第201話 悪ぶっていますが・・・いい人です
4コマ劇場 アイオライト_560・・・・・2011/09/27
シリーズ3
タイトル「悪ぶっていますが・・・いい人です」
★ 1コマ ★
ラリマーの北西に位置するシデラゾート国の奥地にて・・・
説明文「狩りした魔物(デカイだけで野生動物です)の肉を焚き火であぶっている」
パイロープ
「どうだい? 自分で狩った魔物の肉は美味いだろ~~~♪(はむっ)」 ← 骨付き肉に噛り付く
コンドライト
「うぐっ・・・(汗) 肉が苦手とかじゃなく・・・こんな重たい朝食、食べられないよ~~~(涙)」
アレキサンドライト(アレク)
「まぁ、そういうな・・・(苦笑)」(食べておかないと、一日の活力が出ないぞ~)
パイロープ
「そういうことだ。ということで~、コンドライトのノルマは、これだけな~~~♪(ひょいっ)」 ← お皿に山盛りの骨付き肉を差し出す
コンドライト
「そ、そんな~~~(しくしくしく)」(イジワル~~~)
パイロープ
「で~、おたくら、どうしてエンスタタイト・・・とかいう国から逃げているんだい? コンドライトは――その国の王様なんだろ~?」
アレク
「ふむ・・・、王位を継いだコンドライトは、いささか若すぎるのでな・・・。すでに予想しているとは思うが~お家騒動――権力争いで命を狙われておる」(複雑な理由じゃなくてすまんな~)
コンドライト
「・・・・・・・」
パイロープ
「ちっ、それで国から逃げ出したのかい。情けないヤツだね~~~!(けっ!)」
コンドライト
「えぇーーーーー! 批判される流れなのーーーーーーー!?(大泣き)」(哀れみとか一切無しですか!!)
効果音「ずががーーーーーーーーーーん!!」
★ 2コマ ★
パイロープ
「だいたい、権力争いで逃げ出すってどうなんだい? そんな情けないヤツに国民が着いて来るとは思えないね~(やれやれ)」
コンドライト
「・・・・・(むかっ) じゃあ、大人しく暗殺されていれば良かったの?(じぃ~っ)」 ← ジト目で睨む
パイロープ
「あははっ♪ 暗殺されるだなんて、そいつの注意力が足りないだけ・・・。そうなったら、迷わず成仏(昇天)することだね~♪」
コンドライト
「そんなの滅茶苦茶だよ~、ドロンジョさま~~~(しくしくしく)」(いったいボクはどうすれば・・・)
パイロープ
「だから、ドロンジョいうな!!(うがーーーーー!)」(このやりとりは『へっぽこ』だけでいいんだよ!)
アレク
「まぁ、そういじめるな・・・。こう見えてもコンドライトはまだ10歳だ。王として未熟であっても仕方あるまい・・・」
パイロープ
「ダイとかは、5~6歳で四聖界を救っていたぞ(ぼそっ)」(年齢は関係ないんじゃないかい?)
アレク
「そのダイというのが何者かは知らんが・・・たしかにショウやアリスが第一聖界を支配していた魔王ブライを倒したのも5~6歳のころだったな~(そういえば・・・)」
パイロープ
「へぇ~、アレク・・・あんた、アウインの勇者のことを知っているのかい?(にやり)」 ← アレクの正体にまだ気づいていない♪
アレク
「ふむ。古い友人だ・・・」 ← 懐かしむように目を細める
パイロープ
「へぇ~、そうなのかい♪ じつは、あたしたちも、ちょっとした縁があるんだよ(ふふっ)」
アレク
「ほぉ~、それは奇遇だな~(あっはっはっ♪)」
コンドライト
「・・・・・(どきどきどき)」(5~6歳で魔王討伐?)
