表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
230/584

第230話 クリノヒューマイトからの依頼

4コマ劇場 アイオライト_589・・・・・2012/02/14

 シリーズ3

  タイトル「クリノヒューマイトからの依頼」


★ 1コマ ★

ヒューマイト城、謁見の間にて・・・


 クリノヒューマイト

「こほん・・・(汗) 改めてになるが――ヒューマイト国代表クリノヒューマイトだ(痛~)」 ← 前回、一方的にボコられました(笑)


 アリス(フォスフィ)

「・・・・・・・(じぃ~~~っ)」 ← クリノを凝視


 クリノ

「・・・あ~(なにかな?)」


 アリス(フォスフィ)

「だだっ子・・・(ぼそっ)」


 クリノ

「!!?(びくーーーーーっ!!)」 ← 慌てて両腕で防御する


 アリス(フォスフィ)

「じだんだ・・・(にやっ)」


 クリノ

「ひゃっ!?(びくびく!!)」 ← あきらかに挙動不審(爆)


 アリス(フォスフィ)

「ふっふっふっ・・・(微笑)」 ← もの凄く楽しそう♪


 スフェーン(仔犬型)

『って、アリス・・・あなたいい加減に!!(大汗)』(一国の王様からかうんじゃないの!)


効果音「ずががーーーーーーーん!!」


★ 2コマ ★

数分後・・・


 アリス(フォスフィ)

「あたしたちがラリマーに来た・・・目的?」


 クリノ

「そうだ。現在のラリマーには、隣国ルチルクォーツがもうすぐ攻め込んでくるという噂が流れている。その噂自体はフェルドスパー(シーライト)からの報告でデマであると判明しているのだが、先代の王までは他国に侵略を繰り返していたルチルクォーツの悪名がラリマー国民の心に根強く残っていることもまた事実・・・。そこで、ルチルクォーツからの訪問者であるお前たちの目的を聞いておきたい(ギロリ)」


 アリス(フォスフィ)

「目的なら、こっちが聞きたいわーーーーー!!(叫び)」


 クリノ

「・・・なに?(大汗)」(どういう意味だ?)


 スフェーン(仔犬型)

『あ~、クリノさん? 彼女、ルチルクォーツを出発するときと人格がチェンジしちゃっているから(アリスは前世での人格ね)、流されるまま旅を続けているだけ・・・いや!(大汗) たしか出発するときもアリスの人格だったよねーーーーー!!(そういえば!)』


 アリス(フォスフィ)

「う~ん・・・、そうだっけ?(どきどきどき)」(言われてみれば、そうだった気も・・・)


 クリノ

「・・・・・・・(こ、こいつら~) では、共に旅をしているその方たちの目的は?(大汗)」 ← 陸たちに視線を向ける


 陸

「あ~、あんたたちは知らないだろうが、この世界は疑似惑星創造装置『プラネットメーカー』によって創られたプログラムな世界・・・。オレたちはゲームのイベントでこの世界にやってきただけだから、目的はいまだ判明していない(ストーリーを進めていくと判明することになるだろうけど)」


 クリノ

「意味わかんねぇ~ぞ(大汗)」(プログラムな世界?)


 アリス(フォスフィ)

「つまり、一つの国でお山の大将気取っているけど、世の中には不思議なことがたくさんあるってことよ♪(ふふ~ん)」


 スフェーン(仔犬型)

『全然ちがーーーーーーーう!!』(なんなのよその流れ!?)


 クリノ

「悟りを開いたような口ぶりだが、おまえの説明が一番意味ねぇ~だろーーーーーが!!(怒)」


 アリス(フォスフィ)

「クリノ・・・」 ← 真剣な眼差しでクリノを見つめる


 クリノ

「はぁはぁはぁ・・・。・・・なんだ?(ぼそっ)」


 アリス(フォスフィ)

「あんまり怒ると、血圧あがっちゃうよ~(平常心、平常心♪)」


 クリノ

「いったい、誰の所為だーーーーーーー!!(うぎゃーーーーー!!)」


効果音「ばきゅ~~~~~~~ん♪」


★ 3コマ ★

 カナリー

「あ~、このままやと本気でクリノの血管切れてしまいそうやから、代わりに進めるけど・・・(なんでうちがこんなことを) アリスたちは、暗殺されそうになったルチルクォーツ国王の報復に来たってわけじゃないんやな?(念のため確認やけど)」


 アリス(フォスフィ)

「暗殺されてもいないのに報復もなにもないでしょう・・・(汗) それに、うちの桜ちゃんがただの暗殺者なんかに殺されるわけないし~(あははっ)」


 クリノ

「・・・・・?(汗)」(桜って誰だ?)


 カナリー

「なら、このヒューマイト国を滅ぼしに来たわけでもないんやな?(汗)」


 アリス(フォスフィ)

「滅ぼすって・・・(汗) あたしはどこぞの大魔王かーーーーー!!(むきーーーーーっ!)」


 スフェーン(仔犬型)

『五千年前、人間界を滅ぼしたのはアリス(あなた)だって聞いてるけど・・・(どきどきどき)』(一つの聖界を滅ぼすんだから大魔王よりたちが悪い・・・)


 アリス(フォスフィ)

「ぬ?(大汗)」(そうなの?)


