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ハーレム100 作者:松宮星

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女神は賢者に託宣を (※)

※この話は、「死が二人を分かつまで」の後日談です。
 魔王が現れた。
 ので、シャルルは旅立つこととなった。

 この馬鹿を勇者に指名してから、はや×年。
 ムカつく弟子ではある。が、戦闘力は高いし、正義感もまあまあ。魔王討伐後、賢者になってもらって構わない。
 てか、こいつが賢者になれば、オレは引退できるわけで……
 ただの男に戻って、愛しい彼女とラブラブうっはうは〜な日々を送れちゃうわけだ!
 頑張ろう。

 今、クソ馬鹿弟子は両手で顔を覆って、オレの前にうずくまっている。
 この世の終わりが来たかのようなそのうちひしがれた姿を見ると、ザマーミロという気分になる。

 わははは! 苦しめ、嘆け、シャルル!

 オレが何か言う度に、シャルルは床へと沈んでゆく。
 ふふふふ。
 胸がスーッとするぜ!

 さめざめと泣き出しそうな奴に向かい、オレの口が声をかける。

《こら、こら。晴れの門出に涙は禁物だぞ〜 さ、さ、さ。シャルル君、スマイル、スマイル♪ にっこり笑えるよう、女神が祝福してあ・げ・る〜 そ〜れ、投げキッス♪》
「ああああ……お許しください、女神様。拷問にも等しいです……」

 つまり、そうなのだ……
 きゃぴりん女神がオレに降臨してるんだ。
 賢者のオレの体を使って、シャルルに託宣を伝える為に。

 性格の悪い女神様は、オレの体を使ってわざときゃぴきゃぴしまくっている……

 オレだって、すっごく嫌なんだけど!
 死んじまいたいぐらい恥ずかしいんだけど!
 オレ以上に嫌がってる奴が居るんで、かえって開き直れちゃうわけで!
 ほ〜ら、シャルル。おまえの憧れの女神様だぞ〜 会えて嬉しいだろ〜? た〜っぷり見ろ! 外見(そとみ)、オレだけどな!

 ただ……
 この場にお師匠様まで居るのが、つらい。
 お師匠様は感情の浮かんでいない綺麗な顔で、女神様憑きのオレと落ち込むシャルルを見つめている。
 何の感想も言わず、ただジーッと……
 できれば、目をそらして欲しい……


《んじゃ、まあ、そろそろいってみよーかな》
 シャルルをからかうのにあきたのか、女神様が本題に入る。

《百二代目魔王は異世界人だ。名前は『マルガレーテ』》
 百二代目勇者がピクッと反応し、床から立ち上がる。
「女性なのですか……」
《蝶よ花よと育てられた箱入りのお嬢様だったんだけど〜 両親が亡くなって家も財産も何もかも騙し取られて、挙句、恋人からも親友からも見捨てられて、絶望して魔王パワーに目覚めちゃったのねぇ 自分を不幸にした全てのものに、復讐したいみたい〜》
「それは、お気の毒な……」
 シャルルが、静かにかぶりを振る。
「愛を忘れた方に、愛の喜びと、心からの微笑みを取り戻していただく……勇者として、いや、騎士として、お助けせねば……」
 お。
 やる気になったみたいだな、目が生き返ったぞ。
 貧乏神と承知でオトメさんをナンパした男だもんなー 魔王も口説くんだろう。

《魔王と勇者の決戦は伝統通り、変更無しね〜 シャルル君、おっけぇ?》
 オレに降りている女神様に、シャルルは頷いた。


『勇者と魔王の定石』なら、シャルルもオレもよく知っている。

 その一。
 勇者(となる予定の人間)が十五才を過ぎてから老衰で死ぬまでの間に、世界に魔王が現れる。

 その二。
 魔王は出現と同時に百日の眠りにつく。魔王としての力を溜める為と言われている。眠っている間は完全無敵だそうだ。
 だから、目覚める日、つまり百日目が、決戦日となる。
 その日を逃すと、この世界は魔王のものになってしまうらしい。
 魔王は人間に絶望しているんだ、勝ったらろくでもない事をするだろう。人間みなごろし、奴隷化、魔族化とか……。
 まあ、これまでの魔王はオレの代も含め、百日目に倒されてるんだが。

 その三。
 倒すと、ご褒美がもらえる。聖教会の教えに反する願い――死者の蘇りとかは拒否られるけど、たいていの望みは叶う。
 んでもって、よその世界に転移するか、不老不死の賢者となってこの世界に留まるかを決めるのだ。


《んじゃ、勇者の使命を教えるわね〜 おっけぇ?》

 魔王が寝てる百日の間に、勇者は『勇者の使命』を果たす。
 女神様から魔王を倒す方法を教わり、準備しておくのだ。
 託宣通りに戦わないと、魔王は倒せないのだ。

 オレの内のきゃぴきゃぴの明るい光が、厳かな輝きとなる。
 ゆるみきっていた顔の筋肉も、しゃきっとする。顔から、にこやかな笑みが消えたのだ。

 託宣を告げる為、真面目な顔になったのだ。

 オレの口が、百二代目勇者の託宣を紡ぐ……

《汝への愛が、魔王を滅ぼすであろう》
 む?

