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ハーレム100 作者:松宮星

冒険世界

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野生の王国     【ルル】(※)

暁ヲ統ベル(エターナル・)女王(マリー・)ノ聖慈掌(セインツ)壱拾参式(ワンゼロスリー)!」

 マリーちゃんの範囲治癒魔法が、オレ達を優しく包み込む。
 はぅぅぅ……癒されるぅ……

 技芸神ソニアの魅了で、オレ達は踊り狂ってしまった。
 とっても楽しいエキサイティングな体験だったが……ソニアが居なくなって魅了が解けた途端、どっと肉体疲労がやってきた。
 普段使わない筋肉を酷使して踊ったせいで、心臓は破れそうだわ、腰に激痛が走るわ、起き上れないわ、足はパンパンだわ……みんなして、魔法の絨毯の上につっぷした。
 むろん、人外の方々はケロッとしていたが。あとマリーちゃんも。自分のペースを守っておっとりと踊ってたから、ちょっと息が乱れたぐらいだ。

 治癒魔法のおかげで、呼吸が楽になり、体中から痛みが消える。
「ありがとう、マリーさん」
「いえいえ〜」
 聖女様は、いつも通りほんわか微笑んでいる。けど、その笑みはいつになくキラキラしているように思えた。
「ほ〜んと、楽しかった、ですね〜 勇者さまや、みなさんと、あ〜んな、はげしい、ダンスをして、しまうなんて〜 いい思い出が、できました〜」

 マリーちゃんは、聖修道院で育てられた。
 修行中の尼僧は、厳しい戒律の下で暮らす。俗人と交わる事なく、聖修道院の聖域で生きるのだ。
 年相応の女の子の装いも遊びも、マリーちゃんはまったく知らずに大きくなった。

 だから、楽しかったんだろう。
 みんなとハチャメチャに踊り狂ったのが。


 この旅で、オレはマリーちゃんの過去を知った。
 正しくは、知ってた事を思い出した。
 お師匠様の賢者の書に書いてあったんだ。けど、あん時はお師匠様のことで頭がいっぱいだったんで、その重要なことを読み流してしまったんだ。

 きっかけは、精霊達の魔神ナディンへのお願いだった。
《ね、ね、ね、ルネへのおみやげ、お願いしていい? 機械武器で、環境に安全で、よその世界に持ってっても使用できるもの三つちょうだーい》と、エクレールは三つの願いを使いきり。
《……八才ぐらいの女の子が喜びそうな、可愛いものがほしいの。その子、幽霊なんだけど……幽霊でも身につけられるアクセサリーとかある?》と、ソワもニーナの為に全てのお願いを使った。
 だが……
《ん〜 最初のお願い。『おにーさんにあと二つを譲る』わ》
 と、アウラさんは言ったのだ。魔女のドロテアもそうだったけど、強大な能力を持っている者は自分で何でもできちゃうから、他の存在に願い事をしたいと思わないようだ。
 何を頼もうか頭をひねり、ふと思い出した。
 マリーちゃんが三つの願いを自分の為にまったく使わなかった事を。

 オレはナディンに、マリーちゃんに降りてくる『マッハな方』のことを聞いた。何処の世界の人間なのか、何で奇跡代行アルバイターをしているのか、会う方法はあるのか、話せる事だけでいいから教えて欲しいと。
 マリーちゃんがおそらく最も知りたいであろうこと。けど、ものすごく私的なことなので、決して自分からは聞かないだろうことを質問した。
 しかし、サラ似の魔神はしゅんとした。
《ごめんなさい、わからないわ……あたしぃ、よその世界のことはほとんど知らないのぉ。パパなら何か知ってるかもしれないけどぉ……》
 話せることを話してもらったんで、願い事は終了。一回分を無意味に消費させた事で、ナディンが恐縮する。
 気にしないでくれと、オレは言った。そばに居たマリーちゃんも、何もわからなかったのに『勇者さま、ナディンさん、ありがとう、ございます〜』とかお礼を言うし。

