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明日へ
作:星 明莉



おまけ



―2週間後・夜

蘭の携帯が鳴った。
「もしもし?」
『よぉ…蘭。オレだ』
その声は優しくて、思わず頼りたくなってしまう大好きな声。
そしてずっとずっと耳にしていなかった…。
「し…んい…ち…新一!」
『わりぃな、ずっと連絡出来なくて』
「バ、バカ!バカ!!新一…私がどんなに大変だったか…っ」
蘭の瞳からは涙が溢れ出す。
声が震えないよう、必死で話した。
『…知ってるよ』
「え…っ?」
その新一の声は、まるで蘭の事情を、気持ちを、全て見透かしたような、暖かくて迫力のある一言だった。
「新一…?」
『…あの眼鏡のボウズに聞いたんだ!ホント悪かった…支えてやれなくて』
(なんだ…コナン君に聞いたのか…)
蘭は少し残念そうに納得する。
「ううん…新一も事件で大変だったんでしょう?」
『ああ…まぁな』
少し開いたドアの外では、変声器を使って電話をしているコナンの姿があった。
『3回目の手術、成功したんだってな。よかった…』
「うん…うん…ありがと…」
蘭は涙を拭って思い出したように言う。
「あ…そうだ、新一。私、怪我をしてる間に新一の変な夢見たよ!」
『オレの変な夢?』
コナンはハァ?といった顔で蘭を見た。
「そう!新一がね…拳銃自殺するのよ!何にもない霧の曇った場所で!」
蘭は先程とは見違えるほど楽しそうに話した。
『お…おいおい』
「危ない事件に首突っ込んでると、正夢になるわよ〜♪」
(ハハ…まぁほどほどにしとくよ…)
ドアの外でコナンは苦笑した。




‐本当にEND‐


(後書きトーク・ω・)ノNo.08

やっと終わりました!!
長いようで長く…うん、長かった。
感想やメッセージを送って下さった方、毎回読んで下さった方、本当に有難うございました!
あたし自身、他の方の小説にちっとも足跡を残していかないので…申し訳ない限りです。
特にユーリさん、いつもいつも大感謝です♪
ではまた次回作で会いましょう!
星でした。






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