第243話 闇に潜むモノ・・・
4コマ劇場 アイオライト_602・・・・・2012/03/22
シリーズ3
タイトル「闇に潜むモノ・・・」
★ 1コマ ★
ノルベルジャイト国のとある街にて・・・
陸
「おはようございます(どんどんどん) 誰か・・・いませんか~~~?(どんどんどん)」 ← 武器屋の扉を叩いている
効果音「し~~~ん・・・」
サフィ
「居留守かな?」
菜月
「裏の住居には気配を感じますが・・・お店は何日も開いていないようですね~(ドアノブにホコリが積もっています)」
陸
「これは、他の店も期待できそうにないかな~~~(う~ん) ・・・どうするよ?(大汗)」
サフィ
「どうするって・・・、やっぱり民家に突入するしかないんじゃないかな~(どきどきどき)」
陸
「と、いう意見があるわけだけど・・・菜月姉ぇはどう思う?(ちらり)」
菜月
「・・・・・・・。アリスも言っていたように、民家へ強引に突入するのは最終手段。期待はできないけど他のお店を・・・あっ、そうだ♪」
陸
「菜月姉ぇ、何か思いついたのか!?(汗)」
★ 2コマ ★
菜月
「ここは、宿屋に行ってみる・・・というのはどうでしょう?」
サフィ
「先に、今晩の宿を取っておくってこと?」
菜月
「いいえ、そうではなく・・・、宿屋になら誰かいるのではないかということです♪」
陸
「なるほどね~。たしかに宿屋なら、他の店がやっていなくても開いている気がする」
サフィ
「宿屋に酒場が隣接しているかもしれないしね~~~♪(一石二鳥!)」
陸
「よし! 宿屋を探してみよう♪」
サフィ
「おぉ~~~♪」
数十分後、宿屋の前にて・・・
陸
「って、閉まっているよ宿屋・・・(大汗)」(当然、酒場も閉まってるし・・・)
菜月
「考えてみれば、こんな異様な事態に旅をしている人なんていないですしね~(苦笑)」
サフィ
「じゃあ、どうするのよ!!(うにゃ~~~!)」(完全に手詰まりじゃないのさ~~~)
効果音「かちゃっ・・・」 ← 宿屋の雨戸が少しだけ開く
宿屋の主人?(声だけ)
「あんたら旅人かい?(ぼそっ)」(どうやら、感染者・・・ってわけじゃなさそうだ)
サフィ
「初街人きたーーーーー!!」
陸
「って、騒ぐな!!(大汗)」(機嫌を損ねて隠れられたらどうする!)
★ 3コマ ★
宿屋の中にて・・・
宿屋の主人 (おっさん)
「あんたたち、この辺りの・・・いや、服装からして――この国の者じゃないようだな(じぃ~っ)」(何者だ?)
サフィ
「この国どころか、別世界からやって来まし・・・んん~!?」 ← 突然、背後から口をふさがれる
菜月
「はいはい、話が複雑になりそうだから、サフィちゃんは黙っていましょうね~~~(苦笑)」 ← 両手でサフィの口をふさいでいる
サフィ
「んんんんん!!(じたばたじたばた)」
宿屋の主人
「・・・・・?(どきどきどき)」
陸
「オレたちは、隣のヒューマン・・・ト?(だったっけ?)」
菜月
「ヒューマイトね(ぼそっ)」
陸
「そう、そのヒューマイトの代表クリノから、この国の現状を確認してくるよう依頼された冒険者(?)だ」(ライセンス持ってないけど、冒険者ってことでいいよな?)