 ますます、マリーちゃんの為に何かしてあげたくなった。

 で、つい余計なことを頼んでしまった。

『次のお願い。吹雪が怖いのって、直せる?』
《苦手意識を取り除けばいいのかしらぁ? それぐらいなら、精神系の魔法で簡単にできるわよぉん》
『じゃ、頼む。オレじゃなくって、マリーさんなんだが……。あ、もちろん、本人が嫌がることは無しでやってほしいんだけど』
『勇者さま……』
 小さくかぶりを振るマリーちゃんに、オレは言った。
『オレが、辛そうなマリーさんを見るのは嫌なんです。それで、お願いするんです』

 ナディンは、しばらくマリーちゃんを見つめた。魔法で記憶を読むか何かしたんだろう、陽気な魔神が真面目な顔となる。
《精神的外傷(トラウマ)となった猛吹雪の日の記憶を封印すればぁ、恐怖心は無くなるわぁ。でもぉ、聖女ちゃんは、そんな事は望まないわよねぇ?》

『はい〜』
 マリーちゃんは、ほわっと笑った。
『一人ぼっちになった、私を、賢者さまが、拾ってくださった、からこそ、今の私が、あるのです〜 おぼろげにしか、覚えてませんが、大事な、記憶です〜 あの日を、忘れたく、ありません〜』

 そこでようやく、オレは賢者の書に書かれていた事を思い出した。

『あの雪の日に神様の導きでマリーと出逢ったのは……十五年前のこととなるか。死にかけていた痩せた子供は、聖修道院で育ち、聖女と呼ばれるほどの清らかな尼僧となった』。

 無神経なことをしてしまった。
 オレは、マリーちゃんに謝った。
 しかし、聖女様はまったく怒っていない。いつも通り優しく微笑むだけだった。
『賢者さまは、命の、恩人。私にとっても、とても、大切な方です〜 賢者さまが、幸せに、目覚められるよう、がんばって、魔王を倒しましょうね、勇者さま〜』

 マヌケな事じゃなく、ちゃんと役に立つ形でマリーちゃんの為に何かしたい……そう思った。





「あち〜」
 ぎらつくような日差しを睨み、生意気盗賊が不平を漏らす。
 オレらは、今、草原に居た。ずんぐりむっくりとした大きな木がまばらに生えており、遠くには山のてっぺんが切り落とされたような台形状の山が見えた。

 この大陸に来てから、ナディンの知り合いの女の子達に会った。
 包帯だらけの女の娘と、上半身は人間で下半身が大型ネコみたいな女の人。ジョブ被りしなさそうな二人だったが、残念ながらキュンキュンこなかった。
 包帯萌えのケはなかったってことだ。
 それに、基本的に、オレは獣萌えじゃない。ウサギやクマやリスを仲間にできたのは、かわいいもの萌えだ。
 人馬のクロエさんだってそうだ。泣き叫ぶ姿が可愛かったから萌えたわけで……獣そのものじゃ、萌え対象として見られないんだよな。

《あたしが紹介できる子も、あと二人ぃ》
 魔神が瞳を伏せ、ふぅとため息をつく。
《……勇者くん。今日、還るのよね?》

 冒険世界に来て、今日で七日目だ。
 滞在予定は七日だと、ドロテアにもナディンにも告げてある。
 ナディンへの三つのお願いも、ほぼ終わっている。グラキエス様を除いたオレの精霊、それにレイとアナムにも願いを言ってもらった。まあ、レイはジョゼに、アナムはサラに譲っちまったが。
 最後に主人役をつとめたルーチェさんがグラキエス様にランプを渡せば、おしまい。
 オレら全員のお願いが終わっても、1万まで残りは8970。まだまだ先は遠い。解放されるその日まで、ナディンは誰かに仕え続けなきゃいけないんだ。

