挿絵表示切替ボタン
▼配色







▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる
村人転生~最強のスローライフ 作者:タカハシあん
しおりの位置情報を変更しました
エラーが発生しました

ブックマークしました。

設定

更新通知 0/400

設定を保存しました
エラーが発生しました

カテゴリ

ブックマークへ

以下のブックマークを解除します。
よろしければ[解除]を押してください。

ブックマークを解除しました。

456/988

456 また今日が始まる

そして、また最終回っぽいものを目指して書いて行こう。
「……知らない天井だ……」

「いや、昨日も一昨日も見てるじゃない」

 即座に突っ込む腐れメルヘン。これだからリアルメルヘンはロマンがねーぜ。

「……チッ」

「なぜに舌打ちっ!?」

 ロマンを知らねーメルヘンなど無視だも~ん。

 新しいベッドの上でゴロンと横になる。

「……あれからもう二十年か……」

 月日が流れることのなんと早いこと。人の営みは……光陰矢のごとし? まあ、そんな感じのもんだ。

「二十年って、ベー、確か十一才じゃなかったっけ。いつから数えて二十年なのよ?」

 だからオレのあれからゴッコに入ってくんなや、リアルメルヘン。こっちくんな!

「まだ起きれないの?」

 部屋の中を浮遊するメルヘンが、二日酔いで苦しむオレの頭に下りて……つーか、ライ〇ーキックでもするかのように殺意を感じるのは気のせいと思っておこう……。

 なんであろうとプリッつあんの体重ではオレの痛覚を揺るがすことはできない。羽毛が落ちてきたくらいの衝撃でしかねーよ。

 昨日は……と言うか、なぜか結婚式が終わってからの祝賀会と言う名の飲み会が三連夜。勝手にしろと放置してたんだが、酒に酔った人外どもに無理矢理飲まされコップ一杯でダウン。気が付いたら今さっきでしたとさ。

「大丈夫?」

 プリッつあんが心配そうな……顔どころかい嗜虐的な顔でオレの鼻をグリグリしていた。

 ……知らないパンツだ……。

 なに言ってんのと突っ込みはノーサンキュー。

 今更だが、プリッつあんはオシャレさん。カイナから沢山の服をもらって毎日違うものを着ている。

 ちなみに、同じ服を着ていたらそれはお気に入りだから、たまたま着てただけ。もしだ。これは例えだが、もしプリッつあんの絵があったとして、毎回同じ服だとしても、それはお気に入りだから着てだけ。ただ、それだけなのだよ、諸君。

 ってことは横に置いといて、だ。

 考えてもみたまえ諸君。空を飛ぶメルヘンがヒラヒラのスカートをはいて飛んでんだよ。見えない訳どころか見ないようにするのも大変たわ。ちょうど目線より上を飛んでんだからさ。

 で、よくプリッつあんのパンツを目撃するのだが、今まで見た子供パンツではなく、なにやらセクシーなものをはいていた。

 どうしたん、それ?

 とか聞くと思ったか、こん畜生どもが。そもそもパンツなんぞに興味はないわ。しかもメルヘンのなんて見てなにがおもしろい。オレは――殺気! うほん。ま、まあ、なんだ。人それぞれ趣味や好みは違うってことさ。うん!

 わしっとプリッつあんをつかみ、マイハウスへと投球。ナイスインしたのを確認して起き上がった。

 パジャマ用の村人服から日常用の村人服へと着替える。

 なんか意味があるのかと、よくサプルに言われるが、実は意味があるのだ。

 それはなにかって? フフのフ。内緒だよ~ん。教えてあげなもんね~だ。

 備え付けの洗面所で顔を洗い、歯を磨く。つーか、ダルりーな、こん畜生が。

「あ、もう十時過ぎてんのかよ」

 カイナーズホームで買った壁掛け時計を見て、なんでダルいか理解した。

「そりゃこんだけ寝りゃあ、ダルくて当然か」

 昨日、何時にぶっ倒れたのが何時だかわからんが、十二時間は確実に寝てる。オレの睡眠時間は八時間がベスト。それ以上でもそれ以下でも調子悪くなんだよ。

「まあ、こんな朝もたまにはイイか」

 もうオレの人生、全てが自由時間。好きなことを好きなだけできるのだ。ってまあ、以前からですけどね。

 ゆったりまったりちょっと遅めのモーニングなコーヒーをいただくとしますかね。

「ん~デリシャスぅ~」

「堕落ね」

 マイハウスにインしてやったのに、いつの間にかテーブルに自分の席を設けて白茶を飲んでいる。日に日にしぶとくなってくな、このメルヘンっ娘は……。

 まあ、一人で飲むのも味気ねー。どんな相手であれ付き合ってくれんだから感謝しておこう。

「今日もイイ日になりそうだ」
+注意+
特に記載なき場合、掲載されている小説はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている小説の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による小説の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この小説はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この小説はケータイ対応です。ケータイかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。
小説の読了時間は毎分500文字を読むと想定した場合の時間です。目安にして下さい。
↑ページトップへ