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村人転生~最強のスローライフ 作者:タカハシあん
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170 問題ナッシング

今日は久しぶりのドライブに。疲れたのでこのくらいしか思い付けませんでした。
 朝起きたら雨が降っていた。

「……珍しいもんだ……」

 今の時期は雨が降らないのだが、自然にそんなことを言っても無駄。しょうがねーと諦めるしかねー。

「薪はまた今度にするか」

 雨の日に仕事するほど追い込まれてる訳じゃねーしな。

 朝の仕事はいつものようにこなし、家畜は今日の放牧はなし。病気になられんのも困るからな。

 こう言う日のために草は小屋に貯めてある。今日はこれで我慢してもらおう。

 仕事を終えて家へと戻る。

 現代っ子のタケルはしょうがねーとしても、モコモコガールが寝坊助なのは意味わからん。つーか、うちに泊まって親はなんも言わんのか?

 まあ、サプルがモコモコガールを気に入った(抱き枕的な感じで)から別にイイんだが、獣人の誇り的にどうなんだろう?

 なんて思いながらもやりたいようにやらせるのがオレ。自分のケツを拭けるなら好きにしろだ。

 朝食ができる頃には、タケルもモコモコガールも起きてきて、大食い大会にでも出たかのように口の中に詰め込んでいた。

「タケル。昨日も言ったが、午後から島に行くから用意しててくれな。メシ食ったらモコモコ族に説明しておくからよ」

 両頬を膨らませてながらコクコクと頷いた。

「オカンらはサリバリんちに行くんだろう?」

「ああ。食べたら行くよ」

「わかった。オレはモコモコ族と話したら村長んとこに行ってくっからよ」

「あいよ」

 簡単なやり取りだが、大まかにわかっていれば問題ナッシング。なるようになるだ。

 朝食が終わり、各自それぞれに動き出す。

 モコモコ族の仮設住宅(?)は、土魔法で創ったが、硬化させているので土砂降りだろうが漏れたり崩れたりはしねーし、排水溝もちゃんと創ってあるのでこれも問題ナッシング。

「お邪魔するよー」

 あくまでも仮設なので住宅(?)の中は一部屋であり、プライベートなんてもんはねー。それぞれの家族が一塊になって、それぞれの場所で朝食を取っていた。

「おはようございます、ベーさま」

 モコモコダンディが立ち上がり、代表して挨拶した。

「おう。おはようさん。今日、昼食食ったらあんたらが住む島の下見に行くからよ、何人か行くヤツ決めてくれ。まあ、下見なんでたいしたものはいらねーからよ。もし、泊まって確認したいってのならあんちゃんに言って食料やら道具やらを揃えてもらいな。代金はオレが払っておくからよ」

 今更な気もしないんだが、どんぶり勘定は正しい商売じゃねーとかぬかすもんだから、これからは帳簿に残すやり方にすんだとよ。

 もっとも、やるのはあんちゃんの方だけで、オレは箱にポイだがな。うち、薪と薬師の仕事で払ってるし~、煩わしい青色申告なんてここにはないし~、関係ないぜ。

「全員ではないので?」

「さすがにいきなり島暮らしは無謀だろう。まずは島の様子を知って、それを皆に報告。そして、どんな島にするかを話し合え。あと、なにが欲しいかもな。まあ、全てを決めることはねーさ。ここと島との行き来は頻繁にやるし、オレも行くからな。その都度話し合ってけばイイさ」

 一朝一夕にできるもんじゃねーしな、気長にやってけだ。

「ドワーフのおっちゃんは、ワリーけどオレと一緒に村長とこに行ってくれっか。一応、顔合わせしておきたいからよ」

 オレが話せば村長はわかってくれんだろうが、やはり顔合わせしといた方が今後の付き合いやらがスムーズだろうし、おっちゃんらも村での行動もしやすいだろうよ。

「わかっただ。んで、いつ行くんだ?」

「少し用意したら行くよ。あと、嫁さんは保存庫好きに漁って今後必要なもんを集めてくれ。なんか欲しいものがあったら後で聞くよ」

「……え、えーと、いいんだか、好きに漁ったりして……」

「構わんよ。オレが望んで雇ったんだ、保存庫にあるもんは好きにしてイイさ。まあ、布団とか服と言ったもんは近いうちに用意すっからワリーが我慢してくれ。どうしてもってときは村の雑貨屋に行って買ってくれ。金渡しとくからよ」

 ポケットから銅貨と大銅貨が詰まった巾着袋を嫁さんに渡した。

「そんだけあれば大抵のもんは買えるはずだ。もし、足らんときはベーにツケといてくれと言ってくれ。今日、村長んとこに行った帰りに伝えておくからよ」

 行商人のおっちゃんと出会うかもしれんし、あと二週間くらいで隊商がくる。そんとき使うかもしれんからな。

「んじゃ、用意したら呼びにくっからよ」

 茫然としてるおっちゃんらに構わず仮設住宅(?)を出て集落に行く用意をする。








 
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