「魔王が目覚めるのは、二十二日後。のんびりはしていられないんだ」
《そうよねぇ……》
 ナディンが、オレへとにっこりと微笑みかける。何処かさびしげな顔で。
《急ぐわね。頑張れば、今日中にあと二人、いけるわよぉん》
「ありがとう、ナディン」
 魔神が魔法の絨毯のスピードをあげる。

 オレ達と別れたくないだろうに、急いでくれる。

 お色気魔女のドロテアが、ナディンを見ていた。非常に不機嫌そうな顔で。
「……馬鹿めが」と、その口が小さくつぶやく。
 オレの視線に気づき、魔女はいつも通りに妖艶に微笑んだ。
「旦那様……あぁ、どうぞドゥルガー様によろしくお伝えくださいまし。魔王戦でお会いできる日を、楽しみにしておりますと」
 ベターとくっついてくる魔女。
「名は明かせませぬが、私は八大将軍の一人に数えられた女。今の姿は昔とは変わっておりますが、魂は変わっておりませぬ。私が誰かはあのお方ならばおわかりになられるはず……」
「わかった。他に何か願いはある?」
「今は何も……。こうしてお側においてくださるだけで、嬉しゅうございます」

 鼻の頭を赤く染めたサラが、オレらを見ている。尖った唇が内心を表していた。けど、殴ってこない。オレにではなく、ドロテアに気を使っているんだ。
 冒険世界を含め八つの異世界で、オレは仲間を増やしてきた。
 仲良くなればなるほど、異世界の仲間との別れは辛いものとなる。
 慕われていれば、尚更。

 オレは絨毯の上に置いてある『ルネ ぐれーと・でらっくす』を見つめた。ドロテアとナディンがめいっぱいサービスしてくれたんで、まったく使う機会はなかった。けど、今こそ出番かもしれない。
 雷の精霊を呼び出し、心の中で相談した。ルネさんと親しいエクレールなら、この袋の中身の有効な使い方を思いついてくれるだろうと期待して。



《あたしのお友達ぃ~ルル》
 魔法の絨毯の下へ駆けつけたのは、輝かんばかりに美しい黒い女性だった。
 ソニアさんもすごい綺麗な褐色だったけど、色合いがずっと深い。キメがものすごく細かくて、肌がつやつや光っているようにすら見える。
 闇の精霊ではなくても、こんな鮮やかな黒い肌の人が居るとは。
 動物の頭を被り、胸と腰に赤褐色の毛皮を身につけている。動物の頭はシカに似ているが、左右の角を正面から見ると竪琴の形に見える。
 右手に槍を持った姿が勇ましい。
 手足が細長く、胸はそこそこ、体もきゅっとしぼられている。それでいて太腿からお尻にかけては、ボリュームがあって盛り上がっていた。
 ルルさんが、白い歯を見せてニコーッと笑う。ひとなつっこい笑い方だ。
 かわいい。
 フワフワの縮れた黒髪、濃い眉、キラキラした丸い目、筋が通っていない小さな鼻、厚い唇、黒い肌。
 美人じゃないけど、ファニーフェイス。
 見てるとキュンとくる。セクシーというか、かわいいというか……

 撫で撫でしたくなる……


 オレのハートは、キュンキュンと鳴った……


 心の中でリンゴ〜ンと鐘が鳴る。
 欠けていたものが、ほんの少し埋まっていく、あの感覚がした。

《あと二十二〜 おっけぇ?》
 と、内側から神様の声がした。


 はや。

 せめて何の神様か確認しろよ、オレ。

「ルルさんは何の神様なんですか?」
 黒い神様が何かを言う。だが、その言葉は意味の無い音のように聞こえた。
《狩りの神よぉ》と、ナディン。
《サバンナに生きる戦士達の守護者。いろんな動物の精霊を体に降ろすのぉ》
 む?
「狩りの神様が獲物を憑依させるんですか?」
 ナディンが、うっふふーと笑う。
《ルルの支配地の狩りは、余所とは違うわぁ〜 狩る者と狩られるものは、魂で結ばれた兄弟なのぉ。狩り自体が宗教なわけぇ。獲物に敬意を抱いて、命をかけて戦うのよぉ》
 むぅ?
 ライバルみたいなものか?
《支配地で亡くなった全ての魂を、体に降ろして対話できるのぉ。あらゆる霊の力を借りて、共に生きているのよぉ》
 ほう。

《にしても、この子ぉ……》
 ナディンが、ジロジロと友達の神様を見る。
《今、ずぅいぶんスピード系ねぇ。インパラ? 魔王戦用なら、もっとパワー系を憑けてくれなくっちゃだわぁ〜》
 ん?

