第283話 微妙なサイトの立場
4コマ劇場 アイオライト_642・・・・・2012/07/09
シリーズ3
タイトル「微妙なサイトの立場」
★ 1コマ ★
夜、冒険者ギルド『ユークレース』の救護室にて・・・
ポルーサイト ← ユークナイト・ナンバー8
「げふっ、げほげほげほっ!(ぴちゃっ)」 ← 吐血して床を赤く染める
ターフェアイト ← サポート部のトップで、ユークナイト・ナンバー12
「う~ん、シリカから受けた魔力の影響がまだ残っているみたいね~~~(汗) まぁ、魔力が完全に浄化されるであろう約1週間、全身を襲う激痛に耐えなさい(ぼそっ)」
サイト
「って、この激痛・・・なんとかしてくれるんじゃねぇのかよ!!(うぐっ!?)」
ターフェ
「もちろん魔力中ての治療は施すつもりではいるけど、これほど濃度の高い魔力を中和するには時間がかかる・・・。それに、全身に激痛があるだけで日常生活は支障ないんでしょ? シリカなんかは、そんな激痛(それ以上?)を何年も耐えている。男ならその程度は我慢しなさい(ごそごそ)」(え~っと、確かここに・・・) ← ロッカーをあさっている
サイト
「いや、痛さに性別は関係ないと思うんだけど・・・ぬ?(汗) ターフェ、さっきから何をやって・・・(大汗)」
ターフェ
「あ~、あったあった♪ はいこれ♪(ぱっ)」 ← 見つけた何かをサイトに差し出す
★ 2コマ ★
サイト
「バケツに・・・雑巾?(汗) こ、これが魔力中ての治療に関係あるのか!?(どびっくり)」(驚きの治療法だぜ!) ← 受け取る
ターフェ
「汚した床は自分で掃除してね♪(にっこり)」
サイト
「・・・・・(ごくり) オレ・・・病人 (ぼそっ)」
ターフェ
「シリカはそんな激痛に耐え、5年でナンバー5からナンバー3に・・・」
サイト
「あぁ~もぉわかったよ!(汗) 掃除すればいいんだろ!!(ごしごしごし)」 ← 四つん這いになって雑巾がけしている(笑)
ターフェ
「うんうん、後でルミノール検査するけど、シミの一つでも出たら許さないから♪(にこにこ)」 ← めちゃくちゃ言っています♪
サイト
「ひ、ひでぇーーーーー!(涙) うぐっ、げほげほっ!!(ぴちゃっ)」 ← さらに吐血(爆)
★ 3コマ ★
数分後、事務所の屋根の上にて・・・
サイト
「ちぃ、ターフェのヤツ・・・(むかっ) あれじゃあ、治療に行ったのか掃除しにいったのかわかったもんじゃねぇ・・・(ぶつぶつ) あぁ~、ナンバー決定戦までは治療に専念しろって命令だけど、一足先に忘却の迷宮までシリカを助けに行ってしまおうかな~・・・ん?(おや?)」 ← 何かに気づく
???? ← 10歳ぐらいの少年?
「・・・・・・・(こそこそ)」 ← ユークレースの事務所から出てくる
サイト
「あれは・・・シトリン? よほどのことがない限り事務所から出ないあいつが・・・しかもこんな時間にどこへ行くつもりだ~~~?(珍しい)」
シトリン
「・・・・・(きょろきょろ) ・・・・・!!(たたっ)」 ← ひと気が無いことを確認して走り出す
サイト
「・・・くくっ、面白い(にやり) シトリンは、ユークレースのギルドマスターでナンバー1という以外・・・ほとんどが謎ってヤツだからな~。後をつければ、シトリンのヤツの秘密がわかるかもしれない(ふふふっ♪)」
シトリン
「・・・・・(きょろきょろ)」
サイト
「おっといけねぇ、このままじゃ見失ってしまう(汗) 追跡任務は苦手な方だが・・・ここはオレのリハビリにつき合ってもらうぜ、シトリン♪(とぉ~う!)」 ← 屋根から飛び降りる
2時間後、北地区にて・・・
サイト
「ぜぇぜぇぜぇ(汗) さ、さすがはギルドマスター・・・逃げ足がハンパないぜ~(完全に見失った) ・・・にしても、シトリンのヤツはこんな北地区に何の用があって・・・(大汗) この辺りは王室の研究施設がほとんどで、一般人の立ち入りは制限されているというのに(オレも見つかったらヤバイか!?) ・・・ん?(ささっ)」 ← 物陰に隠れる
謎の人影
「・・・・・(こつこつこつ)」 ← 近くの建物に入っていく
サイト
「・・・見つけたぞ、シトリン(にやり) オレを出し抜こうなんて百年早いぜ!(たったったっ!)」 ← 後を追って建物の中へ入る
★ 4コマ ★
人影を追って地下階段へ・・・
サイト
「う~ん(きょろきょろ) 冒険者なんだし、別に暗闇が苦手ってことはないが――最近『零(Wii)』をやってるから何か出てきそうな気がする・・・って、なんだありゃーーーーー!?(どびっくり)」
説明文「たどり着いた地下室を覗くと、中央に巨大なガラスケースが置かれていて、その中には宝石のように青く美しい惑星が浮かんでいた」
謎の人影
「だ、誰!?(びくっ)」
サイト
「え?(汗) 女の声!?(きょろっ)」
謎の女性 ← 二十歳前後
「うっ!(汗) さ、サイトさん!!(なぜここに!)」
サイト
「いやっ! オレは別に怪しいモノじゃ!! ・・・ど、どうしてオレの名前を?(大汗)」
謎の女性
「はぅあっ!(しまった!!)」
サイト
「あ、あれ?(汗) ひょっとして、シトリ・・・」
謎の女性
「わぁわぁわぁあああ!(汗) は、はじめましてサイトさん!!(大汗) わたしは、野乃原真菜といいます(真菜って呼んでください!)」
サイト
「野乃原~?(汗) 魔物みたいな名前だな・・・っていうより、どうしてオレの名前を知っている!!(うがーーーーー!!)」
真菜
「ひゃーーーーーっ!!(涙)」(しまったーーー!)
効果音「ずががーーーーーーーーーーん!!」
★ コメント ★
人間界再生計画の要、小説『なんちゃらプラネット』の主人公・・・野乃原真菜の登場です♪