丸太のように逞しい腕を振り回し、狼達をなぎ払っている。

 しなやかで、すばやく動く、大きな生き物がいた。かろやかに宙を舞うその生き物は、鋭い爪で狼達と戦っていた。まるで、豹だ。『勇者の書』で読んだ事がある、異界の猛獣にそっくりだ。

 そして……
 クマと豹、狼達の間を駆け抜ける者。
 シーツやら、獣人達の背に隠れて、はっきりとは見えなかったが……

 見え隠れする白い髪、長いウサ耳、白い腕、白い足……
 短い肩掛けのような布が揺れる……
 太ももがチラリと見えた……白くて、なめらかな素肌だ……
 短刀を振りまわす、鮮やかな姿。
 ほんの一瞬だけ見えたような気がした、ハッとするほどに美しい顔……印象的な赤い瞳が……

 シーツが完全に、オレの視界を覆う。
 オレは邪魔な布をはがそうと、必死に格闘した。
 狼達がキャンキャン情けない声をあげる。
 声は遠ざかってゆく。

 オレは、どうにかシーツをひきはがした。

「兄さん、お怪我はござんせんか?」
 オレの目の前には……

 長い耳、つぶらな赤い瞳、ヒクヒク動く鼻。見事な白毛のウサさんが、後ろ足で立っていた。
 道中合羽を羽織りなおし、刀を右手に持った、凶悪なほどに可愛らしい姿で。

 シロさん……

 オレは地面につっぷした。

 せっかくの人型変身(メタモルフォーゼ)だったのに……

 重要なところ、全然、見えなかったよ……

 すっぽんぽんだったのに……
 ちくしょー……

「ご無事でなにより。ミーが兄さんの匂いがするってんで、来てみたんでやんすよ」

「おにーさんが、無事で、うれしーにゃ」
 濡れたような体毛の大型の豹が、オレにすり寄って来る。ゴロゴロと喉を鳴らしながら。
「おにーさん食べられちゃ、ダメ、にゃー おにーさんは、ミーのものだ、にゃー」
 ぞわぞわと、背筋に悪寒が走った。
 ミーちゃん、大きくなったねー その爪と牙なら、一撃でオレを倒せるねー

 オレ、獣人街にまで来てたのか……
 クロエさんの消えた方角を見つめた。あのスピードでは、オレじゃ追いつけない。
 燃料切れを待つしかないか?
『かっとび君』の魔法機関は小型だ、長時間の稼動は不可能……なはず……たぶん、おそらく、きっと……

 大きなクマさんが、オレとシロさんをひょいと抱えあげる。
「獣使いの姐さんの身が心配でござんす……狼の野郎どもとの戦、何としても止めるとおっしゃっていたのに、こんな事になっちまったんだ」
 シロさんは、ピーンと耳を立てている。
「何かあったんでやしょう。あっしら獣には、あの方の居場所はわかりやす。急ぎましょう、兄さん」

 パメラさんの身に何かが?
 一緒にいたお師匠様は……?

 ごめん、クロエさん、オレ……
 今はパメラさん達のもとへ向かう。





 魔王が目覚めるのは、八十九日後だ。
 共に戦ってくれる仲間を、お師匠様を、失うものか……


* * * * *


『勇者の書 101――ジャン』 覚え書き

●女性プロフィール(№020)

名前 クロエ
所属世界   幻想世界
種族     人馬
職業     小学校の先生
特徴     穏やかな性格。
       他の人馬より、腕力や脚力が劣っている事を
       気にしていた。友人のケリーさんに頼み、
       強そうに見える鎧やランスを造ってもらった。
       パニックになると泣き叫ぶ。
戦闘方法   ランス。
年齢     教職員免状が取れる年齢
容姿     髪も目も肌も黒い。
       上半身は人間、腰から下は馬。
口癖    『いやぁ!』『おかぁさーん!』
      (パニック時) 
好きなもの  発明品、細工物など。
嫌いなもの  運動能力が低い自分。
勇者に一言 『ありがとう、異世界の勇者様、嬉しいです』
挿絵(By みてみん)
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