第十一話 『謎の男、「GT」再び』
俺は『抽選デュエル』で相手に勝利し、景品のお菓子1か月分をもらい、1人でレッド寮に帰っている途中だった。
しかし、その途中で誰かに呼びとどめられた・・・
?「そこのお前、止まるんだ!」
一志「お前は・・・『GT』!!」
そう、俺の前に立っていた男は『GT』だった。
GT「さっきのデュエル・・・見させてもらったぞ。」
一志「なに!?」
GT「この前の俺の忠告を聞かなかったようだな、なぜデュエル・アカデミアをやめなかった。」
そう、俺はこの前この男に後攻1ターン目1ターンキルをされ、『デュエルアカデミアをやめたほうがいい』と言われて3日間本当にやめるか迷っていたことがあった。
一志「それは・・・デュエルが好きで、やめたくなかったからだ!」
GT「デュエルが好きなら他のところでやればいい、デュエルが好きな
だけで実力がなかったらここでは通用しないぞ。」
一志「違う!俺はお前に負けてから強くなったんだ!」
GT「だったら今ここでそれを証明してくれ!」
そういいながらGTはデュエルディスクを起動させた。
一志「もう俺はお前には負けない!」
そして俺もディスクを起動させた。
しかしこう言ったのはよかったのだが、やはり自信がなかった。
一志「(俺は強くなったんだ・・・!)」
そう自分に言い聞かせながら、デュエルをはじめた。
一志&GT「デュエル!」
『一志』LP4000
『GT』LP4000
一志「俺の先攻、ドロー!・・・『ライオウ』を召喚!」
ライオウ ☆4 光 雷族
ATK/1900 DEF/800
このカードが自分フィールド上に表側表示で存在する限り、お互いにドロー以外の方法でデッキからカードを手札に加える事はできない。また、自分フィールド上に表側表示で存在するこのカードを墓地に送る事で、相手モンスター1体の特殊召喚を無効にし破壊する。
一志「カードを二枚セットして、ターンエンドだ!」
『一志』LP4000
手札 4 墓地 0
伏せ 2 除外 0
場「(攻)1900ライオウ」
GT「俺のターン、ドロー・・・魔法カード『地砕き』を発動!」
一志「『地砕き』・・・!?」
このとき俺はいやな予感がした。
なぜなら、この前も『地砕き』で『ライオウ』を破壊され、そこから1ターンキルをされたからだ。
一志「くそっ!カウンター罠『マジック・ドレイン』を発動!」
マジック・ドレイン カウンター罠
相手が魔法カードを発動した時に発動する事ができる。相手は手札から魔法カード1枚を捨ててこのカードの効果を無効化する事ができる。捨てなかった場合、相手の魔法カードの発動を無効化し破壊する。
GT「俺は手札から魔法カード『大嵐』を捨て、『マジック・ドレイン』
を無効化する。よって、『ライオウ』を破壊!」
一志「くっ・・・(『大嵐』か・・・この前とまったく同じ展開になるとこだった・・・)」
GT「そして俺は『霞の谷のファルコン』を召喚する。」
霞の谷のファルコン ☆4 風 鳥獣族
ATK/2000 DEF/1200
このカードは、自分フィールド上に存在するカード1枚を手札に戻さなければ攻撃宣言をする事ができない。
一志「『BF』じゃないのか!?」
GT「そして伏せカードを1枚セットし、『ファルコン』で攻撃する ・・・がこのときこいつの効果で今伏せたカードを手札に戻す。」
『一志』LP4000→2000
一志「くっ!」
GT「再び伏せカードを1枚セットし、ターンエンドだ。」
『GT』LP4000
手札 2 墓地 2
伏せ 1 除外 0
場 「(攻)2000ファルコン」
一志「俺のターン、ドロー!・・・魔法カード『融合』を発動!