 ナディンがルル神に話しかける。けど、何って言ってるかわかんない。
 低いうなり声のような? 時々、キーキーわめいている。
「獣語でございます」
 と、ドロテアがあっさりと言う。
 獣の言葉? だから、自動翻訳機能が働かないのか。
「何て言ってるかわかる?」
 ドロテアが瞳を細め、眉をしかめる。
「……二十二日後に悪い神を懲らしめるのを手伝ってくれ……強い戦士となって、自分の大切な人を助けて欲しい……そのような事を」

 大切な人を助けて……か。
 胸がキュンとした。

 大きく頷いたルル神が、左の拳でドンと胸を叩く。任せろと言うように。

 その胸が……どんどん丸く大きくなる。リンゴぐらいだったのが、メロンほどになり、更に更にふくらむ。重さにともない、うわむきだったものが下へと向かい……
 それにともない、体も横へ横へとふくらんでゆく。丸みを帯びて、ずんぐりと。樽のようだ。
 けれども、反対に手足は縮んで短くなる。
 黒い小顔には、むっちりというよりでっぷりとお肉が。
 そして、身に着けていた獣の皮も変化する。灰色というか黒褐色。毛がないような。皮膚の皮だけみたいだ。
 獣の頭は非常に大きい。顔の上に目や鼻や耳が並んでいる、ユーモラスな顔だ。それが突然、パカッと上下に大きく口を開く。
 ぎょっとした。
 鋭い犬歯のある、何でものみこみそうな巨大な口は、いかにも恐ろしげだ。

「カバでございますな」と、ドロテア。
 カバ?
「水と陸の両方で生きる生き物にございます。草食動物です」
「え? こんなおっかない口してるのに、草食?」
 見かけだおしなのか?
「怒れば、なかなかに獰猛な生き物にございますよ。人間ぐらいでしたら、噛みついて真っ二つにします」
 げっ!

「あの女、霊の生前の外見やら力をその身に宿すのにございましょうな」

 細身ですらりとしていたルルさんが、今や……でっぷりというか、どっかしりというか……ずっしりに。
 お肉がついたとはいえ、顔のつくりはそのまんま。ニコニコしてて愛嬌がある。
 かわいい……んじゃないかな。世の中には、重量感みなぎる女性が好きな人も居るし。そっちの趣向の人なら大喜びだと思う。
 でも……
 正直……
 もったいないって感じ! さっきまで、あんなに可愛かったのに〜! 残念な気分!

 ルルさんがナディンに獣語で何か話して、又、姿を変えた。
 体がもっと大きくなる。縦にも横にも。
 被り物も、耳が大きく鼻が長い生き物へと変わる。ゾウと言うらしい。

 その後、ルルさんはどんどん変化した。
 ゾウやカバが多かったけど、鼻にツノがある逞しいサイやら、クネクネ長い大蛇になったりもした。
 憑依させた生き物によって、体形も動きも変わるから、びっくりする。特に蛇は凄かった。体が縦長になって、骨がないんじゃってぐらいヌラヌラ動くんだもん。

