第228話 どちらの国でもあまり大きな動きはありません
4コマ劇場 アイオライト_587・・・・・2012/02/10
シリーズ3
タイトル「どちらの国でもあまり大きな動きはありません」
★ 1コマ ★
ルチルクォーツ、冒険者ギルド『ユークレース』のマスタールームにて・・・
七瀬 ← へっぽこマスタ~青山七瀬♪
「でもショウくん・・・(ちびっ子だけどショウくんなんだよね?) その姿を消したシリカさんって人がどこに行ったのか・・・わかっているの? ま、まさか、いつものように当てもなく旅をするんじゃないよね~~~(大汗)」
ショウ(6歳)
「いいえ、気配を消してはいるようですが・・・彼女に憑いている暗黒族の位置は把握しています。桜・・・、この聖界の地図データあるか?」
桜 (フローラ)
「は、はい。じゃあ、わたしの冒険者カードからマップデータだけをダウンロードして・・・っと(どうぞ♪)」 ← ショウにメモリーチップを渡す
ショウ
「ありがと。え~っと・・・(ぱぱっ!)」 ← 何もない空中に地図情報(王都のマップ)を表示させる
チャロアイト
「ななっ!?(どびっくり)」(これって、どうなっているの!!)
シトリン
「う~ん・・・、さすがは伝説の勇者ってことかな?(苦笑)」(理解不能の技術ですね)
ショウ
「ここが現在地(ユークレースの事務所)・・・。で~、桜が加入している招き猫勇者隊(ふざけた名前だな~)の拠点がここ・・・だよな?」
桜 (フローラ)
「そうです。そして、ここがお城の敷地内にある冒険者管理組合ですね~」
ショウ
「その三点から地図上の距離を計算して~(地図を縮小させる) シリカに憑いている暗黒族のいる場所は・・・ここだな」 ← 小さな○が点滅している
エレメーエファイト
「その場所は・・・」
チャロアイト
「はい、間違いありません(汗)」
桜 (フローラ)
「エリアD、忘却の迷宮・・・。今年のユークレース・ナンバー決定戦が行われる古代遺跡ですね~(ごくり)」(またここですか・・・)
ショウ
「ん? ナンバー決定戦・・・なんだそれ?」
★ 2コマ ★
シトリン
「冒険者ギルド『ユークレース』にはナンバーズ(周りからはユークナイトと呼ばれている)という上位メンバーが存在していて、年に一度、その順位を決める戦い・・・まぁお祭りみたいなイベントがあるのです」
桜 (フローラ)
「ルチルクォーツ国民が毎年楽しみにしている大イベントなんだよ~~~♪」 ← テレビ中継されます♪
チャロアイト
「そのイベントが・・・今年は忘却の迷宮で行われるんです」
ショウ
「・・・面白そうだな(ぼそっ) よし、オレもそのイベントに参加する♪」
チャロアイト
「えぇえええ!?(汗) いやいやいや、ナンバー決定戦はあくまでもユークレースのイベントであって・・・(メンバーでもないショウさんに参加資格は)」
シトリン
「チャロアイトさん、チャロアイトさん♪ あなたがた上級メンバーが今回のナンバー決定戦に参加する際、ユークレース以外の冒険者の協力が4人認められています。もうお決めになりましたか?」
チャロアイト
「え~っと(汗) ドラゴンファングのリーダー『アクロアイト』さんと、招き猫勇者隊のリーダー『ロードライト』さんには参加していただくことになっています(それが何か?)」
シトリン
「あと二人、あと二人♪(にこにこ)」 ← ショウたちを指差している
チャロアイト
「・・・え?(きょろ)」 ← ショウたちに視線を向ける
ショウ
「よしっ! 参加するからには優勝だ~~~♪(がんばりましょう七瀬先輩♪)」
七瀬
「えっ、えぇ!!(大汗) わたしも参加することになるのーーーーー!?(どびっくり)」
チャロアイト
「ちょっ、二人ともルチルクォーツの冒険者ライセンス持ってないですよね~!?(大汗)」
エファイト
「ふっ・・・(微笑) ナンバー決定戦に参加してくれるのは好都合・・・。これで合法的に戦える(アウインの勇者にへっぽこマスタ~、相手にとって不足はない!!)」
シトリン
「いやまいったな~~~(苦笑) 本気でナンバー1の座をチャロアイトさんに奪われるかもしれません♪(あははっ)」
チャロアイト
「だ、だから! わたしの話を聞いてーーーーー!!(うにゃーーーーーー!)」
