第220話 最初の街でラスボスに遭遇したような感じ?
4コマ劇場 アイオライト_579・・・・・2012/01/12
シリーズ3
タイトル「最初の街でラスボスに遭遇したような感じ?」
★ 1コマ ★
夜の王都、人気の少ない裏通りにて・・
前回のあらすじ?
「王都に夜な夜な現れると噂される女性の幽霊、その装備には冒険者ギルド『ユークレース』の紋様が刻まれているという。ユークレースのナンバーズ(ユークナイト)の一人ポルーサイトは、幽霊の正体を確かめるべく、夜の王都を見回っていた。裏通りに達したとき、サイトは異様な気配に気づく。辺りには高密度の魔力が漂い、まるで神話に出てくる魔界にでも迷い込んだようである。そして、狼狽するサイトの前に現れたのは、噂にあるような幽霊ではなく・・・見知った女性の姿であった」
ポルーサイト
「けほっ、げほっ!(吐血) ちぃ・・・、予想以上に魔力濃度が高いようだ(オレでも危ねぇ・・・) おい、シリカ! どう考えても普通の様子じゃなさそうだが・・・オレが誰だかわかるか!?(ちゃきっ)」 ← 戦斧をかまえる
ジェムシリカ ← 真っ赤な瞳を見開いている
『ええ、わかっているわ・・・。あなたは、ユークレースの中でも最強メンバーの一人として登場したにもかかわらず、実のところナンバー8という微妙な立ち位置で・・・』 ← シリカはナンバー3
サイト
「び、微妙・・・(汗)」
シリカ(赤眼)
『他の原作メンバーがゲスト出演するようになってからは、めっきり出番が少なくなってしまったポルーサイトさん(にやり) あぁ~、出番が無くなったのは、もっと前からでしたね(くすっ)』
サイト
「やかましいわ!!(しまいに泣くぞ!) ・・・って、ちょっと待て(ぼそっ) おまえ――シリカじゃねぇ~な・・・(ギロリ)」
シリカ(赤眼)
『・・・・・。いいえ、わたしはジェム・・・』
サイト
「シリカはオレのことをサイトって呼ぶんだよ!!(ぶぅうううん!)」 ← 戦斧を横一閃する!
シリカ(赤眼)
『ふふっ(軽やかに避わす) それは失礼しました(ぺこり) あまりにもあなたの出番が少なかったので、うっかり呼び方を忘れておりました~(笑)』
サイト
「まだ言うかーーーーー!!(うがーーーーーーー!!)」
シリカ(赤眼)
『くすくすくす(微笑)』
効果音「ずががーーーーーーーん!!」
★ 2コマ ★
サイト
「あ~、この際だ・・・。オレの呼び方なんかはどうでもいい。おまえは、いったい何者だ!?(ギロリ)」
シリカ(赤眼)
『そうですね~。暗黒族って・・・わかりますか?』
サイト
「はぁ~?(暗黒族) なんだそれ!?」
シリカ(赤眼)
『じゃあ、説明しても意味はない・・・と(ぼそっ) え~っと、そうですね~~~(う~ん) 彼女・・・ジェムシリカの身体を間借りさせてもらっている――と言えばわかってもらえるでしょうか?』
サイト
「さっぱりだ!!(げふっ)」 ← 魔力の影響で吐血♪
シリカ(赤眼)
『あ~・・・、この人に何を説明しても無駄な気がする~(大汗) それより・・・、そろそろここから離れた方がよろしいのではないですか? あなた、魔力耐性・・・それほど高そうではありませんから(どきどどき)』
サイト
「大きなお世話だ!! シリカの身体を使って何を企んでいるのか知らないが~おまえの好き勝手にはさせ・・・げほげほげほっ!?(ぴちゃっ!)」 ← 大量の血を吐き出す
シリカ(赤眼)
『あ~ぁ、いわんこっちゃない。では、わたしがここから離れることに・・・うっ!!(大汗)』
サイト
「くっ・・・、さらに魔力が高まった!?(けほけほ!)」
シリカ(赤眼)
『いけない! シリカのストレス部分が・・・また表に出ようとしている!!(ううっ!)』 ← 苦しそうに頭を押さえる
サイト
「す、ストレス・・・だと?(げほっ!)」
シリカ(赤眼)
『そう・・・、シリカは長い間、一緒にいたい人と会えなかった。まぁ、再会してからは、そんなストレスも低減していましたが・・・』
サイト
「そんなとき、パロットのヤツが任務によって国外へ出てしまったと・・・(けほっ)」
シリカ(赤眼)
「・・・・・、・・・パロット(ぼそっ)」
サイト
「ぬ?(けほっ)」
シリカ(赤眼)
「わたしのパロットくんを奪ったのは、おまえかーーーーーーー!?(叫び)」 ← 意味不明♪
