特産品領地経営+箱庭系ブラウザゲーム全体把握=NAISEI
タイトルで語りたいことの10割を言っているので、具体的な話に入っていこうと思う。
前の項で使った貧乏男爵領を復興させてみよう。
自城の周囲の畑は固定収入だ。
つまり、確実にそれだけの収入が入ってるという目安が立てられたる。
だが、物語においては、借金等でそれでは足りないことが多い。
その為に以下の方法をとる。
1)固定収入のUP
森を開発して畑を増やす。
畑を改良して収穫そのものを増やす。
これらは時間がかかるが後々効いていくるものだ。
とはいえ、さしせまった借金返済には間に合わない。
そこで、これが出てくる。
2)特産品開発による臨時収入のUP
周囲の自然資源を利用して付加価値をつけて売る。
領民や主人公の知識を利用した付加価値商品を売る。
固定収入ではなく臨時収入扱いなのに注意。
最終的にはこの特産品も固定収入化されるのだが、借金返済に優先的に充てられる資金として別項目扱いにしておくと、作者が混乱しなくて済む。
で、借金が晴れて無くなった時に、この特産品も固定収入化するといいだろう。
具体的な話に移れば、この貧乏男爵家、山岳地帯で近くに森が生い茂っている。
という事は、森が茂るだけの水があり、森が茂るだけの生物が森のなかに住んでいるという訳だ。
そうなれば、木材を使って炭焼きをしてもいいし、メープルシロップなんてのもなろうではよく聞く話だ。
主人公や領民に薬草学知識があるならば、薬草栽培で薬草を作ってもいいし、病院開設によって周囲から患者を受け入れるという手もありである。
森が豊かななので、鹿や猪も大きいだろうし、狩人を雇って干し肉を売るなんてのもありだ。
料理系スキルを持っているならば、その地方特産品をレシピとして料理そのものを売るなんてこともできる。
これらのネタ一つでも一話つかえるものである。
この貧乏男爵領もなろう作家にかかれば、貧乏の二文字を取るのには苦労しないのだ。