★ 3コマ ★
パイロープ
「で・・・、コンドライト」
コンドライト
「・・・え?(びくっ)」
パイロープ
「あんたはこれからどうするつもりなんだい?」
コンドライト
「どうする・・・つもりって~(汗)」
パイロープ
「国に戻って王位を取り戻すのか、このまま追っ手から逃げるだけなのか・・・。どこかの国に亡命するってのもアリだね~」
コンドライト
「そんなの・・・わかんないよ(ぼそっ)」
パイロープ
「わかんないじゃない・・・。あんたは、王様なんだろ? これからどうするかは――どうしたいかはアレクが決めることじゃない・・・。あんたが決めな(ギロリ)」
コンドライト
「うるさいうるさいうるさい!(うぉーーー!) ボクだって、好きこのんで王様になったわけじゃないんだーーー!!(怒)」
アレク
「・・・・・・・」
コンドライト
「はぁはぁはぁ・・・(汗)」
パイロープ
「うむ~、想像以上に幼いようだね~(大汗)」(逆ギレされちまったよ)
コンドライト
「幼っ!?(ガーーーン!)」
★ 4コマ ★
アレク
「ドロンジョよ、あまりコンドライトを追い詰めるな・・・(汗)」
パイロープ
「あんたもドロンジョいうかい!(怒) あ~(汗) いいかい、コンドライト・・・。問題を先送りするのも、一つの手だとは思う。が・・・問題の内容によっては、直ぐに決断しなければ手遅れになってしまう場合もあるんだよ(じぃ~っ)」 ← コンドライトを見つめる
コンドライト
「・・・・・・・」 ← 視線を逸らせる
パイロープ
「まぁ~、色々考えて悩むのもいいことだね~。ただし、王であるというのなら、どんなに選択するのが難しい内容でも――即決する必要がある・・・こともある。何を重点において決断するか・・・普段から心構えをしておくのも一つの手だね~♪」
コンドライト
「う、う~っ・・・(汗)」
パイロープ
「とはいえ・・・、あたしたち大人でも難しいことをこんなちびっ子に強要するのも酷かもしれない・・・。ん!(そうだ♪) お~いグロッシュラー、ちょっとこっちに来な~~~!!(叫び)」
グロッシュラー ← ツァボライトと一緒に見張りをしていた
「ドロンジョさま、お呼びですか~?」
パイロープ
「はぁ~・・・(否定するのも疲れたよ~) グロッシュラー。しばらくこのコンドライトの面倒を見てあげな~♪」
コンドライト
「・・・え?(汗)」
グロッシュラー
「ふむ~、なんだかわかりませんが・・・了解いたしました♪」
コンドライト
「ちょ、ちょっと!?(大汗)」(別に面倒みてもらわなくても・・・)
パイロープ
「こう見えても、グロッシュラーは頼りになるんだよ。コンドライトが見習うこともたくさんあるだろうね~♪」
グロッシュラー
「いやはや、照れますね~~~♪(にた~っ) こほん! では、コンドライト・・・。ボクちんから言えることはただ一つ!!」
コンドライト
「ひ、一つだけなの!?(びっくり)」
グロッシュラー
「・・・・・。ドロンジョさまには絶対服従・・・(ぼそっ)」
コンドライト
「・・・・・・・(汗)」
アレク
「・・・・・・・・・・(大汗)」
パイロープ
「・・・・・・・・・・・・・・・。って、何を口走っているんだいあんたはーーーーー!!(どびっくり)」
グロッシュラー
「下手に口答えすると、トラピッチェさま(ドクロベーみたいなヤツ)より恐ろしいお仕置きが待っていますからね~~~。この前なんか、上空一万メートルから紐無しバンジーをやらされそうになりましたから・・・(がたがたぶるぶる)」
アレク
「そ、それは・・・酷いな(どきどきどき)」
パイロープ
「ちょーーーっ!(大汗)」(あれは単なる冗談!)
グロッシュラー
「コンドライト、気をつけなさい(ごくり) 世の中には・・・絶対に逆らってはいけない存在もいるんですよ(ぼそっ)」
コンドライト
「わ、わかりましたーーーーー!!(びしっ)」 ← 背筋を伸ばして直立不動(笑)
アレク
「・・・なるほど(汗) 流れをそうもってくるか~~~(大汗)」
パイロープ
「別にそんなつもりじゃ!(汗) こ、コンドライト・・・あたしが言いたかったことは~(大汗)」
コンドライト
「ななな、なんなりとお申し付けください。ドロンジョさま!!(涙)」(びくっ!)
パイロープ
「ドロンジョいうなーーーーーーー!(わぎゃーーーーー!!)」
効果音「ずががーーーーーーーーーーん!!」
★ コメント ★
結局、何も決断していないような・・・(笑)