《愛しき伴侶を千人、百二十の世界を巡り集めよ》
 むむ?

《各々が振るえる剣は一度。異ならぬ生き方の者を求めてもよし》
 むむむぅぅぅ?

 見れば……
 シャルルの目が点になっている。お師匠様はいつもの無表情だが。
「千人の伴侶……? 百二十の世界……?」

 女神モードをあっさり捨てて、きゃぴりんがいつものきゃぴきゃぴに戻る。

《間違い探しじゃないぞ〜 これがキミへの託宣だ》
 やったー! 度肝をぬいてやった! ってはしゃぐ女神様の感情が何となく伝わってくる……
《シャルル君、キミは百二十の世界を旅して、千人の女の子を仲間にするの。でも、今回はジョブが被ってもおっけぇなの。同じジョブを何百人も仲間にしていいぞ〜 女神の心の広さに、感謝感謝だろ?》

 百日で、百二十の世界を旅して……女の子を千人も仲間にするぅぅぅ?
 無理だろ! それ!
 一日一世界でも百日じゃ、百二十になんねーじゃん! 午前と午後で違う世界に行くわけ?
 てか、千人? 一日に十人仲間にしなきゃ間に合わねーよ!

《あ〜、あとね、前とおんなじで、誰でも仲間にできるってわけじゃないから〜。愛しき伴侶でなきゃ、ダ・メ》
「愛しき伴侶?」
 シャルルが顎の下に手をあて、首をかしげる。
「と、いう事は……私は千人にキュンキュンしなくてはいけないのですか?」

《ちがう、ちがう》
 チッチッチッと、女神様が指を振る。
《シャルル君。託宣をよぉ〜く噛みしめて考えたまえ。今回は、『汝への愛が魔王を滅ぼす』わけ〜。つ・ま・り、》

 ぱんぱかぱ〜んとファンファーレが鳴り響く。

《キミは千人の女の子に、キュンキュンされればいいのさ》
 千人の女の子にキュンキュンされる……?

《キミにときめいた女の子は強制的に仲間枠入り。誰が仲間枠に入ったかは、賢者にはわかる。仲間の管理は賢者に任せ、安心してキュンキュンされまくって〜》
 ちょ!

「女神様。その託宣は実行不可能ではありませんか?」
 お師匠様が微かに眉をしかめながら、オレの体に聞く。
「賢者の書の裏表紙には、異世界転移の魔法陣が記されています。しかし、異世界勇者の出身世界、勇者が修行場として訪れた世界、その全てを合わせたところで百二十もありません。私の記憶が正しければ、異世界への扉はジャンの代も含め……七十六ではありませんでしたか?」
 え〜

《へーき、へーき》
 女神様が軽く答える。
《それぞれの世界には、裏世界やら並行世界やらがくっついている。この世界には、『魔法陣反転の法』研究のエキスパートとなった学者が居る。あの子に頼れば、かなりの世界に行けるだろーし》
 セリアのことか?

《異世界には、別の世界への行き方を知ってる子も居る。その子をナンパして、別世界に案内してもらえばいい。たとえば〜 ドゥルガーちゃんを仲間にして、輪廻世界に運んでもらってもいいし〜 魔界貴族に所属世界へ連れてってもらうのもありだぞ〜》
 なるほど!
 その手もあるか!
《百二十の世界なんて、すぐ、すぐ〜。かんたん、かんたん♪》
 たしかに、そうかも。

「しかし、転移世界から更に他の世界に転移してしまっては」
 お師匠様が、女神様に喰らいつく。
「ジャンの時のような戦いができなくなります。転移先の情報が魔法絹布に記されないのでは、魔王戦で召喚できません」
 む?
 オレがわかってないと気づいたのだろう、女神様がわかりやすく説明する。
《ここからA世界に行って、A世界からB世界に転移したら、手元の召喚用の魔法絹布にはA世界の情報のみが記され、B世界の情報は残らない。魔王戦ではA世界の子しか呼び出せないって、シルヴィちゃんは心配してるんだろ?》
 お師匠様が頷く。
 あ。
 そうか。

《だいじょ〜ぶ、だいじょ〜ぶ》
 女神様が、へらへら笑う。
《B世界の子は、この世界に拉致っちゃえ》
 へ?
《魔王戦まで、置いとけばいいんだよ》
 シャルル君はお金持ちだもん、伴侶達を養えるよねーと女神様が気楽に言う。
 置いとくって……ドゥルガー様やら魔界貴族から紹介された奴を?
《ジャン君が異世界転移で運べる人間は、自分を含め六人だ。賢者と勇者で二人も枠が埋まるから〜 B世界でナンパできる子は最大で四人だぞ。それ以上の人数は、いっぺんにここまで運べない。てなわけで、おっけぇ?》
 いやいやいやいや! おっけぇじゃありません!

