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オットー・フォン・ハイデッカーはゲーム脳。 作者:王石 勉

第二章.学園編

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70.魔法実験(人体実験)

(´・ω・`)
選択方式。
朝イベント。
午前二回選択。(授業選択時は一回)
昼食選択
午後二回選択。
夜イベント(サロン、食堂)
けっこうしんどいな。(´;ω;`)
さて、朝の訓練にくっコロさんを誘った。
空いた時間に素振りはしている様だが、一人ダケだと体が鈍るだろう。
一発で良い返事が来た。
「ベスタ、コレを読め。」
「ハイ。」
手の中の紙が燃える。
「今のは”ウェイ”と言う魔法で一時的に身体を強化する魔法だ”ウェイ”と叫べば発動する。この魔法の効果を知りたい。模擬戦を行なう。発動せよ!!」
「はい、”ウェイ”」
魔力的に見るとベスタの体が発光したように見える。
うん、眉間の丹田もその他の丹田も回っている。
「打ち込んで来い!!」
「ハイ!!」
ぐう、早い何時もより重い鋭い打ち込みだ。
こっちも負けない、隙を作って打ち込んだ所に返し技を使うが避けられた。
反応が早いな。30分ほど模擬戦をやったがナカナカ息が上がらないベスタ。
コレで効果後の反動が無ければ成功だろう。
「あっ」
踏み込みが急に甘くなる。
引っ掛けて倒す。
悔しそうなくっコロさん。
「ベスタ、ドウだった?」
「はい!体が軽くなります。身体が思った様に動きます。相手の動きが良く解かります。」
「今はドウだ?」
「身体が重いです。動けないワケではありませんが。軽く疲れた状態に近いです。」
「そうか…。」
手を差し出しくっコロさんを起こす。
うーん、サーチして異常が無いコトを確認する。
筋肉が一部炎症を起こしている。明日は筋肉痛になるだろう。
一応、強化ヒールしておこう。
「効果は30分程で。身体の負担が多少有るようだ。あまり多用しないこと。まあ、一日3回までだな。ヒールが使えない状況では毎日の使用は止めだ。二、三日置きに使うコトだ。」
パチパチパチ
「おみごとですな、従士殿。」
拍手をするカール。
「まさかあそこまでの腕前とは。」
驚く表情のジョン。
乳タイプ兄弟がやって来た。
朝の鍛練に出てきたらしい。
ずっと見てたのか?
「おはよう、カール、ジョン。朝の稽古か?」
「ああ、そうだ。」
「何時ものオットーの踊りより良い見世物だ。」
「踊りはひどいな。”準備運動”だぞ?」
「”JYU…”あの踊りは何か意味があるのか?」
「ジョン、アレは間接と筋を伸ばして鍛錬中に怪我をしない運動だ。」
何故か全員驚く、ベスタにも説明してなかったか?
「あの、地面に寝転がる踊りは?意味が在るんですか?」
ベスタが質問してきた。珍しいな。
「アレは受身といって、まあ、転ぶ練習だ。上達すると三階から地面に落ちても怪我しない。俺は二階ぐらいの高さしか出来ないが。」
うん家で試したからな。やっぱデブだと高い所はダメだ。位置エネルギー的に。
「なんでソンナ方法を知ってるんだ?」
「何でだろうか?」
うん、ジョンの質問を誤魔化します。
説明できないからなあ。前の世界の兵隊は頭がオカシナ兵隊しか居なかった、第一空挺団とか。
「あの素手の練習は名前が有るのか?」
「カールの言っているのは、組み手とか柔術だな。実戦用だと甲冑着た兵を組伏せて隙間からナイフで留めを刺す練習だ。」
「なんで、そんな。」
「ほら、魔法使いだと、接近戦で負けるのが悔しいじゃないか?上達すると馬上の敵将に飛び掛って地面に落とすまでに首の骨を折るコトが出切るらしいぞ。」
「ええっとオットーは剣術が嫌いだと言ってたな。しかし、従士殿と互角以上だった。」
「ああ、王国の剣術が苦手なんだ。レイピアに特化しすぎている。急所しか狙わない、人間が即死する急所は少ない。防御はしやすい。チマチマやるのが生に合わない。」
「レイピアが嫌いなのか?」
「そうだ。剣を断ち切る剣が有ればレイピアなんてガキの遊びだ。俺ぐらいの体格ならレイピア持った王国騎士でも死ぬまでに5人は殺れる。この前の騎士崩れが引いたのもアイツが俺に致命傷を与えても俺が倒れる前にアイツの首を跳ねるコトができると解かっていたからだ。」
「王国の剣術は無駄なのか?」
「ソコまでのモノではない、実戦で効果を上げたから採用されている帝国兵にも損害を出している。実際はコチラが防戦で、槍と数人で一人の帝国装甲兵に対応しているんだろう。」
「そうなのか?」
「王国騎士の基本装備は軽装歩兵ばかりだ。正面切った平野での会戦で殆ど勝利していない。恐らく勝った戦もコチラのほうが損害が多い、数で押して撃退しただけだ。」
「俺達は弱いのか?」
「そうだな、いや。我々の装備は帝国装甲騎兵一騎5人に対応するコトに捕らわれすぎている。もっと新しい戦術が必要だ。」
「…。」
「こんな所だ。ベスタ、何か言うことは有るか?」
「いえ…。ありません。なぜ?オットー様はこんなに戦場に詳しいのですか?」
言えません。笑って誤魔化す。
「そうだな、俺が戦争が好きで殺戮が好きで何時もどうやったら大量の人間を効率良く倒すかだけを考えているからだ。」
そうしないとゲームに勝てないからな。
ベスタの目からハイライトが無くなった。
乳兄弟は微妙な顔で見合っている。
おい、お前ら乳タイプ同士で目で会話するな。

(´・ω・`)
帝国装甲騎兵、一騎の編成(数人+馬三頭)
騎兵騎士(貴族)
騎兵従者(兜持ち)年配
騎兵従者(槍持ち)若い
2~4人、槍を持った歩兵。(平民か農民。)
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