第二十五話 『ブルー対決!合体召喚!?』
イエロー対決後の長い休憩時間も終わり、観客も元々座っていた席に戻ってきていた。
それとほぼ同時に一志と鈴香も戻ってきていた。
やっち
「いっしぃ~、明日香から聞いたぞ?レッド代表とデュエルしてたんだって?」
一志
「いや~ゴメン、何かバッタリ出会っちゃったから・・・・・」
実仁
「何で出会ったらデュエルしちゃう訳?」
実仁は鋭い目で一志を睨みつけながら言ったが、一志はそんなことにも気づかず、冗談を言うように言った。
一志
「だって代表に選ばれるくらい強い人とデュエルしてみたかったんだもん。」
その態度に流石のやづやでさえあきれていた。
やづや
「そうだったらベル男とか雷斗がいるだろ・・・・・」
一志
「確かにそうだけど、たまには今までやったことの無い人ともやりたくなるしょ。」
実仁
「・・・・・もういい、あんたのデュエル馬鹿は十分に分かったわ。」
鈴香
「まぁお説教は帰り道で十分にしたからもうよしてあげなよ。・・・・そんなことよりもう始まるわよ?ブルー対決。」
みんなあきれた顔をしなだら、もうすぐ始まる試合に視線を向けた。
すると突然、やっちが急に何かを思い出したように言った。
やっち
「・・・・・ってあれ?なんでレッド代表が帰ってきたのにブルー対決なんだ?普通に考えたら次はレッドじゃね?」
やっちの質問に明日香がこれまたあきれた顔で答えた。
明日香
「なんでも、クロノス先生が怒ってレッド対決はやらない、とか言い始めたそうよ。」
翔
「やっぱりアニキのせいっすよね・・・・?」
剣山
「相変わらずアニキは問題児ザウルス。」
明日香
「剣山君は人の事言えないと思うけど?」
剣山
「うっ・・・・・」
剣山はアニメでよくあるように体にトゲが刺さったような感じになっていた。
クロノス
「それではこれより、オベリスクブルーの対決を始めるノーネ!」
いきなり会場に響いたクロノスの声に一瞬少し驚きながらも、みんな歓声をあげたり、拍手をしていた。
見上先生
「それでは代表の2人、準備はいいでござるか?」
雷斗
「いつでもいける!!」
万丈目
「さっさと始めろ!!」
見上先生
「2人とも威勢があっていいでござるな・・・・・・ではデュエル開始でござるっ!」
『万丈目』LP4000
『雷斗』 LP4000
万丈目
「俺の先攻だ、いくぞ!」
雷斗
「何でもこい、返り討ちにしてやる!」
万丈目
「『X-ヘッド・キャノン』(☆4 光 機械族 ATK/1800 DEF/1500)を召喚し、カード2枚セットしてターンエンドだ!!」
『万丈目』LP4000
手札 4 伏せ 0 墓地 3 除外 0
「(攻)1800『X-ヘッド・キャノン』」
雷斗
「俺のターン、ドロー!・・・・魔法カード『手札断殺』を発動!お互いに手札を2枚捨て、デッキから2枚ドローする!」
万丈目
「ふっ、小賢しい真似を・・・・」
2人とも手札を2枚捨て、デッキからカードを2枚引いた。
雷斗
「さらに『ライトロード・パラディン ジェイン』(☆4 光 戦士族 ATK/1800 DEF/1200)を召喚し、『X-ヘッド・キャノン』に攻撃する、<ライト・ザンバー>!」
万丈目
「させるか!罠カード『ドレイン・シールド』を発動!相手の攻撃を無効にし、その攻撃力分のLPを回復させてもらう!」
ジェインが万丈目に切りかかろうと剣を振りかざすと、万丈目の前にシールドが展開され、エネルギーを吸収し、万丈目のディスクへと取り込まれた。
『万丈目』LP4000⇒5800
雷斗
「ちっ・・・・・カードをセットし、エンドフェイズ時に『ライトロード・パラディン ジェイン』の効果発動!デッキからカードを2枚墓地に送る!」
翔
「ねぇ、一志君。あの雷斗って人が使ってる『ライトロード』ってデッキ、どんなデッキなの?」
一志
「そうだな・・・・・まぁ見ての通り、デッキから墓地にカードを送るデッキ・・・・かな?」
剣山
「でもそれじゃあデッキ切れを起こしやすくするだけザウルス。」
やっち
「いや、あのデッキは墓地にカードが溜まれば溜まるほど効果を発揮するデッキだ。」
翔
「ふーん。」
翔と剣山は半信半疑の顔をしていた。
やっち
「まぁそのうち分かるって。・・・・・・実際俺もやられたことあるし。」
雷斗
「これでターンエンドだ。」