「百二十の世界への転移は、セリアの協力があれば不可能ではあるまい……」
 シャルルは腕を組み、考え込んでいる。
「千人の女性と親しくなることも、さほど難しくない。ポワエルデュー侯爵にして勇者のこの私……知性も教養も機知も容姿も財力も魔法騎士としての実力も全て完璧。全ての女性にご満足いただけるだろう」
 ムカッ!
「しかし、百日で百二十の世界を回らねばいけないとは……」
 うん……キツイよな。
 シャルルが額に手をあて、悲劇の主人公よろしく溜息をつく。
「慌ただしすぎる。全ての女性と深く心を通い合わせる時間はとれないだろう……残念だ」
 おま! 心配してるのは、そこかよ!

 オレ、この馬鹿と異世界二人旅をするわけ?
 なんか、すっげぇ気が滅入るんだけど!

《でさぁ、千人の伴侶に一回づつ攻撃してもらって〜、魔王倒すの〜 キミも攻撃できるから、千一回も攻撃できるわよ〜 おっけぇ?》

 女神様がにっこりと微笑む。

《魔王のHPは、1億ぽっち。千人も居るんだもん、一人あたりたったの10万ダメでいいんだ。楽勝よね〜。おっけぇ?》

 いや、魔王戦はそうでも……
 百日で百二十世界で千人は、ハードル高すぎじゃありませんか?


《この世界を救うのは、千人の彼女の萌えよぉ。シャルル君、美形でちょ〜優秀だもん。千人なんて、すぐすぐ〜》
 ハッハッハおまかせくださいと、バカが笑う……

「一人あたり10万でも、戦闘力の無い女性にばかりに萌えられては1億に届かなくなる。シャルル殿、赤子や老女に萌えられぬよう、注意した方がいい」
 お師匠様が淡々と言う。

《だいじょーぶ。いざとなったら、究極魔法つかえばいいしぃ。4999万9999の固定ダメ。呪文は、毎度おなじみ『さらば、愛しき世界よ!』。これがあるから、仲間がザコザコでも勝てるよ、シャルル君!》
 究極魔法……

《だいじょーぶ。優秀な女の子千人に萌えてもらえば、そんな究極魔法を使わなくても、勝てるし〜》

《だいじょーぶ。キミがその魔法を唱え損ねても、ジャン君が代わりに使ってくれるから。ジャン君が『この世界の礎となってくれ、勇者よ!』って言ったら、キミはチュドーン。すぐ終わるから、痛みを感じる間もないわ〜。だいじょーぶよ》

 と、全然、大丈夫じゃないお言葉を残し、女神様は天界に戻って行った。



 オレとシャルルの目線が重なる。
 何とも微妙な顔で、シャルルがオレを見る。
 そいや、オレ……賢者も究極魔法が使えるって、教えてなかったかも。この馬鹿がオレから教わる事は何もないって言ってたから、話す機会がなかったし。

 オレが『この世界の礎となってくれ、勇者よ』って言ったら、シャルルは火の玉になって、魔王につっこんで、魔王ともどもチュド〜ンする。

 いや、もちろん言う気はない。
 シャルルには、賢者を継いでもらう予定だし。

 だが、しかし……

 体の奥から、フツフツと熱いものがこみあがってくるというか……

 高笑いしたくなるというか……

 なんか、ちょっとだけ気分が良くなった!

「ジャン君、まさかと思うが、君は……」
 クソ馬鹿弟子の間違いを、師匠として正した。
「シャルル……。オレは賢者で、おまえは勇者だ。オレのことを『ジャン君』と呼ぶなと、繰り返しオレは教え諭したはずだが?」
 ぐっと喉の奥で変な音をたて、シャルルがぎりりと唇を噛みしめた。
「……失礼いたしました……『お師匠様』」

 実に悔しそうな顔だ……

 ふはははは!
 シャルルと知り合って、はや×年!
 初めて優位に立てた気がする!

