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自己満足スタート!

ファイナルファンタジーも入ってるよ!
なんとなくはっちゃけたくて書いた小説。
プロローグ





――――家


「よっと」

 やっと終わったか……。
 辺りを見回してみるが、やはりと言うか、なんというか何も変わっていない。
 フローリングの床に世界宝玉がたくさん転がっているだけ。
 俺がいま現在出てきた世界宝玉も転がっている。
 時間的には200年程度か。
 まあ、“その程度”じゃ変わるわけもないしな。

「ほう、帰ってきたか」

 不意に後ろから声がかけられる。

「はあ……、ったく。相変わらずだな、親父。いきなり後ろに転移してくるなっての」

 気だるそうに後ろを振り向き、親父をみる。
 やはり、と言うか。全く外見は変わっていない。
 銀髪に金瞳。年齢的には20くらいだろう。いわゆるイケメンって奴だな。

「それより、ちゃんと命令は実行出来たか?」

 相変わらず無視ですか、そうですね。

「ああ、てか親父のせいで大変だったぞ? 召喚獣を身に宿したままつれてこいってありえないだろ? 人目を盗んで祈り子を俺の中に入れてったんだぜ? ユウナなんて指名手配されてめちゃくちゃ俺に依存しやがった。ヤンデレユウナだったぞマジで? 結局最後まで二人しかパーティーいなかったし。過去に戻って召喚士エボンを魂ごと粉砕するってどんなストーリーだよ!?」

 せっかくのファイナルファンタジー10のストーリーがめちゃくちゃになった。それも全部親父の命令のせいだ。
 前に行ったFF8の世界でも、ストーリーぐっちゃぐちゃだったしな。

「そんなことはいい、ちゃんと“妊娠”させたか?」
「ああ、ユウナは確認して、他は時系列考えなければ300人くらいか? 親父の命令の人数には足りなかったがな。で、これで俺は自由か?」

 早くこんな親父から離れたかった。育てた恩とか言う名目で俺に“命令”を繰り返す親父。育てたとか言ってるが、実質親父と居た時間なんて500年くらいのうちの数ヶ月くらいだ。命令以外では顔すら出さない。

「ふむ、それはこちらで回収しておこう。余の跡継ぎがほしかったのでな」

 ……は?

「お、おいちょっと待て! 俺がいるだろ俺! 俺が神皇後継者第一位だぞ? なぜ今更跡継ぎなんだ!?」
「余はな……」

 そこで親父は言葉をとぎる。

「余は――娘がほしかったのだ!」
「……死ね糞親父! お前は本当に神皇か! 下級神どころか劣等種以下だろ!? てかそれはテメーが嫁に逃げられたショックでインポになったからいけねーんだろうが! ぜってー俺がお前の後継ぐからな、インポ神!」

 娘がほしいって理由で、俺がこんなわけ分からない生活させられてたのかと思うと泣けてくる。

「それはそうと、手に入れたアイテムや召喚獣はどうしたのだ?」
「ああ、ディアボロスに頼んで魔法のランプの空間に収納してもらった。一応自分の影と繋げてあるけど、だすか?」
「いや、いらん」

 だったら、なんで俺をあの世界に放り込みやがった糞親父……。

「それは余からお前への餞別だ。魂に刻みこんであるようだし、そろそろいいか」

 それは唐突だった。一瞬何が起こったかわからなかったが……。
 
「おい、親父これはどういうことだ? そもそも俺だって神だぞ? この刃物程度で俺が死……あ?」

 唐突に現れた、親父に握られた一振りの剣。その刃が俺の体を貫いている。
 だが、この体は神。剣程度で死ぬわけもない。そのはずだった。

「神殺しの剣。神を構成しているエーテルを吸収する剣ってところか? ま、安心しろ。転生はさせてやるから。お前が劣等種と言ってきた人間にな。お前はどんなに世界を回らせても、人間を劣等種としか見なかったからな。そんなお前に世界を任せられるわけなかろう? ではな、息子よ」

 くそっ、結局俺は親父にいいように使われて終わりってか? 人間だと? あんな脆い生物になってどうしろっつんだよ。
 そもそも、息子なんて思ってもない癖に言うな。500年も経って“名前”すらつけない親父がいるかよ。
 だがな……親父。

「……待ってろよ親父。俺は神として戻ってくる。いつの日か俺がアンタを殺してやるからな! いつか……いつか必ず!」

 くそっ、身体の構成が出来ないか。伊達に神殺しなんて名前じゃないな。

「楽しみに待っているぞ、“劣等種”」

 親父の見下した眼を睨みつけ、そのまま俺の存在は消え去った。
世界宝玉――神が創った世界そのもの。
祈り子――召喚獣そのもの。人間として死ぬことでなれる。現在魔法のランプの中。
魔法のランプ――G,Fディアボロスが封印されていた空間。
G.Fガーディアンフォース――召喚獣のようなものだと思ってくれればいい。ただし、祈り子ではなく顕現した存在。
親父――神の頂点の神皇。
息子――親父にとっては種馬。人をゴミ程度にしか思っていない。


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