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第282話 成長するまでの我慢です

4コマ劇場 アイオライト_641・・・・・2012/07/06

 シリーズ3

  タイトル「成長するまでの我慢です」


★ 1コマ ★

ノルベルジャイトの奥地、パロット側にて・・・(探索中~)


 天空獣セレンディバイト(別名、白柳さん) ← 全身古傷だらけの獣

『しくしくしく(涙)』 ← とぼとぼ四足で歩いている


 パロットクリソベリル

「・・・・・(汗)」 ← 先行して歩いている


 天空獣セレン

『しくしくしくしくしく!(涙)』 ← 少し気遣ってほしい(笑)


 パロット

「・・・あ~(大汗)」


 スファレライト

「・・・・・(汗) なんていうかさ~、ちょっとウザっ・・・(ぼそっ)」


 天空獣セレン

『ウザっ!?(大泣き)』


 パロット

「って、スファレ!(おまえ、なんてことを言って!!)」(デリケートな問題なんだぞ!!)


 レイチェル

「あう~・・・(汗) 獣化、かっこいいのに・・・(ぼそっ)」


 ダイ

「うんうん(めちゃかっこいいぞ♪)」


 天空獣セレン

『自由に戻れないのが問題なんです!!(わにゃーーーーー!!)』


効果音「ずががーーーーーーーん!」


★ 2コマ ★

 ショウ(6歳)

「・・・・・(う~ん) そんなに嫌なら、天空石をオレが引き受けようか?(汗)」


 天空獣セレン

『そ、そんなことができるの!?(びっくり)』


 美咲(樹神の鬼姫) ← 命と融合しているので額に角がある

『確かに・・・。前世では二人の十四創神を親にもち・・・今世は精霊神ファリスさまと大魔王ルシフォンさまの血を引いているショウさんなら、他人の天空石を自分の身体に引き受けることも可能でしょうね』


 ショウ

「いまでも、リウムの暗黒石を引き受けて、回復させているぐらいだからな~♪(あははっ)」 ← ショウの操る力は、精霊力・天空力・魔力・時空力♪


 パロット

「えっ! リウムって・・・お師匠がどうしたって!?(えっ!)」


 ショウ

「・・・・・(お師匠?) リウムは、覚醒途中の暗黒族に憑かれたルチルクォーツの冒険者・・・ジェムシリカによって肉体を滅ぼされ、いまは暗黒石の状態でオレの身体に憑いている(ほら、これな・・・)」 ← リウムの暗黒石を見せる


 パロット

「ちょっ! お師匠が・・・シリカさんに!?(大汗) ・・・いったいルチルクォーツで何が起こっているんだ・・・(どきどきどき)」


 ショウ

「まぁ、そんなどうでもいいことは置いといて~」


 パロット

「いや、どうでもよくないだろ!!(どびっくり)」(大ごとだろ!)


 ショウ

「天空石を引き受けるということは、親権もオレに引き継がれることになる・・・」


 天空獣セレン

『・・・親権?(汗)』


 パロット

「って、オレの話を聞けーーーーー!!(わぎゃーーーーー!)」


★ 3コマ ★

 ショウ

「天空石が暗黒石と同じようなモノだと考えると、そのうち天空族――いや、この場合は天空獣というべきか?――が誕生することになる」


 天空獣セレン

『え~っと、イメージがわかないんだけど・・・(どういうこと?)』


 スフェーン(仔犬型) ← ショウの頭の上

『つまり、いまのセレンの姿をした天空獣がそのまま誕生するってわけ♪』


 ショウ

「成長して完全な天空獣になれば、自然にセレンの身体から離れる。もちろん、天空石が暗黒石と同じ性質のモノだと過程してだが・・・」


 美咲(鬼姫)

『宿主と誕生する何かとの間には、親と子の関係が発生することになる・・・。親権を引き継ぐということは、セレンさんではなく・・・ショウさんが誕生する何かの親になるということです』


 ダイ

「ん? 親になるということに・・・何かメリットはあるのか?」


 美咲(鬼姫)

『そうですね~・・・(う~ん) 精霊界では神に等しいとされる天空の力がセレンさんのものになる? 誕生する何かが天空獣であった場合、間違いなく守護獣となり、その結果・・・この聖界でセレンさんは敵なし状態となるでしょう』


 スファレ

「凄っ!!(大汗)」


 天空獣セレン

『・・・・・(ごくり)』


 スフェーン(仔犬型)

『魔石や暗黒石ならともかく、セレンのは天空石なんでしょ? せっかく偶然が重なって天空獣の親に選ばれたのに、成長過程で手放すのは凄くもったいないんじゃないかな~~~?』


 天空獣セレン

『う、うむ~~~(そう・・・なのかな?)』


★ 4コマ ★

 ショウ

「当然気づいているだろうけど、天空石(最初は魔石か?)が憑く前と比べて・・・いまの自分の力は格段に上がっているはずだ。それらも天空石の育成を放棄することで、全て失われることになる」


 天空獣セレン

『本来の力じゃないから失うのはべつにかまわないんだけど・・・育成放棄って言葉が少し気になる(大汗)』


 ショウ

「勝手に寄生しているだけだから、それこそ気にする必要はないかな~? でもまぁ、どうしてもその姿が嫌だったら、天空石はオレが引き受けるよ(にこっ)」


 ダイ

「あ~、ショウ?(なんだか違和感があるな~) その天空石・・・オレに憑けるってことはできないか?(大汗)」 ← 前世のショウとは家が隣りの幼馴染みです


 ショウ

「なんだ、ダイ・・・天空の力がほしいのか?」


 スファレ

「はい、は~い! あたしも欲しいかも♪」


 ショウ

「スファレはへっぽこだからダメ!!」(天空獣までへっぽこになってしまうだろ!)


 スファレ

「差別だーーーーー!!(涙)」(へっぽこいうなーーーーー!)


 ダイ

「じゃあ、オレは!?(大汗)」


 美咲(鬼姫)

『え~っと、天空石を受け取るためには、いまのセレンさん以上の天空力を高めないといけないので・・・(大汗)』


 ショウ

「だから、ダイには無理だな・・・(ぼそっ)」


 ダイ

「そんな~~~・・・(しくしくしく)」(獣化したかったな~~~)


 天空獣セレン

『・・・・・・・(う~ん)』


 ショウ

「で、結局のところ・・・どうする?」


 天空獣セレン

『ずっとこの姿のままというのは勘弁してほしいのですが・・・いずれは元に戻れるんですよね?』


 美咲(鬼姫)

『天空石が成長して離れるとき、あるいはセレンさん自身が天空力をコントロールできるようになったときに戻ることができます』


 天空獣セレン

『・・・それなら、もうしばらく様子をみてみることにします(大汗)』(まだ国に帰れそうにありませんし・・・)


 ショウ

「そうか、じゃあ、がんばれ♪(にこ~っ)」


 セレンの胸元に憑いた天空石

『・・・・・・・(ほっ)』


 パロット

「っていうか、ルチルクォーツの現状は!(大汗) リウムさんがどうなったのか、もっと詳しく説明しろーーーーー!!(わぎゃーーーーー!)」


効果音「ずががーーーーーーーーーーん!!」



★ コメント ★

 今後誕生するだろう天空獣は暗黒族と同じ鉱物生命体になるので、天空族とは別の新しい種族になるのかな?(う~ん・・・)


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