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番外編『最強軍団VS神をも超えた最強!!』
『ボボォ!!』
『バチバチバチ!!』
『ガガィン!!』
左右から迫る炎の大剣と雷の槍を、両手の主神の絶対宣言で防ぐ。
『ヒュォオオオ!!』
『ドガァ!!』
前方から繰り出される風の日本刀を、
地面が砕けるほど強くバックステップを踏むことで避ける。
空中にいる間に後ろを見ると、予想通り、残りの3人が待ち構えている。
前方の三人も、すでに俺を追って走り出している。
恐らく、俺が着地したところを6人で叩くつもりだろう。
中々に計算された動きではあるが、
「甘いなぁ」
俺はそんな手に乗る男ではない。
『ビュン!!』
両手に持った主神の絶対宣言を投擲。
さらに、
「能力発動『破壊【爆破】』」
俺は能力で投擲した主神の絶対宣言を爆破する。
破壊といっても、そのレパートリーは様々。
爆破させることなんて、朝飯前である。
『ドガアアアアン!!』
爆発し、爆炎と黒煙をまき散らす主神の絶対宣言。
普通ならこれだけで終わりだが、ここからがこの爆破の本領。
『ゴオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!』
「「「っ!?」」」
とてつもない轟音と共に、黒煙の中から白銀の光が漏れ出る。
それと共に吹き荒れる、圧倒的暴風。
爆発したのは神の槍。
その中には、とてつもないほどの力が封じ込められているのだ。
爆発すれば、その力は一気に解放される。
いくらあの3人でも、しばらくは身動きできないだろう。
「次は」
俺はそう言いながら、空中で方向転換する。
180度方向転換して、今まで後ろだった方、
空中を移動している進行方向を見ると、
残りの3人が驚愕で一瞬固まっていた。
これも予想通りである。そして、一瞬の隙があれば十分。
「能力発動『創造【神炎刀】』」
手の中に現れる、神の炎によって形作られた蒼色の刀。
そのまま流れるような動きで斬りつけるのは、水の西洋剣を携えた絵梨華。
炎によって作り出された、超高温の刀。
水にぶつけるのが最も効果的なのである。
『ヒュン!ズバン!!』
「っ!?」
振りぬかれた刀は、反射的に防御した絵梨華の得物を、いとも簡単に斬り裂く。
そこでようやく、集中力が復帰した絵梨華たち三人であるが、
龍哉は既に、無防備になった絵梨華へ、峰での斬り上げを開始している。
今からではどうやっても、能力によっての得物の再構築は間に合わない。
絵梨華自身も、一番早く脱落する覚悟を決めたが、
『ガイィン!!!』
「え?」
「ちっ!」
龍哉の得物が、絵梨華の体へと届くことはなかった。
神の炎によって作られた刀を、光り輝く鎌が、いとも簡単に防いでいた。
「大丈夫ですか?絵梨華さん」
「あ、ありがとう」
神炎刀を防いだのは、龍哉のメイド、沙良である。
大学生でもある沙良の能力指数は、実は300どころか、500さえも超えているのだ。
そんな超優秀メイドに攻撃を防がれた主人は、
自らのメイドの優秀さに感心している余裕などなかった。
沙良に攻撃を防がれた瞬間、龍哉は一瞬驚きで動きが止まった。
その驚きの内容は、防がれたことに対するものより、反応の速さにである。
集中力が回復してから、刹那の間しかなかったのに、
正確に得物を割り込ませてきたのである。
並の者では絶対になせないであろう芸当であった。
そして、その驚きによる一瞬の硬直が、龍哉を一気に窮地に追い込む。
「っ!」
『ダンッ!!ヒュッ!パキイィン!!!』
殺気を感じ、硬直状態から無理やりバックステップを踏むと、
先ほどまで龍哉がいた場所を氷の細剣が奔り、
空気が凍りつき、剣の軌跡が扇型の氷となって現れる。
『ヒュオオォォン!!』
「くっ!」
さらに、バックステップからの着地と同時に、
いつの間にか神の力の奔流から抜け出している沙紀の風の日本刀が襲いかかる。
『バチバチバチ』
「ぐっ!」
それを何とか避けたところに、狙い澄ましたように電撃が奔る。
流石に避けきれず、体の一部に電撃が掠る。
それだけで体が麻痺し、ほんの数瞬、硬直状態に陥る。
とてつもなく僅かな隙だが、それを見逃すほど、秋華は馬鹿ではない。
というよりも、恐らく即席で作られた連携攻撃なのだろう。
そして、本命がやって来た。
「うおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!」
秋華が女の子らしからぬ雄叫びをあげて、
とてつもなく巨大な炎塊を龍哉に向けて投げる。
「まずっ!?」
硬直している龍哉に、それを避ける術は、
『ドゴォ!!ボオオオオオオオ!!!!!!』
存在しなかった。


さて、どうだったでしょうか?
更新が遅くなってしまったことはお詫び申し上げます。
しかし、今回同時連載している4作品をほぼ同時に更新したのですが、
その中では、この更新が最も出来が良かったと思います。
やっぱり、僕は戦闘描写が好きなようです。
実は、すでに次回の話まで出来上がっているのですが、
その話、もの凄く番外編じゃ語っちゃだめな気がする話です。
龍哉が、国際能力管理局局長兼大元帥ということを暴露して、
さらに、本編でさえ明かされていない龍哉のちょっとした本気が出ます。
この小説の題名が本文で出てくるレベルで。
このまま更新してしまっていいんでしょうか…
感想のほうに、ご意見をお寄せください。
それを見てから、次回の内容を調整したいと思います。
それでは、また次回。
お会いしましょう。


次回予告
まぁ、どう転ぼうと戦闘描写は続くよ!!
お楽しみに!!
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