 ま、オレは愛で戦った(もと)勇者だ。
 シャルルの代も、無血勝利を目指す。
 死なせないよう、助言もするし、こいつの仲間探しも手伝う。
 賢者として、勇者もその仲間も魔王に堕ちたものも生かしたいから。

 けどまあ……せっかくチョ〜優位な立場に立ったんだ。百日間、『お師匠様気分』を満喫しよう♪


* * * * * *


 百二代目勇者シャルルの旅が始まった!

 百二代目勇者に課された使命は、百二十の世界を巡って1000人の女の子からキュンキュンされる(・・・)こと!

 美男子で金持ちのリア充。社交界でモテモテのシャルルだ。
 千人集めるのは、さほど困難ではないかと思われた。


 しかし……


「不肖このシルヴィ、(もと)竜騎士、(もと)賢者として及ばずながら協力しよう。………………………。それで、キュンキュンとはどうすればよいのだ? ジャン、おまえはエキスパートだ。すまぬが教えてくれ」

「既に三十四の裏世界と並行世界を発見しております。知識をもってご助力いたしましょう、賢者様。……と、シャルル。え? シャルルにキュンキュンして欲しい?……申し訳ありません、不可能です。確かに私は歴代勇者様を尊敬しておりますが、勇者なら誰でもいいわけではありません。シャルルを男として意識したことなど一度もありませんし、ロマンの欠片も感じません」

《立ち去れ。貴様が我が主人(あるじ)の許婚であったのは過去のこと。軽薄男なぞ、我が主人の視界の穢れである》

「シャルルさん? う〜ん。……美形だし、格好いいとは思うけど……好みじゃないというか……笑えるというか……。ごめん、ジャン、無理。他をあたって!」

「すみません〜 私、聖職者ですので〜 男の方に、キュンキュンは、できません〜 魔王討伐、がんばって、ください〜 ファイトですぅ〜」

「ケッ! だから言ってんじゃん、オレは貴族が嫌いなんだよ。てめーがどーなろうが、知ったことか。くたばっちまえ、バーカ」

「この私が、男にときめくわけないでしょ? 男なんて、下品で無神経で身勝手な生き物。存在自体がゴミよ。消滅してくれればいいと思ってるわ」

「あなた、獣の匂いがしない……」

「キュンキュンですね? 頑張ります! ニノンの分も、ご恩をお返しします! えっと、その……キュンキュン?」

 ニーナならキュンキュンしてくれたろうが、昇天している……
 オレの精霊達も、シャルルにはときめかないって言ってるし……

 思ったよりも、モテねえなあ。

「失敬な。舞踏会を催せば、招待した女性全てにときめいていただける。街を散策すれば、あっという間に千人……」
 馬鹿。貴族令嬢や町娘にキュンキュンしてもらってどうする?
 魔王戦で戦える人間を仲間にするのが先だろ?
 戦闘力ゼロの子でも集めるのは、最後の最後。人数合わせの時だ。


 てなわけで、仲間にできたのは……

「あらあらあら。お兄様ったら、このままでは、世界は消滅、ポワエルデュー侯爵家も断絶ですわよ。無能な勇者のせいですわね。ほ〜んと情けないお兄様ですこと」
 口元に手をそえてシャルロットちゃんは、コロコロと笑った。
 その途端、シャルロットちゃんのハートがキュンキュンキュンと鳴ってるのが聞こえた……。
……この兄妹の絆は、よくわからん……
 だが、まあ、ともかくも! 一人目げっとぉ!

「今月のスポンサー料は、いつもの十倍? 私の才に惚れ込んだ? さすがシャルル様。お目が、高い!」
 キュンキュン!
 二人目。
「賢者様、勇者様。困ったなーという時には私です! 魔王戦用に新たな武器を発明します! どんな困難な状況も、私の発明品があれば大丈夫! 攻撃力ゼロの方でも、戦えます! お任せください!」

「え? ギルド長とお話してくれた? うわっ! あたし、ベスト5? すごいすご〜い! 戦士ギルドのランクが、一気に200もあがった! ありがとー、勇者さま!」
 キュンキュン!
 三人目。

「うふふ。勇者さま、素敵ですわ。最低最悪の運気ですわね。これから先の未来は、不幸と女難のてんこもり。これでもかってぐらいに、次から次に……。ああ、もう、ス・テ・キ。こんなド不幸な男、二人目。かわいそうすぎて、うっとりしちゃう……」
 キュンキュン!
 四人目。



 異世界に行く事にした!

