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村人転生~最強のスローライフ 作者:タカハシあん
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505/988

505 ギルド長

眠くて中途半端で投稿です。いつもだろうの突っ込みは甘んじて受けよう!
おやすみなさい。
 昼食後、お茶を飲みながらおしゃべりしてたら午後の鐘がなった。

 誰が鐘(時間)の管理してんだろう?

 とか頭の隅で思ったが、オレの時間とは流れが違うからどうでもイイやと、直ぐに頭から消し去った。

「フェリエ様、カラエル様、指名依頼が入っております。カウンターまでお越しください」

 そんな声が上がった。

「呼び出しされるんだ」

 さすが都会の冒険者ギルド。進んでるぅ~。ってまあ、なにが進んでるかはオレにもわからんが、村のアットホームな感じとは全然違うんだな。

「じゃあ、行ってくるわ」

 そう言ってフェリエやカラエルたちがカウンターへと向かった。

 どのくらい時間がかかるかわからんが、待つことにそれほど忌避はなく、今生は何時間でも待てる。コーヒーがあるなら何日でも待てる自信があるね。

 ん~マン〇――

「――兄貴!」

 心地好い一時に浸ろうかと思ったら、カラエルの叫びで強制終了させられた。なんだい、いったい?

「カリガさんが呼んでるぜ」

「カリガさん? って、誰だよ」

 まあ、知ってる人だったらゴメンナサイだが。

「あ、受け付けの人だよ。あの髪の長い女の人」

 カラエルの指差す方向に、二十代前半と思わしき人族のねーちゃんがいた。

 客観的に見て、美人の分類に余裕で入りそうだが、どうもその自分の魅力を知り尽くし、利用している雰囲気が見て取れて眉をしかめた。

 まあ、それがワリーとは言わねーが、なるべくなら近寄りたくねー存在だな。

 とは言え、こちらの不備があったかもしんねー。用があんならそっちが来いとも言えんだろう。

「なんか不備でもあったかい?」

「いえ。ボブラ村のビベルファクフィニー様ですね」

「正しくはヴィベルファクフィニーだが、言い辛いならベーでイイよ」

 やっぱ、オレの名は難しいようでこの受け付け孃には言えんよーだ。

「し、失礼いたしました。では、ベー様。申し訳ありませんが、ギルド長がお話しがあるとのことです。二階にお越しくださいませ」

「オレには話はねーから却下だ」

「はぁ?」

 ハトが豆鉄砲くらった顔をする受け付け嬢に構わず酒場へと戻った。

 席へと戻り、今度こそん~マン〇――

「――ベー様!」

 と、今度は受け付け嬢に強制終了させられた。なんだよ、まったく!

「うるせーな。公共の場では静かにするもんだと習わねーのか、バリアルの冒険者ギルドの受け付け嬢はよ」

 依頼館(?)の職員は優秀だったのに、本館の職員は教育が行き届いてねーな。

「ベー様、困ります。ギルド長のお呼びですよ」

 その言い方に思わず「はぁ?」と眉を寄せてしまった。

「冒険者ギルドを利用させてもらってるが、オレは冒険者じゃねー。ギルド長に応える義務もなけりゃあ義理もねー。用があんならそっちから来やがれ」

 ったく。何様だ? 呼んだから来ると思ってんじゃねーぞ。

「ベー様。ここはわたしに免じて来ていただけませんか?」

 なにやらオレの手を両手でつかみ、その色香を撒き散らしながらニッコリ笑う受け付け嬢に、オレは冷笑を返した。

「ねーちゃん。本当にイイ女ってのは、そんな安い色香なんて散らかせねーし、相手を尊重するもんだ。ましてやガキ相手に、そんなクソったれなことして絶対にしねー。もうちょっと相手を見抜けるようになるんだな」

 姉御のようになれとは、無茶ぶりもイイとこだが、せめて姉御の半分くらいの有能さは見せて欲しいもんだぜ。

 余裕をなくした受け付け嬢に構わずマンダ〇タイム。あーコーヒーうめー!

「……なにを考えてるの……?」

 付き合いが長いせいか、ブラックべーが降臨してきたのを感じたフェリエがジト目を向けてきた。

「ふふ。そう言う裏が読めるようになったのは嬉しいが、そこから先はまだまだだな」

 まあ、フェリエにわかれと言う方が酷か。いろいろ秘密にしてるもんな。

「またそうやってはぐらかす」

「真実を見たいなら人を知れ。裏の裏を考えろ。海千山千こけおどし。嘘八百虚偽無双。酸いも甘いも噛み分けるってな、己の希望を叶えたいなら誠心誠意すら武器にしろ。相手より狡猾に、残忍に、容赦なく、相手の弱みを踏みにじれ。敵はそうしてくるぞ」

 綺麗事が通じるなんて希だ。だいたいが理不尽で、強い者が、覇者となる。

 ……まあ、だからこそ躊躇しなくてイイんだかよ……。

 しばらくして、オレらのとこらに白髪頭の、小さいじーさんが現れた。

「相席、イイかのぅ?」

「他の席をあたりな。こっちは満杯なんでな」

 事実、四人用のテーブルと六人用のテーブルには座れるスペースはねー。じーさんを迎える隙間はねーんだよ。

「それは手厳しいのぉ。じゃが、ものは考えてから言いなされ」

「じーさんこそ考えてからしゃべれよ。下手な脅しはそちらの不都合にしかならねーぜ。まあ、もう減点二十。信頼度も急降下してるがな」

 オレの中ではもはやこのじーさんは敵だ。敵に譲歩はしねーぜ、オレはよ。

「……ほっほ。こりゃ礼儀に欠けたことには詫びるよ」

「詫びなんっていういらねょう。話すこともねーしな」

 そうにべもなく突き放した。

「こりゃ厄介じゃわい。なら、どうしたら聞いてくれるかのぉ?」

「そんなもん、そっちで考えな。オレが考えることじゃねー」

 それはそちらの不手際。こっちの不手際じゃねーよ。
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