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村人転生~最強のスローライフ 作者:タカハシあん
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なんとか書けた。さて、どんな珍妙さんにしようか悩みます。まあ、ありきたりなものにしかしませんけどね。
 そんな訳で〇ンダムタイム。

 はぁ、なに言ってんのとの突っ込みはノーサンキュー。

 この怒れる感情を静めねーと世界を滅ぼしかねねぇからな、まあ、クールタイムってことだ。

「あんちゃん、夕食だよ」

 いつもの暖炉前の席でコーヒー(モドキ)を飲んでいると、不安そうなサプルが肉まんを持ってきくれた。

「ありがとな」

 あんま食いたくねーが、サプルの心遣い。食わねば兄が廃るってもんだ。

「そー言やぁ、ねーちゃんたちは帰ってきたのか?」

 冒険者に規則正しい生活を求める方が間違っている。食事の用意以外はねーちゃんたちに任せてある。離れにだいたい必要なものは揃ってるしな。

「ううん、まだだよ」

「そっか。ならしゃーねーな」

 いるんなら頼りてーとこだが、いねーのなら諦めるしかねぇな。まあ、心の支え的な存在でいて欲しかっただけだしな。

「ベー。トータは大丈夫なのかい?」

 不安そうな顔はしているが、取り乱したりはしないオカン。さすが冒険者の嫁だっただけはある。

 それに比べてオレはダメだな。大丈夫だとわかっていながら心が騒いで落ち着いてらんねーよ。

 だが、オレがドンと構えてなけりゃオカンやサプルが心配する。この家はオレがオトンから託された大切な場所だ。毅然と顔あげて前を向けだ。

「全然問題ねーよ。やろうと思えば直ぐに助け出せるし、話しはできるしな。これはトータへの教訓と訓練だ。一人前になるためにな」

 いや、それは自分へのセリフだな。

 万全と言いながらトータを拐われ、こんなにも動揺している。まったくもって情けねーぜ。しっかりしろや、オレ!

「心配すんなってのは無理な話だが、なんの問題はねーよ。つうかオレがさせねー」

 結界が繋がっている限りトータに手は出させねぇし、したら最後、その一帯百年は草も生えねーようにしてやんよ。

「まあ、今日は休みな。明日、トータを迎えに行くからよ」

 まだ夜の八時くらいだが、なにかをする気にもなれんだろうし、寝るのが一番だ。

 オカンもサプルも不満ありそうだったが、それを口にすることはなく、片付けをして寝室に下がった。

 オレはその場に止まり、コーヒー(モドキ)を飲みながら心を静めていた。

 四杯目を飲み干した頃、戸を叩く音が響いた。

 直ぐに応えることはせず、深呼吸を三回して気持ちを切り替えた。

「……開いてるよ。入ってきな」

「では、お邪魔させて頂きます」

 外からなんともイケメンなイイボイスが返ってきた。

 ……さて。今度はどんな珍妙が出てくるやら……。

 戸が開かれ、声の主が入ってきた。

 ガシャン!

 知らず手にしていたカップを落としてしまった。

「初めまして。わたし、バンベルと申します」

 すみません。ちょっと叫びます。

「───ふざけんなっっ!」

 あんまりだろう、いくらなんでもよっ!
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