手札の『単三型』と『単四型』を融合!現れろ!『連結型』!」
電池メンー連結型 ☆6 光 雷族 融合 (オリジナル)
ATK/2200 DEF/2200
『「電池メン」と名のつくモンスター×2』
1ターンに1度、墓地の『電池メン』と名のつくモンスター1体を手札に加えることができる。
一志「そして『連結型』の効果発動!融合素材として墓地に送った
『単三型』を手札に加える!・・・そして、『ファルコン』に攻撃!」
GT「甘い!罠カード『次元幽閉』を発動!」
次元幽閉 通常罠
相手モンスターの攻撃宣言時に発動する事ができる。その攻撃モンスター1体をゲームから除外する。
GT「『連結型』を除外する!」
一志「ちっくしょー・・・『単三型』を守備表示で召喚し、ターンエンドだ!」
電池メンー単三型 ☆3 光 雷族
ATK/0 DEF/0
自分フィールド上の「電池メン-単三型」が全て攻撃表示だった場合、「電池メン-単三型」1体につきこのカードの攻撃力は1000ポイントアップする。自分フィールド上の「電池メン-単三型」が全て守備表示だった場合、「電池メン-単三型」1体につきこのカードの守備力は1000ポイントアップする。
『一志』LP2000
手札 1 墓地 4
伏せ 1 除外 1
場 「(守)1000単三型」
GT「俺のターン、ドロー。・・・『有翼賢者ファルコス』を召喚。」
有翼賢者ファルコス ☆4 風 鳥獣族
ATK/1700 DEF/1200
このカードが戦闘によって墓地に送った表側攻撃表示モンスターを、相手のデッキの1番上に戻す事ができる。
GT「カードを1枚伏せ、『有翼賢者ファルコス』で『単三型』に攻撃。」
(攻)1700ファルコス→(守)1000単三型
一志「うっ・・・」
GT「伏せカードを手札に戻し、『ファルコン』でダイレクトアタック。」
(攻)2000ファルコン→『一志』LP2000
GT「これで終わりだ。」
GTのいうとおうり、このままでは俺のLPは0になるはずだった。
しかし・・・
『一志』LP2000→1000
GT「なに?なぜLPが残っている?」
一志「・・・俺は、『ファルコン』の攻撃宣言時に速攻魔法
『エレクトリック・リカバリー』を発動させてもらった!」
エレクトリック・リカバリー 速攻魔法 (オリジナル)
自分の墓地に存在する『電池メン』と名のつくモンスター1体につき自分はLPを500ポイント回復する。
GT「なるほど、お前の墓地には『単三型』と『単四型』の2体の
電池メンがいた・・・よって先にLPを1000回復していたわけか。」
一志「そうだ、簡単にはやらせないぜ!」
GT「ふっ・・・カードを1枚伏せて、ターンエンドだ。」
そのとき、GTが少し笑っているように見えた。
『GT』LP4000
手札 1 墓地 3
伏せ 1 除外 0
場 「(攻)2000ファルコン」「(攻)1700有翼賢者ファルコス」
一志「(俺の今の手札は『充電器』のみ・・・このドローでなんとかしなきゃ・・・)
いくぞ!ドロー!(きた!)魔法カード『バッテリー・ドロー』を発動!」
バッテリー・ドロー 通常魔法 (オリジナル)
自分の墓地の『電池メン』と名のついたモンスターを2体除外して、デッキからカードを2枚ドローする。自分の手札、場にこのカード以外のカードが存在しない場合は2枚の代わりに3枚ドローする。
一志「墓地の『単四型』と『単三型』を除外し、デッキから2枚ドローする!」
そしてデッキからドローしたとき、ドローしたカードから声がした。
充電池メン「マスター、そろそろおいらの出番っすよ!」
カードの精霊の『充電池メン』だった。
一志「充電池メン・・・よし、いくぜ!魔法カード『異次元からの埋葬』を発動!」
異次元からの埋葬 速攻魔法
ゲームから除外されているモンスターカードを3枚まで選択し、そのカードを墓地に戻す。
一志「この効果で除外されている『連結型』と『単四型』と『単三型』を墓地に戻す!」
GT「墓地に戻したところでどうなる?」
一志「まだだ!さらにライフコストを500払い、魔法カード『充電器』発動!」
充電器 通常魔法
500ライフポイントを払う。自分の墓地から「電池メン」という名のついたモンスター1体を特殊召喚する。
『一志』LP1000→500
一志「この効果で墓地から『連結型』を特殊召喚し、効果発動!墓地の『単三型』を手札に
加える!そして『連結型』をリリースし、出て来い!俺の切り札!『充電池メン』!!」
充電池メン ☆5 光 雷族
ATK/1800 DEF/1200
このカードの召喚に成功した時、自分の手札またはデッキから「充電池メン」以外の「電池メン」と名のついたモンスター1体を特殊召喚する事ができる。このカードの攻撃力・守備力は、自分フィールド上に表側表示で存在する雷族モンスターの数×300ポイントアップする。
一志「『充電池メン』の効果発動!デッキから『単一型』を守備表示で特殊召喚する!」
電池メンー単一型 ☆1 光 雷族
ATK/0 DEF/1900
このカードが自分フィールド上に表側表示で存在する限り、相手は自分フィールド上に存在する「電池メン-単一型」以外の雷族モンスターを攻撃対象に選択できない。
一志「さらに『充電池メン』は自分の場の雷族モンスター1体につき、攻守が300アップする!」
充電池メンATK1800→2400 DEF1200→1800
GT「これがお前の切り札か。」
一志「そうだ、頼んだぞ『充電池メン』!『充電池メン』で『ファルコン』に攻撃!」
充電池メン「了解っす!」
(攻)2400充電池メン→(攻)2000ファルコン
『GT』LP4000→3600
GT「・・・」
一志「ターンエンドだ!」
『一志』LP500
手札 1 墓地 11
伏せ 1 除外 0
場 「(攻)2400充電池メン」「(守)1900単一型」
GT「俺のターン、ドロー!」
一志「このデュエルの勝敗はまだ分からないぞ!」
GT「それはどうかな?」
一志「なんだと!?」
GT「いくぞ・・・!リバースカードオープン!『リビングデッドの呼び声』!」
リビングデッドの呼び声 永続罠
自分の墓地からモンスター1体を選択し、攻撃表示で特殊召喚する。このカードがフィールド上に存在しなくなった時、そのモンスターを破壊する。そのモンスターが破壊された時このカードを破壊する。
GT「この効果で『霞の谷のファルコン』を墓地から特殊召喚!」
一志「だが『ファルコン』じゃ『充電池メン』は倒せない!
