地球を守るヒーローたち
3月某日……
この日東京に、突如、一人の異星人が現れた。
彼はバトル星という星から、この地球を侵略しようとやってきたのだ。
名はビーストマン……身長20メートル、体重68トン……
「この星は今日から俺のものだ!」
人々は恐怖で街はパニック状態……
だが、この星には、宇宙の平和を守るため、ヒーロー星からやってきたウルデカマンがいる。
普段は神谷正義という名で、コンビニでバイトをしているヒーローだ!
「トワッチ!」
と、掛け声で、ウルデカマンに変身した。変身後は、身長17メートル、体重50トンになる。
彼は、ビーストマンを倒しに、戦場へ向かって飛んでいった。
「おお〜、見ろ!ウルデカマンが来てくれた!」
そして、着地をしたが……
着地をしたと同時に、なんと、そこにいた街の人々を踏み殺してしまったのだ!
「しまった〜!着地失敗や〜」
「何がウルデカマンだ!このワルデカマンが!」
「あそこに、主人と子供がいたのよ〜!主人と子供を返して!」
ウルデカマンは悔し涙を流し、そのまま飛び去っていった……
このままでは地球が危ない!
だが、耳を澄ますと……
ブオーーーン!!
という爆音が……
このバイク音は、彼だ!
地球の平和を守るため、自ら改造人間となったライダー仮面だ!
だが、
ウーーー!
というサイレンの音が……
「そこの自動二輪車、スピード違反です!左に寄せて止めなさい!」
なんと、ライダー仮面はスピード違反で白バイに捕まってしまった。
だが、この地球には最強の5人の戦士がいる。
「レッドレンジャー!」
おや?何かおかしい……
「5人揃っていないゴレンマン!」
なんと来たのは、レッドだけ他の4人はどうしたのだ?
どうやら、ピンクは今産休、ブルーはクローン病という難病を抱えており、最近、調子が悪く入院中、グリーンは給料が安いという事で、ゴレンマンコーポレーションを退社、イエローは、サラ金から逃げ、消息不明……
このため、レッドしかこられなかったようだ。
だが、ビーストマンは20メートルもある。
レッドはビーストマンの息だけで、どこかへ飛ばされてしまった……
「なんて弱いやつらだ!」
ビーストマンは地球侵略をやめようかと考えはじめた……
それから2年後……
また、この地球を侵略しようと、タチワル星からガラワールという宇宙人が現れた!
だが、この星には最強のヒーローがいる!
その名は、ビーストマン!
これからは、ビーストマンがこの地球を守ってくれるであろう……