宿屋の主人
「ヒューマイトの代表から、依頼・・・?(汗) ま、まさか・・・この騒ぎはおまえたちの仕業か!? いったい何を企んでいる!!(大汗)」
陸
「企んでいるもなにも・・・オレたちも現状がさっぱりなんだ(汗) わかっていることといえば『ノルベルジャイトには異形の怪物(赤眼)が大量発生しており、異形の怪物に襲われるとその者もいずれは異形と化してしまう』ということだけ・・・(大汗)」
サフィ
「ぷはぁ~(ぜぇぜぇぜぇ) クリノの話では、生きている者は残りわずか・・・ってことだったけど(あぁ、空気が美味しい♪)」
菜月
「提供された情報に誤りがあるみたいね~」
宿屋の主人
「いや、生きている者を・・・無事な者と言いかえれば、間違いではなくなるよ(さっ)」 ← 袖を捲り上げる
サフィ
「え? それって・・・石?」(もしかして、話にあった魔石ってヤツ!?)
宿屋の主人
「異形の怪物に石を憑けられた者は・・・いずれ自らも異形の怪物となる(ごくり) この街で無事な者・・・感染していない者はまずいないだろうさ(苦笑)」
陸
「・・・・・(ごくり)」
★ 4コマ ★
街外れに建つ廃屋の前にて・・・
スフェーン(仔犬型) ← アリス(フォスフィの頭の上で腹這いになっている)
『この屋敷を中心に強大な魔力が漂っている。間違いなく、この屋敷には何かがある!』
アリス(フォスフォフィライト)
「うぐぇっ・・・(きもぢわるい)」
スフェーン(仔犬型)
『って、泣きごと言わない!!』
効果音「ずががーーーーーーーん!!」
薄暗い廃屋の中にて・・・
宿屋の主人(声だけ)
『あるとき、街の北側に建つ廃屋で、薄汚れた衣を着た子どもが目撃されるようになった・・・。親からはぐれたのか、悪者にさらわれてきたのか――なんにしても、放っておくわけにもいかず・・・街の者はその子どもを保護しようとした。・・・だが』
アリス(フォスフィ)
「う~ん、かなり傷んでるみたいね~。すぐにでも床が抜けそう(汗)」
スフェーン(仔犬型)
『アリス、気をつけてよね~。床を踏みぬいたら、わたしが落ちるじゃない!』
アリス(フォスフィ)
「・・・・・(汗) っていうかさ~、どうしてスフェーンは自分で歩こうとしないかな~~~?(大汗)」(ず~っと、あたしの頭の上に乗っかっているよね~?)
スフェーン(仔犬型)
『そんなの疲れるからに決まっているでしょ・・・(なに当たり前のこと聞いてるのよ)』
アリス(フォスフィ)
「なにをーーーーー!!(うぎゃーーーーー!!)」
宿屋の主人(声だけ)
『その子どもは、街の者に心を許さず・・・抵抗して逃げ回るばかり。飢えないよう、廃屋に食べ物を差し入れる日々が続いたが・・・しばらくたったある夜から、この街に異変が始まった(ぼそっ)』
スフェーン(仔犬型)
『はっ!(汗) アリス、暗闇に・・・何かいる!!(大汗)』
???
「・・・・・・・(がたがたぶるぶる)」
アリス(フォスフィ)
「・・・子ども?(どうしてこんなところに子どもが?)」
スフェーン(仔犬型)
『ねぇ、あなた。こんなところで何をして・・・はっ!?(大汗)』
アリス(フォスフィ)
「!!(汗) 何か・・・いる!?(ちゃきっ)」 ← 聖剣クリソベリル(真)の柄に手をかける
宿屋の主人(声だけ)
『夜な夜な赤眼の怪物が街を徘徊するようになり、人々を襲いはじめたのです・・・(ううっ)』
突然の登場♪
赤眼の怪物
『ぐるるるぅ・・・(怒)』
スフェーン(仔犬型)
『あ~、白地に黒色・・・いや、黒地に白色?(大汗)』
アリス(フォスフィ)
「魔獣・・・なのかな?(大汗) ・・・って、どう見てもパンダじゃん!!(どびっくり)」(なんてラブリーな♪)
赤眼のジャイアントパンダ?
『うぇえええーーーーー!!(叫び)』
効果音「ずががーーーーーーーーーーん!!」
★ コメント ★
可愛くても相手は熊です(笑)