・・・それどころか俺の場には『単一型』がいるんだ!」
GT「まだだ、『霞の谷の祈祷師』を召喚!」
霞の谷の祈祷師 ☆3 風 鳥獣族 チューナー
ATK/1200 DEF/1200
自分フィールド上のこのカード以外のモンスター1体を手札に戻す事で、このカードの攻撃力はエンドフェイズ時まで500ポイントアップする。この効果は1ターンに1度しか使用できない
一志「チューナー・・・まさか!」
GT「そうだ、場の『霞の谷の祈祷師』と『霞の谷のファルコン』をチューニング!
☆4+☆3=☆7 出でよ!『霞の谷の雷神鬼』!!」
霞の谷の雷神鬼 ☆7 風 雷族 シンクロ
ATK/2600 DEF/2400
『チューナー+チューナー以外の「ミスト・バレー」と名のついたモンスター1体以上』
1ターンに1度、自分フィールド上に存在するカード1枚を手札に戻し、このカードの攻撃力をエンドフェイズ時まで500ポイントアップする事ができる。この効果は相手ターンでも発動する事ができる。
充電池メン「マスター、あいつなんかやばくないっすか?」
一志「大丈夫だ!俺の場にはまだ『単一型』がいる!」
そう、単一型がいる限り、一志の他の雷族モンスターには攻撃できない。
よって、このターンはしのげるはずだ。
GT「ようするにそいつが消えればいいんだろ?」
一志「まだなにかあるのか・・・!?」
GT「そうだ、魔法カード『シールドクラッシュ』を発動!」
シールドクラッシュ 通常魔法
フィールド上に守備表示で存在するモンスター1体を選択して破壊する。
GT「これで『単一型』を破壊する!」
これで一志の場には『充電池メン』しかいなくなった。
よって、充電池メンの攻守もダウンした。
充電池メンATK2400→2100 DEF1800→1500
一志「くっ・・・まだそんなカードがあったのか!」
充電池メン「はわわわ・・・・・」
GT「いくぞ・・・!『霞の谷の雷神鬼』で『充電池メン』に攻撃!」
(攻)2600霞の谷の雷神鬼→(攻)2100充電池メン
充電池メン「うわーん!」
一志「『充電池メン』!!」
GT「これにより500ポイントの戦闘ダメージを受けてもらうぞ!」
一志「くそっ!・・・」
『一志』LP500→0
一志「また・・・負けた・・・」
俺はその場でガクッと崩れ落ちた。
一志「くそっ・・・!なんで勝てないんだ・・・!!」
するとなんと、GTが話しかけてきた。
GT「確かに結果はお前の負けかもしれない。だが・・・この前よりも
断然強くなったな。その実力だったらもう大丈夫だろう。」
意外な言葉だった。
そう言った後、GTはどこかへいこうとした。
一志「・・・待て!」
GT「なんだ?」
一志「今度やるときは・・・絶対に勝ってみせる!」
GT「・・・そのときを楽しみに待っている。」
そういいながらGTは遠くへ消えていった。
するとデッキからまた、充電池メンの声がした。
充電池メン「あいつは一体何者なんですかね?」
一志「分からない・・・でも絶対にいつかあの人を超えてみせる!」
充電池メン「じゃあこれからも特訓あるのみっすね!」
一志「そうだな!・・・とりあえずそろそろ帰るか。」
充電池メン「そうっすね。」
そして俺はお菓子がたくさん入った袋を持って、レッド寮へと帰っていった・・・
・・・つづく☆
とりあえず一言。
『ファルコス』と『ファルコン』って似てますねw
・・・とりあえず次回もぜひ、見てくださいねw
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