「戦闘力ゼロの子に不用意に萌えられちゃマズイ。この仮面をつけろ」
「この滑稽なデザインは……刑罰用ではないか! ジャン君、せめて、君のマーイさんのような仮面を」
「……『ジャン君』?」
「くっ。……失礼しました、『お師匠様』」

 ジパング界と裏冒険世界には、行きづらい。
 ヨリミツとなあ、アンジェリーヌ姫が……。
 姫はあきらめてくれたはずだが、ヨリミツはオレを待ち続けてそうだし……ヨリミツの為にも、『オニキリ』を使える奴に巡り逢ってくれてればいいんだが。
 一途に迫られたらオレ……
 心から愛する女性(ヒト)が居るのに……もしかすると……
「………」
 とりあえず、後回し。


【幻想世界】
「お、お、おにーさん! そんな、山もりの、お魚を、くれるだなんて……だいすきだにゃーっ!」
 キュンキュンキュン!
「ハチミツ! ハチミツ! ハチミツ!」
 キュンキュンキュン!
「あら、この素敵な薔薇の花束を私に?…………てゆーか花エルフに花贈るとか頭わるいんじゃないのかしら、この人。……でも、使えそうな男は一人でも多く、ミツグ君にキープしときたいし……萌えとくか…………嬉しいですわ、ありがとうございます、勇者様」
 キュン! ……のみ。仲間枠入りせず。
「ダメ! ダメ! ダメ! あたしを誘惑しようたって、そうはいかないわよ! こんな甘いものばっかり! ああでも、クッキーとチョコレートとトロトロの蜂蜜をたらしたふわふわのケーキ……はふぅ」
 キュンキュンキュン!

 そこそこ大漁! 次いってみよう!


【裏ジパング界】
《じゃんの たのみだ。 おれの ともだちを しょうかい してやる。 なに? おれに きゅん きゅん しろ だと? ……さては おまえ ばか だな?》

《ほほう、異世界の酒か……なかなかうまい。これも、これも、これも酒か! つまみまで! おぬし、なかなか気がきくのう! わしゃ気に入ったぞ》
 キュンキュン!
《ひとかラ、ごはんヲ、もらってハ、いけないのですゥ。え? わたいガ、えらいかラ、ささげもの?……おとこをだましテ、みつがせるのハ、ありかもかもですゥ〜》
 キュンキュン!

 他にも、化けネコ、カッパ、カワウソ、雪女、白蛇、ろくろ首、のっぺらぼうと、(ぬえ)、人魚に、死神!
 裏ジパング界のみなさまは捧げものをすると、素直に喜んでくださっていいなあ。
……シャルル、何で落ち込む? 強い伴侶がいっぱいだぞ?


【冒険世界】
「ドゥルガー様が、新しい夫を選び直された? では、そちらの方も、ドゥルガー様にふさわしき『人物』!」
 キュンキュン!
《おねえさま、無理よぉ。あたし、勇者くん一筋だから、他の男のハーレムなんてぇ。……あらぁ、新勇者くん……いい男ぉ……やだ、『お嬢さん、お手をどうぞ』だなんてぇ……》
 キュンキュンキュン!
「必要項目にご記入くだサーイ。指名は……ロビンちゃん、で。はい、OKデース! 一日契約、仕事内容は戦闘。報酬は……OH〜 素晴らしい宝石をお持ちデスね〜」
 キュンキュン!

 ドロテアとナディンが友人を紹介してくれたから、すっごい大漁。
 次、次!


【エスエフ界】
「あなた、ルネのスポンサーなの? まあ! 私のかわいい(ロボ)たちへの絶賛もありがとう!」
 キュンキュン!
「宇宙人様! そちらも宇宙人様ですか! はじめまして、正義の味方キャロラインです!」
 キュンキュン!
「とても魅力的。……そう、精霊を憑けてらっしゃるの……。少しだけ、あちらで(わたくし)と二人っきりになりませんこと?」
 キュンキュン!

 順調! 順調! 次はちょっと気が進まないが、あそこに行くか……


【裏 英雄世界】
「ぐわぁぁ! 寄るな! 触るな! 近づくな! キモいわッ! あんたより、闇妖精の方が百万倍もマシっ!」
「勇者ジャン! ここで会ったが百年目! 私をマサタ=カーンの世界に連れて行け! はぁ? キュンキュン? 知るかっ! とにかく約束を守ってもらおうか!」
「私も一緒に行くわ。フフフ、あの莫迦とは私もちょっとね……いろいろあるから……。キュンキュンなら、その後でしてあ・げ・る♪」
《やっほー ユーシャくん。おひさしぶりー。へー 今、ケンジャくんなんだー。あたし? えへへ。アクマショーカンシレンゴウ(悪魔召喚士連合)に、よばれちゃったー。ねーねー マーくんとなら、あたしも遊びたいなー。つれてってー》

