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村人転生~最強のスローライフ 作者:タカハシあん
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224 チートなタケル

ナノマシンとかオラわがんねぇ。
 さて。だいたいの指示はこれでイイだろう。

 カラエが料理班を組織するまで今後の計画を考えるか。

 料理の方は大鍋に食材を入れて煮込めばイイだけだし、食器は単純なものなのでデンコとリムに任せれば問題ねー。他もそれなりにはやるだろうしな。

 問題は、だ。この集まった愚民どもを管理する方法だ。

 人を集めるのは前々から考えてたし、直ぐには集められないから孤児院のガキかスラムのガキかを使って徐々に、人材を確保しながら教育して管理しようと計画していたのだ。

 まあ、それを仕切る人材も重要なんだが、これは商人ギルドで……と考えていたんだが、我が出会い運に感謝だな。あとは交渉次第だ。

 さて、どうするかなと上を向いたら空になにか妙なものが飛んでるのが見えた。

 ……飛行機……?

「タケルのか、アレ?」

 横にいるタケルに尋ねる。

 なるべく王都のことは王都にいる連中で回したいからタケルには振らないで、様子を学ばせているのだ。

「え? あ、はい。王都の地図を作るために飛ばしてます。この世界の地図、まったくないに等しいですからね」

 前世の記憶があるなら地図の大切さは良くわかっているから作るのは至極当然の行為だろう。オレもこの国の地図ならある程度は作ったからな。

「……地図、か……」

 地図を作れるってことは、潜水艦の能力がスゲーってことだ。なら……。

「なあ、タケル。お前の潜水艦でここにいるヤツらの顔を記録するのって、可能か?」

「えーと、多分、可能だと思いますよ。設定では百以上のミサイルの飛行コースを計算して撃ち落としたり、大英図書館二百四個ぶんの記録容量があるってことになってましたから」

 つまりスゲーってことだな。了解した。

「なら、個人を識別する方法はあるか?」

「んーそうですね。一番ありきたりなのは冒険者ギルドで発行してると言うプレートと同じくタグに情報を焼き付けるって手ですかね」

「情報を焼き付ける?」

 なんだいそりゃ? IT用語か?

「えーと、ですね。嵐山にはナノマシン体なので情報もナノマシン化してるんです。あ、ナノマシンはおれの魔力だか生命力だかで生まれてるので使うと腹は減りますけどね」

「オレはアナログなんで難しい説明はイイや。つまり、できるってことか?」

「はい。でも、プレートの材料はどうしましょう? あの数だと嵐山に保存されているナノ素材が足りないです」

「……つまり、なにが必要なんだ?」

 よくわかんねーが、素材があればイイってことだろう?

「アルミと鉄と銅に───あ、ベーさん、土魔法を使えるんでしたっけ」

 と、首に下げていた外国の兵士がつけてるようなタグを取り出した。

「これなら認識タグとして使えますよ。ナノ情報体なので三百テラまで情報を焼き付けできますから」

 あー、うん。よくわかんねーが、金属体ならオレの仕事ってことね。お任せあれ。

 認識タグを受け取り、考えるな感じろ的な方法で理解する。

 大地に手を向け、できる。やれる。なせばなると念じて認識タグに使われている金属物を集める。

 近くにあれば直ぐに集められるんだが、大地から集めようとすると集中力と時間を使用するが、なんとか百キロ近い素材を集めることができた。

「ほんと、ベーさんってチートですよね」

 そんなタケルに突っ込みてーが、さすがに疲れて言葉も発っせねーよ。土魔法の才能があるとは言え、サプルやトータのような反則じゃねー。理を説くにも根性と努力が必要なんだよ。

 それでも日頃の努力のお陰で十五分もすれば復活できた。

「んで、これをタグサイズにすればイイのか?」

「はい。情報の焼き付けはこの端末でできますから」

 と、腕時計(パソコンみてな機能もあったんか?)を掲げて見せた。

 取り合えずタケルが持っていたタグサイズに分けて行き、合計四百数個ができた。

「カーチェ。ワリーが、タケルと一緒にあいつらの登録頼むわ。たぶん、腰抜けマフィアのモンが紛れ込んでると思うが気にすんな。そこはオレがなんとかするからよ」

 まあ、腰抜けくんっちに行ったとき、あの場所にいた者らには結界を張っておいた。例えいなかった者がいたとしてもどうせくるのは下っぱだ。腰抜けくんの手の者と接触すれば感染するようにもしてある。なんで後でも構わねーさ。

「お任せあれ。で、ベーはなにをするんで?」

 さすが赤き迅雷の作戦参謀どの。頼りになるぜ。

「オレはちょっとスカウト───総督さまを迎えに行ってくるわ」

 オレは面倒は他人に任せて美味しいところを頂く性分なんです。えっへん!
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