サイト
「って、なんじゃそりゃーーーーーーー!!(わぎゃーーーーー!)」
効果音「ずががーーーーーーーーーーん!!」
★ 3コマ ★
シリカ(赤眼)
「おまえの所為で・・・パロットくんがまたいなくなった(ぼそっ)」
サイト
「ちょっ! パロットが出ていったのは、オレの所為じゃないだろ!!(叫び)」
シリカ(赤眼)
「・・・出ていった(ぼそっ) パロットくんが出ていったーーーーー!!(うわぁあああああ!!)」
効果音「ずごごごごごっ!!」
サイト
「がはっ!!(吐血) や、やべぇ・・・、魔力がさらに強く・・・ん?(汗) なんだ、シリカの胸元から、粒子状の黒い魔力が溢れ出している!?(どびっくり)」 ← 説明口調(笑)
シリカ(赤眼)
「うぉおおおおおーーーーーーー!!(叫び)」
説明文「シリカの胸元に憑いた魔石からは、この五年間で貯め込んでいた魔力が一気に放出される。粒子状の魔力は、互いに引き寄せられ複数の黒い固まりとなり、シリカの身体を覆うようにへばり憑く。魔力に覆い尽くされたシリカの身体は既に原形もなく、獣のような・・・異形の怪物の姿となった」
サイト
「なに・・・が(大汗) いったいシリカの身体に何が起こったんだーーーーーーー!?(叫び)」
魔獣シリカ
『がぁ・・・ぎゃぁあああああああああああああああ!!』
サイト
「うっ・・・!(凄まじいプレッシャーだ!) どうやら、漂っていた魔力は全てアレに吸収されたようだが・・・うっ!?」
魔獣シリカ
『ががっ!!(どががっ!)』 ← 素早い動きでサイトに襲いかかり、戦斧越しに腹部へ一撃を喰らわせる
サイト
「がはっ!?」 ← 鎧が粉々に砕け、胸元に致命傷を受ける
魔獣シリカ
『がぁ・・・(がしっ)』 ← 力なく倒れようとしていたサイトの頭を鷲掴みにする
サイト
「う、うううっ・・・(や、やべぇ・・・)」
魔獣シリカ
『がぁあああああ!!(ギラリ)』 ← サイトを掲げ、もう一つの手で胸元を貫こうと身構える
効果音「ぶぅうううん!」 ← 空気を引き裂くような音
★ 4コマ ★
サイト
「・・・・・・・」
魔獣シリカ
『・・・・・、がぎゃぁあああああ!!(ぶんぶんぶん!)』 ← サイトを振り回して放り投げる
サイト
「うぐっ!(がはっ) な、何が・・・(どうなったんだ!?)」 ← 石畳に叩きつけられるが辛うじてまだ生きている
魔獣シリカ
『がぁあああああ!!(怒)』 ← 憎々しそうに建物の屋根を見上げる
突然の登場♪
???
「天が呼ぶ、地が呼ぶ、人が呼ぶ。悪を倒せとわたしを呼ぶ・・・」
サイト
「す、ストロンガー!?(どびっくり)」 ← 意味不明!(爆)
??????
「はいはい、リウムさん。そんな前口上はよろしいですから、さっさと片付けてください・・・(やれやれ)」
リウム
「えぇ~、ヒーローモノは登場シーンが重要なんだよ~~~(わかってないな~もぉ)」
??????
「誰がヒーローですか誰が(やれやれ) あ、そこの冒険者さん、大丈夫ですか?(にっこり)」
サイト
「あ、あんたは・・・この国の王政を取り仕切っている光竜族――アクアマリン(ごくり)」
アクアマリン
「大変申し訳ありませんが・・・これはあなたがた一般の冒険者に手が終える案件ではありません。彼女のことはボクたちに任せていただくことになります」
サイト
「いったい何をいって・・・(げほっ)」
アクア
「リウムさん! 王都の中で戦えば被害が出ます。外界で決着をつけてください!!(叫び)」
リウム
「了解! とぅ!!」 ← 屋根から飛び降りる
サイト
「えぇえええ!?(どびっくり)」
リウム
「がぁあああああ!!(ギラリ)」
説明文「額にある暗黒石から肉片が溢れ出しリウムの身体を覆い尽くす。巨大な肉の固まりは徐々に形を変え、オオカミのような四つ足の魔獣となって地面に降り立った」
サイト
「って、ヒーローとかじゃなく、どっちかっていうと怪獣大決戦じゃねぇえええかーーーーー!!(うにゃーーーーー!)」
アクア
「あ、それ的確な例えです♪(うんうん)」
魔獣リウム
『あぉ~~~~~ん♪』 ← 怪獣ごっこ♪
効果音「ばきゅ~~~~~~~~~~ん♪」
★ コメント ★
魔獣化事件といえばリウムが登場しないとね~~~♪