効果音「ずががーーーーーーーーーーん!!」
★ 3コマ ★
ラリマーの一国、シデラゾート城の謁見の間にて・・・
シデラゾート王
「・・・・・・・(ふむ~)」
パイロープ
「さぁどうするんだい! 大人しくわたしたちに協力するか、エンスタタイト帝国に味方してわたしたちに滅ぼされるか・・・二つに一つだよ!!」
コンドライト
「ちょ、ドロンジョさま~~~(そんなめちゃくちゃな・・・)」
パイロープ
「やかましい!!(ドロンジョいうんじゃないよ!) ほら、さっさと決めな!!(うがーーーーーっ!)」
シデラゾート王
「ドロンジョとか申したな・・・、そなたの話はよ~くわかった」
パイロープ
「だから、ドロンジョいうなーーーーー!!(むきーーー!)」
シデラゾート王
「して、エンスタタイトの王・・・コンドライト殿よ(ぼそっ)」
コンドライト
「はい・・・」
シデラゾート王
「そなたの考えを聞かせていただこう・・・」
コンドライト
「え(汗) ぼ・・・わたしの考え――?(どきっ!)」
シデラゾート王
「そなたが王権を取り戻すため・・・我がシデラゾートが協力したとしよう。そうなったとき、自国で戦が始まることをどう考える。自国の兵が目の前で死んでゆく姿を見て、そなたは耐えられるのか?(ギロリ)」
コンドライト
「そ・・・、それは~(大汗)」
シデラゾート王
「・・・・・・・(じぃ~~~っ)」 ← コンドライトの答えを待っている
コンドライト
「え~っと、その~~~(あせあせ)」
シデラゾート王
「・・・・・・・(ふむ~) では、この話は聞かなかったことにしよう(ぼそっ)」(帝国にも報告せぬから安心しろ)
コンドライト
「え!?(汗)」
パイロープ
「ちょ、何言っているんだい!!(このじぃさんは!!)」
シデラゾート王
「コンドライト殿よ・・・。そなたの考えが固まり、まだシデラゾートの助けを必要とするのであれば・・・もう一度話を聞こう。もちろん、協力するか敵対するかは、その時の状況次第ではあるがな(にやり)」
コンドライト
「は、はい・・・(ごくり)」
シデラゾート王
「さぁ、用がすんだのであれば、さっさと立ち去るがよい」
パイロープ
「ちょっ、押すんじゃないよ! くっ、わたしたちの協力を拒んだこと・・・必ず後悔するんだからなーーーーー!!(むきーーーっ)」 ← 兵士に追い出される
効果音「ばたん!!」 ← 城門が閉じられるような音
★ 4コマ ★
シデラゾートの城下町にて・・・
コンドライト
「・・・・・・・(おろおろおろ)」
パイロープ
「・・・・・・・(いらいらいら)」
アレキサンドライト(アレク)
「ふむ~、その様子では、交渉は失敗したようだな(あははっ)」
パイロープ
「交渉もなにも、少し話を聞いて門前払いされたんだよ!(怒)」
コンドライト
「いや、あの言い方じゃ~・・・(纏まる話もこじれるというか~)」
パイロープ
「なんだい! わたしの交渉術に問題があったとでもいいたいのかい!(むきーーーーー!) それに、交渉が上手くいかなかったのは、あんたの態度がはっきりしなかったからだろ!!(怒)」
コンドライト
「うぐっ・・・(汗) で、でも、同じ国の中で争いをするなんて、そんなの悲しいことだし・・・(大汗)」
パイロープ
「あぁ~もぉ! エンスタタイトにケンカ売るから協力しろ。その前にルチルクォーツへ攻め込むから力を貸せ! これで解決するだろ~~~が!!」
コンドライト
「そ、そんな、めちゃくちゃな~~~(大汗)」
パイロープ
「めちゃくちゃでもなんでも、言ったもん勝ちなんだよ!!(こういったものは勢いが大切だ!)」
アレク
「まぁパイロープよ。そうコンドライトをいじめるな・・・(苦笑)」(毎度同じようなことを言うが・・・)
パイロープ
「ちぃ! ダイなら考えることや悩むこともなく・・・強大な敵に向かって突っ込むぞ!!(いらいら)」
コンドライト
「・・・ダイ?(誰このこと?)」
アレク
「それはそれで~、問題があるかもしれないが・・・(大汗)」(少しは考えろよ)
パイロープ
「まぁ・・・、その通りなんだけどね~~~(どきどきどき)」
効果音「ずががーーーーーーーーーーーーーーーん!!」
★ コメント ★
もちろん、ラリマー編もちゃんと続いていますよ~~~♪