 押し切られ、三人をPTに加え次の世界へ……


【英雄世界】
「ジャン君、シャルル君。ひとつ忠告しておく……女神を信用するな。……あれぇ? のりちゃん? みどり? げっ! サリーまで! ちょっ! まっ!」
 すみません、カーンさん……
 オレはオレの世界を救う為に旅立ちます……

「う〜ん……かわいい後輩たちのためだ、協力してあげたいけど……ごめんねー ちょー残念だけど、キミには萌えない」
「ホホホ。キュンキュンですの? 面白い冗談ですわね。それはさておき……シャルル様に対し、助言しますわ。魔王戦が終わるまで、最愛の方を選ぶのはお控えなさいませ」

「きゃ〜 やだぁ〜 もぅ〜 シャルル様ぁ! お素敵ぃ! またお会いできて、光栄ですわぁ〜」
 キュンキュンキュン!
「え? 勇者さんが賢者になった? でもって、シャルル様を後継者に指名して、賢者の館で同棲? 二人の世界? なに、その美味しすぎる展開ッ! 萌えるわッ!」
 キュキュキュキュキュンキュンキュン!
「おかえりなさいませ、ご主人様。今日も素敵なご衣装ですね……ご主人様にお会いできて、瑠那は幸せいっぱいです」
 キュンキュン!

 いったん裏英雄世界の方々を還して、次の世界へ……


【魔界】
《イヒヒヒ。ちょいとかわいがらせとくれよ。キュンキュンして欲しいんだろ? そーだねえ……頭を逆さに付け替えたげようか……口から手を生やすのもいいねえ》
《ときめけだと? ふざけるな、殺すぞ! もっと筋肉をつけてから出直して来い》
《うっふ〜ん。いい事しに来たの、坊や?……あたくしをキュンキュンさせたいのなら……まずは楽しませて……》
《おなかちゅいたー!》

 魔界に来たが、いっこうに別世界に案内してもらえない……

 このままでは、百二十の世界巡りの託宣がヤバい……

「まあ、世界が滅びるよりは、チュド〜ンの方がマシだけど……」
 託宣を叶えない事にはなあ……シャルルがチュド〜ンしても、たぶん負けるし。

「……ジャンく……いや、お師匠様。今、さらっと不吉な独り言をおっしゃいませんでしたか?」
 顔をひきつらせながら、百二代目勇者が尋ねる。

 オレは、馬鹿弟子の背中をバン! と叩いた。
 こいつが頑張ってくれなきゃ、オレの世界は滅んでしまうのだ。
 応援して、助けてやるしかない。

「ほら、行くぞ。シャルル。魔界貴族を誰でもいいから、陥落してみせろ。ベティさんに改造されるのが嫌なら、何か悪知恵浮かべろよ。オレより頭がいいんだろ、百二代目勇・者・様?」


 魔王が目覚めるのは、九十五日後。
 残り世界 百十二。
 仲間にする伴侶は、あと九百三十六人だ。
【ハーレム100 完】

+ + + + + + + +

 ご愛読ありがとうございました!


 感想を書いてくださった方々、評価、お気に入り登録をしてくださった方々、ご覧くださったすべての皆様、ありがとうございました。

 山大さま、速水竹生さま。イラストをありがとうございました。
 速水さまからいただいたジャン君を、完結記念に、ここでバーン! とお披露目を。

挿絵(By みてみん)

 学者風家人&貴族風家人にも、感謝。

 完結にあたって家人達が贈ってくれたイラストを、小説に挿入しました。
「アナベラのひとりごと」にアナベラ&リーズ
「サンバでアミーガ!」にサラ&ジョゼ
「冒険世界から」にニーナ&ソワ
「開戦!」にカネコ アキノリが増えています。

 この作品を支えてくださったみなさま、ほんとうにありがとうございました。みなさまから元気をいただき、頑張れました^^


「ハーレム100公式サイト(http://harlem100.matsumiya-sei.net/)」にも、良かったら遊びにいらしてください。
 ヒロイン達のイラスト・カード、サイト管理人(学者風家人)の雑記などを公開中。
 9月30日22時に「偽ハーレム100」を公開予定。WindowsPC専用、無料ダウンロード・ゲームです。


 次の作品は、今のところ未定です。
 姉妹作「逆ハーレム100」のつづきか、過去作品の続編、新連載。何かしら書くと思います。その時の萌え次第で。
 今は書き上げた! という達成感にひたりつつ、心身共にリフレッシュしております^^

 又、どこかでお会いできれば嬉しいです。

付記
「きゅんきゅんハニー」の連載始めました。「ハーレム100」の姉妹作、勇者&伴侶共に性別逆転版。同じような展開とみせかけて、途中から別の話となってゆきます。そちらもご覧いただけると、たいへん嬉しいです。「ハーレム100」とも微妙にリンクしてます。(2014年1月付記)

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  • 最終掲載日:2017/11/10 20:13
軍オタが魔法世界に転生したら、現代兵器で軍隊ハーレムを作っちゃいました!?

