第1話 戦士でレベル1
『ラズベリル☆ショート劇場』にアップされていた作品ですが、間に『月長石渓谷の鬼』や『鬼神伝』シリーズが入っていて読みづらいため、新たにタイトルを付けて分けることにしました。そのため、第1話から第25話までは再掲載となります。
4コマ劇場 アイオライト_308・・・・・2010/01/12
シリーズ3
タイトル「戦士でレベル1」
★ 1コマ ★
説明文「え~、舞台設定を考えるのが面倒なので」
「仮に精霊界第四聖界クリスタルにあるルチルクォーツ王国とします・・・」
ルチルクォーツ城にて・・・
受付
「許可できません(きっぱり)」
スファレライト ← 15~16歳?
「ちょっ!」
「どーしてダメなんですか!」
「ちゃんと試験にも合格して、冒険者になったんですよ!」
「王都の外に出てもいいはずでしょーーー!!」
受付
「確かに今期の冒険者検定には合格しているようですね」 ← 書類をチェック
「しかし、それだけでは国を出る許可は出すことができません」
スファレ
「だから、どうしてダメなんですか!」
受付
「戦士レベル1・・・(ぼそっ)」
スファレ
「はうっ!!」 ← 図星♪
受付
「しかも、たった一人で王都を出ようとするなんて・・・」
「死ぬのがわかっているのに許可を出すわけにはいきません」
「あなたは、外の世界を甘く見過ぎています」
スファレ
「で、でも、レベルを上げるにしたって外に出ないことには・・・(汗)」
受付
「王都の中でも経験を積むことは可能です」
「まずは依頼をこなしてレベルを上げてください」
「外で単独行動をするつもりなら、最低でもレベル20はないと・・・」
スファレ
「レベル20なんて・・・何十年かかると!(大汗)」
受付
「それが嫌なら、レベルの高い仲間を見つけることですね・・・」
スファレ
「な、仲間・・・(どきどきどき)」
★ 2コマ ★
ルチルクォーツ王都にて・・・
スファレ
「ちっ・・・(むかっ)」 ← てくてく歩いている
「冒険者になりたてのレベル1の戦士なんて」
「どこのパーティが入れてくれるっていうのよ~(はぁ~)」
「あ~あ、やっぱり王都内で依頼をこなして」
「地道にレベルを上げるしかないのかな~~~?(しくしくしく)」
少年 ← 17~18歳?
「・・・・・・・」 ← 腕を組んで建物の壁にもたれかかっている
スファレ
「はっ!?」
「あのフードの男は・・・気配からして間違いなく冒険者!!」
「しかも、暗そうな雰囲気からしてソロ冒険者!」 ← 偏見です♪(笑)
「見たところ戦士系みたいだし・・・」
「こいつは放っておく手はないかな~」
「ちょいっと、そこのお兄さ~~~ん♪」
少年
「・・・・・・・(ぬ?)」
スファレ
「あなた・・・冒険者だよね~」
「装備からして戦士系~?」 ← 腰に剣を下げている
「じつは、わたしも・・・」
少年
「いや・・・」
「・・・戦士系じゃなく回復系だ(ぼそっ)」
スファレ
「・・・・・・・(大汗)」
「回復系って、ヒーラー!?(なにーーーーー!!)」
効果音「ずががーーーーーーーん!!」
★ 3コマ ★
スファレ
「ちょっ、何の冗談!?」
「あんたのどこが聖職者!」
少年
「そっちから喋りかけてきたくせに・・・」
「非道い言われようだな~(大汗)」
スファレ
「で~、ヒーラーっていうなら・・・何信仰?」
少年
「・・・・・・・」
「ファリス・・・さま?(照れ)」
スファレ
「・・・・・ぷっ(笑)」
「あはははっ♪(大爆笑)」
「どの顔さげて精霊神信仰~~~?(あははっ)」
「戦士系じゃなかったら、あきらかに魔神信仰じゃない♪♪」 ← 見た目♪
少年
「・・・・・・・(はぁ~)」
「どうでもいいから、あっちに行ってくれないか~?」
「はっきりいって、うざい・・・(ぼそっ)」
スファレ
「うざ・・・(汗)」
「こんな可愛い娘に声かけてもらって」
「何がうざいかーーーーーーー!!(うにゃ~~~~~!!)」
少年
「やれやれ・・・」
「変なのに絡まれた(大汗)」
スファレ
「なにをーーーーー!(むきーーーーー!)」
★ 4コマ ★
スファレ
「だいたい、ヒーラーってどうなのよ?」
「冒険者っていったら攻撃重視の戦士系が基本でしょ!」
「今からでも遅くないから、戦士系に転職したらどう?」
少年
「戦士系~?」
「わかっていないな~~~(苦笑)」
「冒険者の基本はやはり回復系・・・」
「戦士はいなくてもパーティには必ずヒーラーが必要だ」
「アイテム所持にも限度があるだろう・・・(金もかかるし)」
スファレ
「ヒーラーだって精神力が無くなったら回復できないじゃない!」
「それに、成長も遅いし体力も無いから即行で殺されるのがオチでしょ?」
少年
「それは、ヒーラーに限らず冒険者としての才能が無いだけだ」
「その程度なら、冒険者なんてやめたほうがいい・・・」
スファレ
「へぇ~、言うじゃない♪」
「そういうヒーラーさんはさぞかしすごい冒険者さんなんでしょうね~」
「あなた、レベル・・・いくつぐらいなの~?」
少年
「うぐっ(汗)」
「レベルは・・・まだ1(ぼそっ)」 ← 今期の検定合格者?
スファレ
「・・・・・・・」
「見かけ倒し?(大汗)」
少年
「ほっとけーーーーーーー!!(叫び)」
効果音「ずがががーーーーーーーーーーん!!」
★ コメント ★
新作小説の準備4コマです♪