『雷斗』LP4000
手札 3 伏せ 1 墓地 3 除外 0
「(攻)1800ライトロード・パラディン ジェイン」
万丈目
「ドロー!・・・・・ふっ、ライトロードだかなんだか知らんが、この万丈目サンダーの敵ではないっ!」
雷斗
「何?」
万丈目
「罠カード『ゲットライド!』を発動!墓地に存在するユニオンモンスター、『Y-ドラゴンヘッド』を『X-ヘッド・キャノン』に装着!」
鰯田
「ベル男さん、『ユニオンモンスター』ってなんなんですか?」
ベル男
「あぁ、ユニオンモンスターとは一応モンスターなんだが、特定のモンスターに装備することができるモンスターの事だ。」
鰯田
「そうなんですか・・・・・」
ベル男
「だがあれは只のユニオンモンスターではない・・・・・・」
鰯田
「どういう意味ですか?」
ベル男
「それは見てのお楽しみだ。」
そう言うベル男は静かに笑っていた。
鰯田
「・・・・・・ベル男さん、顔が笑ってますよ。」
ベル男
「うっ・・・・・悪い、こういうのを見るとすこし楽しくなって・・・・」
鰯田
(アナザー校っていろんな意味でやばい人ばっかり集まるのかなぁ・・・・)
万丈目
「さらに『Z-メタル・キャタピラー』(☆4 光 機械族 ATK/1500 DEF/1300)を召喚する!]
雷斗
「おうおう、ずいぶんと弱そうなモンスターが揃ってきたじゃないか。」
雷斗はさっき馬鹿にされた時の仕返しに、挑発するように言った。
しかしそれも虚しく、万丈目は強力なモンスターを召喚した。
万丈目
「そんなことを言ったことを今すぐ後悔させてやる!『X』『Y』『Z』を合体!『XYZ-ドラゴン・キャノン』(☆8 光 機械族 ATK/2800 DEF/2600)をエクストラデッキより特殊召喚する!」
十代
「おぉっ!!合体とかメチャクチャかっけぇ~!!」
十代は相変わらず目を輝かせていた。
三沢
「十代・・・・・お前、少しくらい反省しろよ。」
十代
「え?何のことだ?」
三沢も大きなため息をついた。
そして悲しそうな顔で三沢は思った。
三沢
(なんで俺はこんな奴に勝てないんだろう・・・・・)
万丈目
「合体素材モンスターはゲームから除外される。」
万丈目は3枚の素材モンスターをポケットにしまった。
雷斗
「いくら強力なモンスターを出したって・・・・!」
万丈目
「お前の伏せカードが防御系のカードなのは分かっている!
雷斗
(読まれてる!?)
万丈目
「『X・Y・Zドラゴン・キャノン』の効果発動!手札1枚捨て、伏せカード破壊する!」
雷斗
「くそっ、効果にチェーンして罠カード『和睦の使者』を発動、このターン俺は戦闘ダメージを受けず、モンスターも戦闘では破壊されなくなる!」
万丈目
「おっと、それは残念・・・・・これでターンエンドだ。」
『万丈目』LP5800
手札 3 伏せ 1 墓地 3 除外 3
「(攻)2800XYZ-ドラゴン・カタパルト」
雷斗
「俺のターン、ドロー!・・・・魔法カード『ソーラー・エクスチェンジ』を発動!手札から『ライトロード・モンク エイリン』を捨て、デッキからカードを2枚ドローし、デッキの上から2枚カードを墓地へ送る!」
万丈目
「ふっ、いくら墓地を肥やして何かをしようが、『X・Y・Zドラゴン・キャノン』が居る限りどうにもならんぞ?」
雷斗
「うるせぇ!少し黙ってろ!」
雷斗は完全にブチ切れてた。
しかしそれでも冷静にこの状況をどう解決しようか考えていた。
雷斗
(ここは守備を固めるのが最善の策だな・・・・)
雷斗
「魔法カード『光の援軍』を発動!デッキの上からカードを3枚墓地へ送ることにより、デッキから『ライトロード・サモナー ルミナス』(☆3 光 魔法使い ATK/1000 DEF/1000)を手札に加え、そのまま守備表示で召喚!」
万丈目
「そんな雑魚モンスターを出したところでどうなると・・・・・」
万丈目はまた挑発を掛けようとしていたが、もはや雷斗は聞く耳を持ってなかった。
雷斗
「『ライトロード・サモナー ルミナス』の効果発動!手札を1枚捨て、墓地から『ライトロード・モンク エイリン』(☆4 光 戦士族 ATK/1600 DEF/1000)を守備表示で召喚、さらに『ライトロード・パラディン ジェイン』を守備表示に変更し、エンドフェイズ時に3体の効果でデッキの上からカードを8枚墓地に送る!」