本編完結済み。アフター連載中。 27歳童貞、元いじめられっ子で元引きこもりの金属加工会社員、オレこと堀田葉太は、現代兵器大好きな軍オタであり、銃オタでもあった。//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 完結済(全485部分)
  • 167 user
  • 最終掲載日:2017/12/20 21:00
異世界迷宮で奴隷ハーレムを

ゲームだと思っていたら異世界に飛び込んでしまった男の物語。迷宮のあるゲーム的な世界でチートな設定を使ってがんばります。そこは、身分差があり、奴隷もいる社会。とな//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全221部分)
  • 218 user
  • 最終掲載日:2017/11/30 20:07
多神の加護

特に何かしろと指示されること無く異世界に召喚された、神野響。 彼は、召喚時に手に入れた『加護』で強化されたステータスによって異世界で冒険者という生活基盤を手にい//

  • ノンジャンル〔ノンジャンル〕
  • 連載(全181部分)
  • 139 user
  • 最終掲載日:2016/03/23 07:28
ネトオク男の楽しい異世界貿易紀行

最終学歴高卒で親元パラサイトの青年綾馳次郎はネットオークションで生活する物欲溢れるネオニート(収入があるニート)。出品するお宝探して蔵から見つけた古い鏡は異世界//

  • ローファンタジー〔ファンタジー〕
  • 完結済(全165部分)
  • 144 user
  • 最終掲載日:2017/06/15 12:18
フリーライフ ~異世界何でも屋奮闘記~

※スニーカー文庫より書籍化しました! ネット通販やお近くの書店でお買い求めください。 ※少年エースでコミカライズ連載中。2017年11月26日~  魔力の有無//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全321部分)
  • 148 user
  • 最終掲載日:2018/01/15 21:00
境界迷宮と異界の魔術師

 主人公テオドールが異母兄弟によって水路に突き落されて目を覚ました時、唐突に前世の記憶が蘇る。しかしその前世の記憶とは日本人、霧島景久の物であり、しかも「テオド//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全1354部分)
  • 170 user
  • 最終掲載日:2018/01/16 00:00
ニートだけどハロワにいったら異世界につれてかれた

 ◆書籍⑧巻まで、漫画版連載中です◆ ニートの山野マサル(23)は、ハロワに行って面白そうな求人を見つける。【剣と魔法のファンタジー世界でテストプレイ。長期間、//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全193部分)
  • 170 user
  • 最終掲載日:2018/01/13 21:00
とんでもスキルで異世界放浪メシ

※タイトルが変更になります。 「とんでもスキルが本当にとんでもない威力を発揮した件について」→「とんでもスキルで異世界放浪メシ」 異世界召喚に巻き込まれた俺、向//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全399部分)
  • 145 user
  • 最終掲載日:2018/01/08 23:03
異世界迷宮の最深部を目指そう 《一章~七章》

「異世界に迷い込んだ少年は見覚えのない暗い回廊で目を覚まし、魔物にも人間にも殺されかけてしまう。その後、彼は元の世界へ帰還するために、迷宮の最深部を目指すことに//

  • ヒューマンドラマ〔文芸〕
  • 連載(全373部分)
  • 135 user
  • 最終掲載日:2017/06/02 17:46
Re:ゼロから始める異世界生活

突如、コンビニ帰りに異世界へ召喚されたひきこもり学生の菜月昴。知識も技術も武力もコミュ能力もない、ないない尽くしの凡人が、チートボーナスを与えられることもなく放//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全443部分)
  • 162 user
  • 最終掲載日:2017/06/13 01:00
黒の魔王

黒乃真央は悪い目つきを気にする男子高校生。彼女はいないがそれなりに友人にも恵まれ平和な高校生活を謳歌していた。しかしある日突然、何の前触れも無く黒乃は所属する文//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全644部分)
  • 157 user
  • 最終掲載日:2018/01/12 17:00
勇者の活躍(?)の裏側で生活してます

白鷺 紅は訳有りの学園三年生。ある日生徒会に呼び出され、そこで光の渦に飲み込まれる。 生徒会メンバーと一緒に召喚された先は「エレンシア王国」と呼ばれる異世界でし//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 完結済(全206部分)
  • 142 user
  • 最終掲載日:2014/01/13 07:00
盾の勇者の成り上がり

