第252話 魔獣兵の驚異!
4コマ劇場 アイオライト_611・・・・・2012/04/24
シリーズ3
タイトル「魔獣兵の驚異!」
★ 1コマ ★
シデラゾート城、謁見の間にて・・・
効果音「ざわざわざわ・・・」 ← 側近たちが集まり、ざわめいている
シデラゾート王
「・・・・・・・」 ← 王座につき、静かに瞳を閉じている
シデラゾート兵士
「ご、ご報告申し上げます! エンスタタイトより進軍する魔獣は二千を超え・・・さらに数を増しております!!」 ← 片膝ついて報告
シデラゾート王
「うむ~、この王都へ攻め込まれるのも時間の問題か・・・(汗) して、エンスタタイトからの提案には、変化はないのか?」
兵士
「はっ!(汗) 新たな魔獣を誕生させるため――シデラゾートの国民を差し出せ・・・(大汗) さすれば、王族に連なる者の命は保障しよう・・・と(くっ)」
側近1
「提案・・・というより、命令ですな(汗)」(断っても無事ではすみませぬぞ!!)
側近8
「国民を差し出せなど、そんなこと聞けるはずもない!(怒) シデラゾートさま!! いかがなされますか!?(叫び)」(エンスタタイトへ攻め入るための準備は、既に整っております!!)
シデラゾート王
「帝国め・・・(ギロリ) 他の国のことなど、戦争の道具程度にしか思っていないようだな~・・・(怒)」
側近たち
「「「シデラゾートさま!!」」」
シデラゾート王
「・・・我が国民たちをみすみす怪物の苗床にさせてたまるか! これより、シデラゾートはエンスタタイト帝国に宣戦布告を・・・」
兵士2
「失礼します! シデラゾートさまに謁見を願い出たものたちをお連れしました!!(叫び)」
シデラゾート王
「って、いま華麗に宣言しているところだから後にしろーーーーー!!(うがーーーーー!!)」
兵士2
「そ、それが・・・(大汗)」
シデラゾート王
「・・・ん? そなたたちは・・・(ほぉ~)」
突然の登場♪
コンドライト
「・・・・・・・(どきどきどき)」
パイロープ
「ふっ(微笑) なにやら面白い話をしていたようだね~(にやり)」
アレキサンドライト
「ふむ、シデラゾート王よ・・・。さきほどの話、詳しく聞かせてもらおうか(ふふっ)」
★ 2コマ ★
数分後・・・
パイロープ
「なるほどね~、帝国の進軍・・・しかも、魔石に憑かれて魔獣化した兵~~~(う~ん) こいつぁ~、あんたたちには荷が重すぎるだろうね~~~(あははっ)」
側近2
「なっ! 無礼な!!(怒)」(我が国を侮辱するか!!)
パイロープ
「だって、本当のことだろ?(にやり) どうやって手に入れたかは知らないが、エンスタタイト帝国は魔界の鉱石・・・魔石をばらまいている。魔石に憑かれて魔獣となった兵を・・・この聖界の者に太刀打ちできるなんて、とてもおもえない・・・(くっくっくっ)」
シデラゾート王
「そなたたちなら・・・太刀打ち出来るとでもいうのか?(ギロリ)」
パイロープ
「この聖界での出来事に、あたしたちが介入するのもどうかと考えていたんだが~、戦いに魔石が使われたとなると話は違ってくるね~~~。どうだい? コンドライトが王権を取り戻すために協力すると約束するなら・・・あたしたちが手を貸そうじゃないか♪(にやり)」
側近1
「シデラゾートさま!(汗)」
シデラゾート王
「・・・・・・・。・・・コンドライト殿よ(ジロリ) 先日の言葉・・・覚えておいでか? そなたの考えを・・・改めて聞かせていただこうか!」
コンドライト
「わたしが・・・いや、ボクがここに来た理由は一つだけ・・・。王権がどうとか関係はない。ドロンジョさまの世界が滅びるのを防ぐためにどうしてもエンスタタイトの宝物庫にある時空族の遺産を手に入れなくてはならない! だから、お願いします(ぺこり) ボクに・・・ボクたちに力を貸してください!!(叫び)」
シデラゾート王
「・・・・・(唖然)」
アレク
「くくくっ、あはははっ♪(爆笑) コンドライトよ~。ドロンジョの話では、シデラゾート殿には自国の兵と戦う覚悟があるのかを聞かれたのではなかったのか?(苦笑)」
コンドライト
「あ~・・・(そういえば) でも、時空族の遺産はなんとしても手に入れなくてはならないんだ! 兵と戦うことになったら・・・そのときに考える!!(まずは行動あるのみ♪)」
シデラゾート王
「ふむ~・・・(汗) どういうわけか、明後日の方向に吹っ切れているようだな~~~(大汗) まぁいい・・・。してドロンジョよ、コンドライト殿に協力・・・いや、そなたたちが我が国に協力してくれたとして、本当に勝ち目があるというのか!?」
パイロープ
「って、あんたまでドロンジョいうなーーーーー!!(怒)」(うがーーーーーーー!!)