 黄褐色の獣を宿した時、心が揺れ動いた。
 まず、頭部の被り物が美しい。
 ふわふわとして丸みを帯びた長いたてがみ。それは、黄金の冠か、首巻のように見えた。とても長く、ルルさんの腰にまで達していた。
 黄玉(トパーズ)みたいな目をした、威厳漂う顔の獣だ。
 体も素晴らしい。黒く輝く体が、精悍で迫力のあるものへと変わった。
 胸や肩がバーンと大きくなり、お尻の方がやや小さくなる。
 何というか……そこに居るだけで、他を圧する凄みがある。
「ライオンにございますな」
 百獣の王を宿すルルさんには、近寄りがたい雰囲気があった。
 ルルさん自身はにこやかなままなのに、不思議だ。


 ルルさんが何十回も変化した理由を、ナディンが説明してくれた。
 どれほど強くなるかは、その時降ろした霊次第。
 同じライオンでも、王の中の王と、群れを追われる若造とじゃ戦闘力に開きがある。
 だから、いろんな霊を招き、強い霊を探してくれていたのだ。

 ルルさんは、今、カバを宿している。ものすごくボーンでドカーンな体だ。
 明るくニカッと笑って、ルルさんはオレに向かいヴォーッヴォ吠えた。

 ナディンが翻訳してくれた。
《魔王戦まで毎日、霊を探すぅ。最強の魂を見つけ出しぃ最強の戦士となって悪い神を倒しに行く、期待して待ってろっ、だそうよぉ。ルル、張り切ってるわぁ〜》

 ルルさんに、感謝の気持ちを伝えた。
 友達の頼みを快く引き受け、見ず知らずのオレの為にそこまでしてくれるなんて……いい方だ。

 ずんぐりとした体もカバのデカ口も、もう気にならない。
 いや、外見を気にしたのが、失礼だったんだ。ルルさんはオレの為に強くなろうとしてくれてたんだから。
 魔王戦当日、ルルさんがどんな姿で来ようがショックを受けない……
 つーか、絶対顔に出さない。
 覚悟しとく。
 カバでもサイでも象でも、もっと凄い獣でもいいよ。でっぷりしてても、おっかなくても、ゾワゾワくる系でもOK。
 ルルさんが一番だと思った姿なら、何でもいい。歓迎するよ。



 ルルさんと別れたオレ達は、東へと向かった。

 夕闇が迫る中、四方を川に囲まれた中州のような小さな島に着いた。

《しっかり捉まっててねぇ〜 叔母さまの国へ行くわぁ》

 魔法の絨毯は、島の洞窟の中へと向かった。

 中は真っ暗だ。
 バサバサと上から音が聞こえる。

 ナディンが魔法で明かりを灯す。
 灯りを嫌い、逃げてゆくものがいた。
 コウモリだ。
 何百何千? もしかしたらそれ以上の数のコウモリが、天井からぶらさがったり、洞窟を飛び交ったりしている。

 洞窟の中央には……
 大きな陥没穴が開いていた。

 魔法の絨毯が、穴へと飛びこむ。

 どんどん下降してゆく。

 けれども、絨毯の下には闇が広がるばかり。

 穴の底が見えない。

「どこに行くんだよ?」
 警戒して周囲を見渡すリーズ。
 ナディンは、のんびりと答えた。
《地底王国よぉ〜 そこの支配神があたしの叔母さまなのぉ〜》


 下っても、下っても、穴は終わらない。

 真っ暗な深い闇の中へと、オレ達は沈んでいった。



* * * * *


『勇者の書 101――ジャン』 覚え書き

●女性プロフィール(№078)

名前     ルル
所属世界   冒険世界
種族     神族
職業     狩りの神
特徴     ナディンの友達。
       いろんな動物の霊を体に降ろす。
       動物や鳥の鳴き声でしゃべる。
戦闘方法   動物の霊を憑依して戦う。
年齢     きっと数百歳。
容姿     黒髪、美しい黒い肌。
       かわいくてセクシーな顔立ち。
       体に取り込んだ霊の頭を被り、
       その体の皮を借りる。
口癖     動物の鳴き声。
       自動翻訳機能では聞き取れない。
好きなもの  狩り
嫌いなもの  狩られること
勇者に一言 『期待して待ってろっ(ナディンの訳)』
挿絵(By みてみん)
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