盾の勇者として異世界に召還された岩谷尚文。冒険三日目にして仲間に裏切られ、信頼と金銭を一度に失ってしまう。他者を信じられなくなった尚文が取った行動は……。サブタ//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全861部分)
  • 176 user
  • 最終掲載日:2018/01/16 10:00
レジェンド

東北の田舎町に住んでいた佐伯玲二は夏休み中に事故によりその命を散らす。……だが、気が付くと白い世界に存在しており、目の前には得体の知れない光球が。その光球は異世//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全1613部分)
  • 152 user
  • 最終掲載日:2018/01/16 18:00
金色の文字使い ~勇者四人に巻き込まれたユニークチート~

『金色の文字使い』は「コンジキのワードマスター」と読んで下さい。 あらすじ  ある日、主人公である丘村日色は異世界へと飛ばされた。四人の勇者に巻き込まれて召喚//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全824部分)
  • 159 user
  • 最終掲載日:2017/12/24 00:00
デスマーチからはじまる異世界狂想曲( web版 )

◆カドカワBOOKSより、書籍版12巻、コミカライズ版6巻発売中! アニメ放送は2018年1月11日より放映開始です。【【【アニメ版の感想は活動報告の方にお願い//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全562部分)
  • 192 user
  • 最終掲載日:2018/01/14 20:42
転生したらスライムだった件

突然路上で通り魔に刺されて死んでしまった、37歳のナイスガイ。意識が戻って自分の身体を確かめたら、スライムになっていた! え?…え?何でスライムなんだよ!!!な//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 完結済(全303部分)
  • 163 user
  • 最終掲載日:2016/01/01 00:00
進化の実~知らないうちに勝ち組人生~

柊誠一は、不細工・気持ち悪い・汚い・臭い・デブといった、罵倒する言葉が次々と浮かんでくるほどの容姿の持ち主だった。そんな誠一が何時も通りに学校で虐められ、何とか//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全116部分)
  • 148 user
  • 最終掲載日:2018/01/09 00:01
二度目の人生を異世界で

唐突に現れた神様を名乗る幼女に告げられた一言。 「功刀 蓮弥さん、貴方はお亡くなりになりました!。」 これは、どうも前の人生はきっちり大往生したらしい主人公が、//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全388部分)
  • 141 user
  • 最終掲載日:2018/01/15 12:00
フェアリーテイル・クロニクル ~空気読まない異世界ライフ~

※作者多忙につき、当面は三週ごとの更新とさせていただきます。 ※2016年2月27日、本編完結しました。  ゲームをしていたヘタレ男と美少女は、悪質なバグに引//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全227部分)
  • 152 user
  • 最終掲載日:2018/01/13 07:00
異世界チート魔術師(マジシャン)

異世界にワープした普通の高校生西村 太一。 現代ではどこにでもいる、ちょっと運動が得意なだけの彼は、異世界ではとんでもない規格外な存在だった。 地球に戻りたい//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全131部分)
  • 138 user
  • 最終掲載日:2018/01/10 00:00
無職転生 - 異世界行ったら本気だす -

34歳職歴無し住所不定無職童貞のニートは、ある日家を追い出され、人生を後悔している間にトラックに轢かれて死んでしまう。目覚めた時、彼は赤ん坊になっていた。どうや//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 完結済(全286部分)
  • 217 user
  • 最終掲載日:2015/04/03 23:00
先代勇者は隠居したい(仮題)

ちょっとエッチな中学生、社勇(やしろゆう)は、中学二年の夏休みに異世界へと召喚された! そこは剣と魔法のファンタジー世界! 自分を呼び出した可愛い姫のために戦い//

  • ノンジャンル〔ノンジャンル〕
  • 連載(全184部分)
  • 137 user
  • 最終掲載日:2017/11/16 10:00
八男って、それはないでしょう! 

平凡な若手商社員である一宮信吾二十五歳は、明日も仕事だと思いながらベッドに入る。だが、目が覚めるとそこは自宅マンションの寝室ではなくて……。僻地に領地を持つ貧乏//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 完結済(全205部分)
  • 167 user
  • 最終掲載日:2017/03/25 10:00
理想のヒモ生活

月平均残業時間150時間オーバーの半ブラック企業に勤める山井善治郎は、気がつくと異世界に召喚されていた。善治郎を召喚したのは、善治郎の好みストライクど真ん中な、//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全94部分)
  • 151 user
  • 最終掲載日:2017/06/27 00:10
異世界はスマートフォンとともに。

 神様の手違いで死んでしまった主人公は、異世界で第二の人生をスタートさせる。彼にあるのは神様から底上げしてもらった身体と、異世界でも使用可能にしてもらったスマー//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全460部分)
  • 156 user
  • 最終掲載日:2018/01/15 20:15
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