第16話『一難去って、また一難の予感!~と言うか最早確実に一難~』
「う…うーん」
「「「「「「龍哉(君、さん、様)!!」」」」」」
「うぉ!?」
俺は大声の呼びかけによって目を覚ました。
「あ、あれ?俺はどうして…」
「「「「「「うっ」」」」」」
俺がそう言うと、沙紀たち6人全員がうっとか言う。
あ、そうか。なんかまずい空気になった後、
何故か能力で吹っ飛ばされたんだな。
うーん、やっぱり何で吹っ飛ばされたのかは理解できない。
でも、
「まぁ、なんか俺が悪かったっぽいし、良いよ」
「「「「「「え?」」」」」」
今回はよくハモるな。
「まぁ、別に怪我とかも無かったしな」
しかし、それでも納得いかない御様子の皆さん。
「はぁ、なら、俺に謝ってくれ。それで良いさ」
「ごめんなさい、龍哉君」
「ごめんなさい、龍哉君」
「ごめんね、龍哉」
「ごめんなさい、龍哉さん」
「ごめん、龍哉」
「申し訳ありませんでした、龍哉様」
「うん、それで良い!さて、絵梨華と沙良の役職でも決めようか!」
そんな感じでこの後役職決めが行われた。
その結果、絵梨華は会長補佐。
沙良は俺の補佐、つまり副会長補佐となった。
さて、そんな感じで役職も決まり、皆で雑談をしていたのだが、
「あ、そろそろわたし帰らないと」
と言う沙紀の言葉から今日は解散と言うことになった。
そして現在沙良との帰宅の途中。
「なぁ、沙良」
「なんでしょう?龍哉様」
会話が無かったので自分から振ってみたが、
たいした話題が無い。
仕方ない、蒸し返すようで嫌だが、
はっきりさせて置かなければならないだろう。
「本当に良かったのか?大学辞めて」
「ええ、私は龍哉様の隣にいれさえすれば満足です」
またもや即答。
これは決意は固いようだな。
それに、
「ありがとうな、沙良」
ここまで主人に忠実に従ってくれる従者は、そうはいないだろう。
これは、主人としては嬉しい限りである。
その感謝の意を込めて、何となく頭を撫でてやった。
俺のほうが年下だが、身分も身長も俺のほうが上だから、
問題ない!まぁ、身分差なんてこんなときしか使わないが。
「あっ//////////////////」
一瞬声を上げたが、すぐに受け入れてくれた。
そこからは会話も弾み、楽しく帰路に着いた。
勿論、家に帰ってからも楽しく過ごせた。
また一緒に寝るとか言ってきたのは、少々困ったが。
さて、そんなこんなで昨日は楽しかったわけだが、
「暇だ…」
今日は打って変わって暇である。
沙良はなんか俺の弟の様子を見に行くとかで出かけていった。
そして、俺は家に1人取り残されたわけだ。
あ、言うのが遅くなったが、今日は土曜日なので学校は休みだ。
「仕方ない、出かけるか」
このまま家にいても何もすることは無い。
仕方ないから出かけるとしよう。
せっかく出かけるのだから、ちょっと変わった方法で出かけてみよう。
『能力発動、距離操作』
俺は能力を発動して、距離を操作する。
距離操作は、所謂瞬間移動のような物である。
北に100キロ距離を縮めれば、北に100キロ瞬間移動できるし、
西に154キロ距離を縮めれば、西に154キロ瞬間移動できる。
普段は、方角とどれだけ距離を操作するかも決めるのだが、
今日はどちらも決めない。
つまり、ランダムに距離を操作する。
ランダムに瞬間移動するためである。
どこに出るかは運次第。
川の中とかに移動するかもしれないが、
まぁ、何とかなるだろう。
それじゃあ、行ってみよう。
『ブンッ』
能力を行使すると同時にあたりが静寂に包まれ、
聞きなれない音がして、景色が一瞬ぐにゃりと歪む。
しかし、その景色もすぐに正常に戻り、音も普通に戻る。
そして、1番最初に目に入ってきた光景は、
「なっ…」
「「あ…」」
竹箒で石畳を掃く、巫女姿の春華と秋華だった。
さて、どうだったでしょうか?
今回は更新速度を重視したせいで、短くなってしまいました。
あ、今回は忙しかっただけで、
毎回更新速度を重視するとここまで短くなるということは御座いませんので、
ご安心ください…多分。
とにかく、出来るだけ早く更新できるようにしますので、
今後ともよろしくお願いします。
キャラ投票と、感想もお待ちしております。
それでは、また次回。
お会いしましょう。
次回予告!!
再びピンチ!!
この状況をどう乗り切る!?
龍哉「それはお前次第だろう!!」
なら無理だ。
お楽しみに!!
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