万丈目
「まだ俺の話はおわ・・・・・」
雷斗
「ターンエンドだ!」
『雷斗』LP4000
手札 2 伏せ 0 墓地 12 除外 0
「(守)1200ジェイン」「(守)1000ルミナス」「(守)1000エイリン」
やっち
「あちゃ~、あれは完全に挑発に乗ってるな。」
一志
「まぁそれでも雷斗ならなんとかなるしょ。」
鈴香
「でも流石にあの合体モンスターをどうにかしないときついわよ?」
やっち
「でも雷斗にはまだあれが残ってる・・・・」
実仁
「あれってやっぱり・・・?」
一志
「え、何かそんなすごいのあったっけ?」
鈴香
「・・・・・・・馬鹿。」
万丈目
「ドロー!・・・・そんなモンスター達など俺の相手ではない!」
万丈目はすでに勝ち誇った顔をしていた。
万丈目
「魔法カード『ライトニング・ボルテックス』を発動!手札を一枚捨て、相手のモンスターを全て破壊!」
天井にいきなり大きな雨雲が出現し、巨大な雷が雷斗のモンスター達を襲った。
雷斗
「何っ!」
万丈目
「そして『XYZードラゴン・キャノン』でダイレクトアタック!!」
X・Y・Zドラゴン・キャノンは両肩に装備しているキャノン砲の照準を雷斗にあわせた。
万丈目
「放て!<X・Y・Zハイパーキャノン>!!」
X・Y・Zドラゴン・キャノンが放ったキャノン砲は見事に雷斗に直撃した。
雷斗
「ぐあぁっ!」
『雷斗』LP4000⇒1200
万丈目
「モンスター1枚を伏せてターンエンド!」
『万丈目』LP5800
手札 0 伏せ 1 墓地 3 除外 3
「(攻)2800XYZドラゴン・キャノン」
雷斗
「負けるか!ドロー!・・・・・『ライトロード・ウォリアー ガロス』(☆4 光 戦士族 ATK/1850 DEF/1300)を召喚、そして伏せモンスターに攻撃、<ライト・スピアー>!」
ガロスは武器の槍で伏せモンスターを突き破ると、球体のモンスターが出現し、砕け散った。
万丈目
「この時『メタモルポット』のリバース効果発動!お互いは手札を全て捨て、デッキからカードを5枚ドローする!」
雷斗
「手札増強か・・・・・・カードを1枚伏せ、ターンエンドだ!」
『雷斗』LP1200
手札 4 伏せ 1 墓地 17 除外 0
「(攻)1850ライトロード・ウォリアー ガロス」
万丈目
「ドロー!・・・・・・遂に決着の時がきたようだな!」
雷斗
「まだ何かあるのか!?」
万丈目
「『XYZ-ドラゴン・カタパルト』の効果発動、手札を1枚捨てて、『ライトロード・ウォリアー ガロス』破壊!」
雷斗
「くっ・・・・・!」
(だけど、まだ俺には伏せカードが残っている!)
万丈目
「そして『V-タイガー・ジェット』(☆4 光 機械族 ATK/1600 DEF/1800)を召喚し、罠カード『リビングデッドの呼び声』発動!」
万丈目の場に墓が現れた。
万丈目
「この効果で墓地から『W-ウイング・カタパルト』(☆4 光 機械族 ATK/1300 DEF/1500)を特殊召喚!」
ベル男
「まずい、遂にここまできたか!」
鰯田
「どういうことですか?」
ベル男
「あれの最終形態が出てくるぞ・・・・・!」
鰯田
「最終形態??」
万丈目
「場の『V-タイガー・ジェット』と『W-ウイング・カタパルト』を合体!この2枚を除外し、『VW-タイガー・カタパルト』(☆6 光 ATK/2000 DEF/2100)を特殊召喚!
雷斗
「2体目の合体!?」
万丈目
「まだだ!『VW-タイガー・カタパルト』と『XYZ-ドラゴン・キャノン』を合体!この2枚を除外して、こい!最終形態、『VWXYZードラゴン・カタパルトキャノン』(☆8 光 機械族 ATK/3000 DEF/2800)を特殊召喚!」
万丈目の場には、V、W、X、Y、Z全てのモンスターが合体した巨大なモンスターが登場した。
雷斗
「最終形態・・・!?」
つづく☆
まずお詫びを。
1つ目は二十四話のサブタイトルが抜けていたこと。
単なるミスです。以後気をつけます。
2つ目は更新がかなり遅くなったこと。いくらテストが近いといっても、流石に遅くなりすぎましたorz
こんな小説でもまた次回も読んでくださると嬉しいです。
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