シデラゾート王
「え~~~、だってドロンジョ・・・(ぼそっ)」
効果音「ずががーーーーーーーーーーん!!」
★ 3コマ ★
パイロープ
「あ~、こほん!(汗) たしかに魔獣化したヤツらを相手にするのは厄介だね~~~。でも、なんとかなるだろうよ♪(にやり)」
シデラゾート王
「な、なんとかって・・・(どきどきどき)」(大丈夫なのか?)
突然の登場♪
????
「まぁ~、王さんはなんも心配せんでも、ウチらに任しとけば万事解決したるわ~~~♪」 ← 出窓から飛び込んでくる
兵士たち
「「何者!?(ちゃきっ)」」 ← 槍を構える
アレク
「・・・魔族?(何者だ・・・?)」
パイロープ
「か、カナリー!?(どびっくり) って、あんた・・・今までどこほつき歩いていたんだい!!(怒)」
カナリー
「いや~(ぽりぽりと頭を掻く) いままでラリマーの一国ヒューマイトにおったんやけど・・・、こっちの方で発生した闇の気配が気になってな~、ちょっと様子を見に来たってわけや~~~♪」
シデラゾート王
「ヒューマイト国が・・・手を貸してくれるというのか!?(汗)」
カナリー
「ヒューマイトだけやないで~(微笑) デンドリチックも、ノルベルジャイトで発生した魔獣化事件の解決に動いとる♪」
側近たち
「「「おぉ~♪」」」
パイロープ
「なんにしても、カナリーが来てくれたら千人力だね~~~♪ さっそく、エンスタタイトから進軍している二千の魔獣の元に行こうじゃないか!」
カナリー
「あ~、たぶん今から行っても無駄になるだけやで~~~」
シデラゾート王
「なに!(汗) どういうことだ!?(大汗)」
カナリー
「先に向かったアイツがもう片付けとるかもしれやんってことや。二千の魔獣ぐらい、アイツ一人で楽勝やろ~♪」
シデラゾート王
「ひ・・・一人!?(どびっくり)」
★ 4コマ ★
エンスタタイト帝国とシデラゾート国が隣接する国境付近にて・・・
巨人型魔獣×二千
『うぉおおおおお!!(雄叫び)』
兵士
「魔獣の進行・・・押さえられません!!(叫び)」
騎士隊長
「えぇい! これ以上、ヤツらをシデラゾートに入れるな・・・(汗) なんとしても、ここで食い止めるぞ!!(叫び)」
兵士たち
「「無理ーーーーー!!(涙)」」
騎士隊長
「って、泣き言いうなーーーーー!!(うがーーーーーっ!!) ・・・て、ええっ!?(大汗)」 ← 前方の人影に気づく
兵士
「まさか、まだ逃げ遅れた者が・・・(大汗) おい、おまえ!!(叫び) はやく逃げ・・・」
???? ← 顔上半分を白い陶器のような仮面で覆った青年
「氷槍・・・八寒地獄 (ぶんぶんぶん)」 ← 虚空より槍を取り出して振り回す
騎士隊長
「・・・え?(汗)」
????
「ひっさーーーーーつ!(叫び) 八寒地獄――鉢特摩!!(せぃやぁあああ!!)」 ← 氷槍を地面に突き立てる
効果音「すこーん、すこーーーーーん!!」 ← 巨人型魔獣の足下から氷柱が聳え立つ
巨人型魔獣
『うごぉおおお!!』 ← 二十体ほどの魔獣が上空に飛び上げられ、地面に落下して動かなくなる(気絶?)
騎士隊長
「えぇえええええーーーーーーー!?(どびっくり)」(何が起こったんだ!?)
突然の登場♪
リーンウィック(ぬいぐるみ型) ← 空飛ぶぬいぐるみ?
『ブルースよ・・・。巨大な魔獣を相手にするには、やはり生身では無理があるのではないか?』
ブルースピネル
「だが相手は魔獣化した者・・・。超獣神に乗って全力攻撃するわけにもいくまい(ぼそっ)」
リーンウィック(ぬいぐるみ型)
『いや・・・、わたしの見立てでは、あの魔獣の丈夫さなら超獣神の攻撃を受けても死にはしないだろう・・・』 ← 適当なことを言っています♪
ブルース
「本当か~~~?(どきどきどき)」
効果音「ずががーーーーーーーーーーん!!」
★ コメント ★
カナリーにブルース、お久しぶり~♪