 クリノ

「とにかく、お前たちがヒューマイトの敵でないのなら問題はない。いや、むしろ好都合・・・(にやり) どうだお前たち、我がヒューマイトに協力する気はないか?」


 アリス(フォスフィ)

「めんどいからヤダ(ぷいっ)」


 クリノ

「即答かよ!?(少しは考えろよ!)」


 アリス(フォスフィ)

「・・・・・。あたしたちが一つの国に協力すれば、戦力バランスが大きく崩れてしまうことになる。基本的にあたしたち五精霊は、聖界の運命を変えるような戦いにしか参戦できないの(例えばこの聖界に大魔王軍が攻め込んできたとき・・・みたいな感じね♪)」


 クリノ

「アリスよ・・・。そういうお前は、ルチルクォーツ所属の冒険者ではないのか?(ギロリ)」


 アリス(フォスフィ)

「ルチルクォーツの冒険者は、この身体の持ち主フォスフォフィライトであり・・・あたしは違う。前世の人格であるあたしがルチルクォーツに協力することはない」


 クリノ

「では、さきほどの話で出てきた桜とやらがもし誘拐されでもしたら・・・、お前はどうする気だ?」


 アリス(フォスフィ)

「個人的にぶっ飛ばす!!(五精霊として戦わないからOK♪)」 ← まったく迷いがない(笑)


 クリノ

「それって・・・おもいっきり矛盾してないか?(大汗)」


 アリス(フォスフィ)

「ん・・・、そう?」


 スフェーン(仔犬型)

『あ、アリス・・・(しくしくしく)』(あなたって人は・・・)


★ 4コマ ★

 クリノ

「では、協力しなくてもいいから話を聞いてくれ・・・(やれやれ) ここヒューマイトより北に、ラリマー47国の一つ『ノルベルジャイト』とうい国がある」


 アリス(フォスフィ)

「ノルベルジャイト~?」


 クリノ

「ラリマーでも珍しく魔力密度の高い土地で、人間族の血を色濃く受け継いでいる者が多く住む国だ」(寿命も我らの半分以下だ)


 アリス(フォスフィ)

「人間族は、精霊族より・・・むしろ魔族に近い種族とされているから、それが関係しているんでしょうね~~~(うんうん)」


 クリノ

「我がヒューマイトとは少なからず交流もあったわけだが・・・ここ数ヶ月は音信が途絶えてしまっている。他国の内情に干渉するのもどうかと思ったが・・・ヒューマイトから調査隊をノルベルジャイトへ潜入させた。その報告によると・・・」


 スフェーン(仔犬型)

『・・・・・(ごくり)』


 クリノ

「ノルベルジャイトには、まるで魔界から湧き出てきたかのような異形の怪物(赤眼)が大量発生しており、生きている者は残りわずか・・・。さらには、異形の怪物に襲われると、その者もいずれは異形と化してしまうという・・・(ごくり)」


 サフィ

「そ、それってアレだよ! 噛まれたりしたらそいつもゾンビ化してしまう・・・バイオハザード(カプコン)!!」(最近はゾンビだけじゃないけど)


 陸

「いやいや、そんなゲームみたいな話があるはずないって~(どきどきどき)」(ゾンビは勘弁!)


 菜月

「でも、優子さんの創ったゲーム世界っていうのなら、可能性がなくもないんじゃない?(むしろアリかも・・・)」(わたしもゾンビは嫌だな~)


 スフェーン(仔犬型)

『いいや、話を聞いているとゾンビとかいうより、むしろ五千年前の人間界で発生したという・・・』


 アリス(フォスフィ)

「うん。リウムが復活するきっかけとなった魔獣化事件に似ているわね~~~」


 クリノ

「その異形がゾンビなのか魔獣なのかはわからない。そこで・・・だ(ぼそっ) お前たちにノルベルジャイトへ潜入してもらい、現状を調査してきてほしいというわけだ(ふふっ)」


 アリス(フォスフィ)

「・・・・・・・」


 クリノ

「そして、見事成功したあかつきには、我がヒューマイトに代々伝わっている時空族の遺産を進呈しようぞ!!」


 カナリー

「ちょーーーーーっ! 時空族の遺産は、ウチらにもらえるんちゃ~ったんかーーーーー!!(大汗)」


 クリノ

「お前らは、無意味に城を破壊しただけで、何も役になってないだろうが!!(怒)」


 カナリー

「そ、そんな~~~(涙)」


 アリス(フォスフィ)

「あ~、ちょっといいかな~?」


 クリノ&カナリー

「「・・・ん?」」


 アリス(フォスフィ)

「協力はしないって最初っから言ってるでしょ~。ちゃんと話聞いてたの?(この鳥頭!)」


 クリノ

「くっ・・・、成り行きで引き受けさせようと思っていたのに~~~!(ちぃ!)」 ← 作戦失敗!


効果音「ずががーーーーーーーーーーん!!」



★ コメント ★

 でも、結局はノルベルジャイトに行くんだろうけどね~♪(理由は面白そうだから♪)


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